アウェイサポに考慮した試合時間?

  • もぐら
    2007年09月17日 14:34 visibility54

この日広島ビッグアーチは9月というのに30度を超える陽気
平年ならば昼下がりに開催しても問題がなかった
大量参戦を見込めるアウェイサポが帰宅する時間を考慮した時間だったのか?

クラブの運営費にとってホームゲームで多くの観客が見込めるように
開催時間を調整するのは、プロスポーツである以上重要だと思う

この日ホームサンフレッチェが迎える相手は
リーグ随一の観客動員数を誇る浦和
広島から試合終了後さいたまに帰ってこられる時間に試合は始められた

しかし9月というのに32度のピッチは選手にとってどうだったのだろうか?
実況アナはしきりに代表組のコンデションを問題にしていたけど
国内で練習していた留守組も大変だったと思いますよ
これは浦和の公式HPでもオジェック監督が語っていました


さて小言はこれくらいにして
出だしから良い形をつくる浦和、しかし点は入らない
早めに決めないと広島のツートップにやられちゃうぞと思いかけた前半12分
好調、田中達也がゴールを決める
なんとなく広島の詰めが甘い?せっかくストヤノフを獲得したのに
森崎和をデフェンス下げているのにDF3人プラスアルファの動きがイマイチ?

そして32.5度の気温は急速に代表組の体力を奪い取っていく
闘莉王・啓太もいつものキレが見られない
坪井までウェズレイに振り切られそう
ヒヤッとするもののいなしていくのは地力の強さか?

そしてこれまでずっとほしかった波状攻撃がやっと見られる
本来の飛び込みの鋭さをみせる事ができない長谷部の飛び込みが2点目となる

そしてこの日一番胸のときめくシーンが残り時間が気になり始める前半37分に訪れる
様々なポジションを経てFWに戻ってきた永井にスイッチが入る
トップスピードに入る前にボールを要求した永井はデフェンダーと重なるようになりながらも
ゴールを決める このスピードが今年の浦和にはほとんど見られなかった
ワシントンが日本に戻った事で一層激しくなるであろうFWのポジション争い
どうしても残ってほしい男が結果を出してくれた

しかし
リーグ得点王も黙って浦和の猛攻を見ていたわけではない
何度となく都築に襲い掛かっては跳ね返されていた
残り5分にやっと一矢報いる得点を決めた

後半にはいるとどうしても暑さと転戦疲れか浦和の足が止まる
この傾向は前半、ウェズレイに決められたときには始まっていた

最後までこの状態が続くとは思わなかった
それでも浦和を上回るシュートを放つ広島は追加点を奪えない

時折?とおもう判定があったにせよ
広島の詰めはそれ以上に甘かった
かつてエメルソン頼みで得点のできなかった浦和と似ていると思った

途中永井が足を負傷?して休み明けのワシントンと交代
負傷していたワシントンはブラジルで治療、そして次女の誕生を経て帰国しました
十分なトレーニングをしているとはいえない、広島には失礼だが
試運転といったところなのか?

どうしても負傷前のパフォーマンスは見せられない
そんなうちに追加点の取れなかったFWにかわり森崎浩司に得点される

怪我明けとはいえさすがワシントン田中からのパスをうけDFをかわしてゴール
トドメをさされた広島は運もなく
都築の動きを読みウェズレイの放ったPKもゴールポストに嫌われる

必死にゴールを狙ったウェズレイだが後一歩で2点目を取れなかった
ゴールにはいたらなかったものの他を助ける動きの佐藤寿人
がんばっていた広島FWが得た得点が1
個人技で出場FWが全員得点した浦和

本当の差はFWではなくMFの差だったのかもしれない


最後に観客動員数について少し気になるデータが
東北電力ビッグスワン 40,574/42,300
広島ビッグアーチ    22,675/50,000
遥か遠くから来るアウェイサポに期待するよりもホームサポが
スタジアムにくる雰囲気(たとえ弱くても)をつくるのが
クラブ強化には必要かもしれませんね


chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。