浦和レッズvsジュビロ磐田
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ブダペスト二郎
2009年11月22日 12:38 visibility123
「プレスというものはしかるべき時にかけなければならない。あたかもウォシュレットの洗浄ノズルのように。」聖徳太子
偉人はさすがに良いことを言う。というわけで、なぜか今年は多い埼玉スタジアムへ出没。
で、ふと思い立って、ラボーラの引田天功こと、ゆめさんをお誘い。引田天功って今思いついただけで特に意味はない。
で、磐田のゲームは久しぶりに観た気がするのだけれど、最終ラインでボールをまわし、ボランチやDFの選手がうまく前を向いて、余裕をもってキックできる体勢に入ると前田やイ・グノが外側に膨らみながら裏を取る走りを繰り出す、というのが一つの攻撃パターンか。このキックの精度が高いときにビッグチャンスが生まれる印象。右サイドの西はサイドへ中央へと割と自由に動き、スペースがあくと駒野が突進する。左は村井がくねくねとキープして後ろの船谷の上がりを待ったり、FWと暖簾系、もといFWとの連携で突破を図る。ちょっと気になったのが最終ラインとボランチのボール回しでパススピードがなかったりして前に出すタイミングを作り出せない時間が多かったことか。浦和のプレスが早かったというものあるけれど。
対する浦和は病み上がり決死隊のポンテや細貝らもいたけれど、影響を感じさせず。パス回しのフォローに良いポジションを取ろうとして、アタックするのが遅くなる場面は多かったが、今期良かった頃の流れに似たリズムはあった。特にポンテとTSUTAYA、もとい達也のコンビや、プラス3人目が絡んで右サイドを突破してクロス、というシーンを何度も作ったのは良かった。ただ、ボールロストしてすぐさま裏へ出される、という場面ではないときにもイ・グノや前田にあわやというシーンを作られたのはいただけないが。
前半恐らく啓太からうまいタッチのスルーパスが左サイドの高原に出て、今期は途中でスピードを止めて切り返して時間がかかりチャンスを逸するというシーンが多かったように思うが、ここはそのままの勢いで左足クロス、これが正確にエジミウソンに合い、エジミウソンのキーパーから逃げるようなコースを狙ったヘディングが決まり、「先生」「いえ、私は先生ではありません。駅員です」もとい先制。
後半に入って攻めに迫力を増した磐田と、全体的に運動量が落ちてきた浦和。コーナーキックから恐らく那須のヘッドが炸裂し、弾いたところを前田が蹴りこんで同点。
続いて磐田右サイドからファーサイドに出されたパスを恐らく村井が受けて、グラウンダーで丁寧なラストパス、これまた前田がゴールを決めて磐田が逆転。
浦和は反撃に出るが磐田のGK八田のシュートストップもあり、なかなかゴールを奪えない時間が続いたが、途中交代で出たエスクデロが阿部とのワンツーから抜け出し左サイドボックス内からグラウンダーのクロス。これを闘莉王がスライディングしながらあわせるもポストに弾かれ、ゴールならずかと思われた刹那、エジミウソンが素早く反応して蹴りこみ、再び同点となった。
時折奪ったボールをカウンターに持ち込む磐田とパワープレイも織り交ぜる浦和。
ロスタイムも尽きようかというころ、ポンテが中央ペナルティボックスの外から、強引にミドルを放つが、磐田選手に当たり、ボールがこぼれてきたのはそのやや右サイド側にいたエジミウソンのところ、ダイレクトでファーサイド側へ一直線の軌道が描かれる。ホームのサポーターに歓喜がもたらされた。
以下個人採点
浦和
山岸6 およよ、というキックミスもあったが、前田のシュートを弾いたシーンなどは素晴らしかった。
平川6 左に移ってからはそれほど良い攻撃に絡まなかったが右サイドでは良いシーンを作った。
坪井5.5 前田もイ・グノも彼と正対しての勝負は厳しかった。ただ、裏へのケアはもっとほしいところ。
闘利王6 後半戻ってこれずに味方のMFがしょうがなくファウルで止めるという場面があるのは、それでも同点のシーンに詰めた迫力などを考えるとしょうがないか。
細貝5.5 やや判断に迷う場面もあったが、アグレッシブに戦っていた。
啓太6 相手の攻撃をつぶし、何度かは素晴らしいパスもあった。
阿部6,5 ミスもあったがシンプルにボールを動かして前に出る迫力、相手中盤へのプレッシャーなど良かった。
ポンテ6 とくに達也へのスルーパスに冴え。
高原6 ヘッドはうまく相手に止められた。怖さは足りないがチャンスには絡んだ。
達也6,5 怪我は心配だが相手DFとMFの間当たりに出没し、ボールを受けてはたき、次のプレイで裏へ、というようなシーンを多く作った。
エジミウソン8 失点シーンで付ききれなかった分、もう少し低い点でも良いかもしれないけれど、1点目のテクニカルなヘディング、2点目のこぼれ球への恐るべき反応、3点目の美しく正確なキックとどれもストライカーらしいゴール。ハットリ君。もといハットトリック。
交代選手
山田6 落ち着いたプレイで相手の攻撃を封じた。
エスクデロ6 2点目を演出。
磐田
八田5,5 素晴らしいシュートストップもあったけれど・・・。
駒野5.5 フィジカルを見せて高原とぶつかり合う。
那須5.5 ややパス回しに不満が残った。エジミウソンにやられる。
茶野5,5 読みを生かした守備も見せたけれど。
船谷5 達也、ポンテ、平川が絡んだ攻撃に苦しめられる。
成岡5.5 ボールの奪い合いという局面になると厳しいか。
山本5.5 センスのあるパスを何度も見せた。
西5 早く攻めるとき、遅く攻めるとき、またパスをどこに回してゆくのかの判断に違和感が残る。
村井6 ボールを何度も失ったが、危険なシーンに顔を出していた。
前田7 足元のうまさでキープ、うまいポジショニングでゴール。
イ・グノ5,5 決定的なシーンは作れず。チャレンジはしていたけれど、警戒されていた。
交代選手
岡田5,5 ミスもあったが、仕掛ける姿勢はあった。
鈴木秀人と松浦は略。
ゆめさんとご一緒させていただいたなかで、磐田が逆転してしばらくは、「帰りの浦和美園駅までの道程がドンペリ、もといどんよりムード・無言モード」になるのではと心配であったが、浦和が逆転して
事なきを得た。では、どんよりムードではないなか、どうだったのかというと、坊主について熱心に語り合ったのであった。念のために付け加えると、確かに熱心に語りあったけれども、ゆめさんはべつに坊主が好きではないことを記しておく。
ゆめさんはトテモ素敵な女子であった。
たい焼きくれたから。。。だけではない。
てんとう虫くんもぞっこん、という感じでなんどもゆめさんに猛烈アタックしていた。
てんとう虫くんにモテる女子。
ウマウマご飯も食べたが画像もないので省略。
では、これにてサラダでござる♪
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- 事務局に通報しました。
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