ナイジェリア五輪代表 vs 日本五輪代表
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ブダペスト二郎
2008年08月10日 20:58 visibility82
グループリーグでの敗退が決まり、次のオランダ戦はどんな姿勢で見ればよいのか、とも一瞬思ったけれど、猫背とかではないほうが良い。
というのはどうでも良いが、背水の陣で挑んだ日本はアグレッシブさを魅せたけれども、なかなかにゴールは遠かった(いつもか)。
日本はウイニングチームネバーチェンジと言われるサッカーの格言だか親父の小言だかを気にせず(というか気にしようもなく)、メンバーをやや変え、
GK西川、DF右から内田、森重、水本、安田、ボランチに細貝と本田拓、オフェンシブに本田圭、谷口、香川、ワントップに李。
対アメリカでは安田ではなく長友、細貝ではなく梶山、李ではなく森本を使っていたが、少しチームをいじってきた反町。
初戦よりも気温が落ちたということと、勝つしかない(実際には引き分けでも一応グループリーグ突破の可能性は残る)ということもあり、序盤からプレスを前からかけ、ボールをキープすると内田、安田らが積極的にオーバーラップを仕掛ける。前半何度か、特に安田が良いチャンスを創出するが、決めきれず、だんだんとナイジェリアのペースになってゆく。
前半はスコアレスで折り返し、後半に入ってしばらくは一進一退が続き、
日本はこの日ミスの多かった香川がボールを奪われ、カウンターを受ける。
ドリブルとワンタッチパスでゴール前に侵入され、先制点を許す。
同点ゴールを狙って攻め込むも日本の攻撃は精度を欠き、逆にカウンターから追加点を食らう。その後、相手GKのキックミスから谷口が落ち着いてスルーパスを出して交代出場の豊田が決め、追い上げるものの、同点ゴールは遠く、日本の第3戦は消化試合となった(日本にとって)。
以下個人採点
GK西川6 ファインセーブを何度も見せた。キックも良かったが。
DF内田6 丁々発止で相手の左サイドとやりあい、抜かれることもあり、チャンスを作ることもあった。餅つきが素晴らしい。もとい落ち着きがすばらしい。
森重6 相手のドリブルに翻弄されるシーンもあったけれど、ドリブル前にアタックできるシーンはきっちりとマークしていた。
水本6 前半ひどいパスミスでタッチラインを割ってしまったのはいただけない。
安田6 前半は良かった。後半はどちらかというと守備で頑張った。集中している安田はタモリになる。もとい、頼りになる。
MF細貝6 もう少し頑張って前を向くプレイがほしかったが、らしいプレイで相手の攻撃に立ち向かった。
本田拓5.5 味方のミス、相手のカウンターにしっかりと対処。
本田圭5.5 中央に入り込み、特に内田がファウルを取られてしまったときに出した振り向きざまのスールシャール、もといスルーパスは素晴らしかった。
谷口6 あと一歩、しかしその一歩は遠く。これを糧に成長して欲しい。
香川4.5 ことごとくミスをして相手にボールを献上した。彼のセンスはセレッソサポを抜かしたら私が一番買っている、くらい良い選手だとおもうけれど、
気負いすぎに滑りすぎ。この出来なら梅崎を呼べばよかったといわれてもしょうがない。
FW李5.5 ミスは少なかったが、いかんせん良いボールが彼には入らず・・・。
交代選手
豊田6 オフサイド気味ではあるが落ち着いてゴールを決めた。
岡崎5.5 良く走ったけれど、良い形でボールを持てず。
梶山は略。
いただけないプレイはあったものの、アメリカ戦に比べればずっと良かった。
初戦こそ、今日の前半のようなアグレッシブなプレイを見せることが、
(こういった大会ではとりわけ)必要なことではないだろうか?
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- 事務局に通報しました。
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