症痢の汚髪、国立に現る
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ブダペスト二郎
2009年09月23日 22:23 visibility91
ど〜も〜、ブダペスです。
こんちは〜、二郎です。
二人合わせて、勝利の汚髪、ブダペスと二郎です。
確か人が多く歩いていた渋谷でのことだったように思うが、
普段は貰わない、街頭で配るチラシを、私以外の人には見向きもせず、
私が通り過ぎるときにさっと出されたので手にとって見たら
美容室のチラシであった。
そこから少し歩いて角を曲がり、20mほど過ぎたところでまたもや私の前に歩いていた3人くらいの方には出されず、私に出されたそのチラシはやはり、美容室のものだった。
そもそも私は帽子を被っていたのに、
髪がよろしくないとどう判断したのだろう、彼らは。ははん。オーラか。・・・それはそれで問題だ。
急にいきり立って、今日はACL(あの子の、ちりとり、リンパ腺みたい)だと思い出し、
急遽国立へ。その前に幾駅か離れたところで、お気に入りのカレー屋さんで腹ごしらえ。
お昼時なのに、私の前に客はおらず、ドアには「CLOSED」と札が掛かっている、のだけれども、
ドアを開けて「今日、やってますか?」と聞くと「やってますよ〜」と何を当たり前のことを聞くか、というくらい、ふつーのお返事が面白い。「札、ひっくり返しておきます」と言って店に入り(その後、2組入店)、さんまカレーを頂く。
・・・・あ!ここはグルメブログじゃなかった〜。
気を取り直して、観戦記。
どちらか一方の日本のチームがこのベストエイトで姿を消さなければならないことに、
いまだブーブー言っているわたくし(←豚ペスト二郎だからじゃないよ)だけれども、
今日はフロンターレ側にお邪魔。売店で(普段グッズの類を全く買わないのでどんなものがあるのか知らない)、山岸智の写真入りタオル、とか山岸智の写真入り手ぬぐい、とか山岸智の写真入ペン立て、でもないかと物色したけれど、ない・・・。
4バックに戻してバランスを取り戻したらしい名古屋と、
ホームの等々力が使えず、国立でホームゲームを行うことになった川崎。
名古屋はケネディが体を張ろうとするも、川崎の菊地プラス、横山あたりが挟み込んで競り合い、なかなか自由にさせない。局面でうまく体をいれ、ファウルをさそうケネディもしたたかだったけれど、ゲーム全体では川崎DF陣に軍配があがるか。川崎はキレキレのジュニーニョが、幾度も幾度もチャンスを作るけれどもシュートが全く決まらず。良く両サイドで起点になっていたのは、川崎からしたら悔しいかもしれないし、あいつだったらしょうがないと言う感情かもしれないけれど、マギヌンであった。また名古屋にとってはジュニーニョが外したと言うより、広野が素晴らしいセーブを見せ続けたと言ったほうが正確かもしれない。何しろ膠着していたのだけれど、マギヌンが起点となって右サイドに抜け出した直志(?ポジション的にはハユマの気がするるのでハユマかも)があげたファーサイドへのクロスがケネディにあって名古屋が
「先生。TAKESHI君が学校にTバック穿いて来てます」もとい、先制!
前半の終盤にはジュニーニョやテセらが立て続けにビッグチャンスを迎えるも名古屋が粘り、1−0で前半終了。後半に入って、ケンゴが直接FKを、手前に立つ2枚の壁の間を抜いてゴール。これは壁に大きく隙間を作ってしまったのがでかいだろう。また、ケンゴのチャレンジから右サイド奥深くで起点をつくり、ゲーム開始当初は左サイドバックに居た森が右に移った森のクロスに谷口のヘッド、これは決まらなかったがバーに当たって(広野にも当たったか?)跳ね返ったところを電光石火で詰めたジュニーニョが押し込み、川崎が2−1で勝利を収めた。
以下個人採点
川崎
川島6 良いセーブを見せ、実力を発揮。
井川5 簡単に裏を取られる場面、例えば名古屋の阿部がルックアップして前方を確認し、左足キックがやりやすいところに持ち直している間に、相手アタッカーが自分の裏を狙っているのに、注意不足でしっかりと裏を取られるという場面があった。センターバックに移ってからは良かった。
菊地6 ケネディ相手に丁々発止。良く体を張り続けた。
伊藤6 一度カウンターから攻めあがった場面でシュートを打ってほしいところがあった。自分がボールを持っていることに怯えているようでは・・・。DFは全体的に安定。
森5.5 軽いプレイで相手ボールになる場面もあった。彼なら左サイドでももっと出来るはず。
横山6.5 もう少し強さがほしい場面もあったがよく要所で守り、素早い判断からの良いパスが何度も見られた。
谷口6 ジュニーニョのゴールを呼び込んだヘッドはさすがのポジショニング。相手アタッカーを止める仕事も及第点。
レナチーニョ6 よくチャンスに絡んで相手の脅威にはなっていたが決定的なシーンまであと少し。
ケンゴ6.5 前半、難しいスルーパスを狙いすぎて引っかかっている印象だったが、相手DFを中央に集めるための布石だったのかもしれない。それはともかく、大黒柱として、決定的な仕事。
テセ6 前半だったか後半だったか、自分たちのボールを奪われ、相手のボールになろうとしたときに、猛然と飛び込んで右足を出して、マイボールにしたシーンなどは、井川や森に見習ってほしい。
ジュニーニョ7 相当チャンスを外したように思うけれど、決勝ゴール。また、ある意味相手GKが優れていた部分も大きいので良い点数に。
交代選手
山岸5.5 うまくゲームにはのれず。
名古屋
広野6.5 特にジュニーニョのチャンスを止めるシーンなどは大きかった。
ハユマ5.5 スピードは相変わらずあるが、危ういシーンもあり、実力を発揮できているのかどうか。
吉田5.5 強さを見せるシーンもあった。彼の落ち着いた足元は武器だと思うが、パススピードなど改善するところはまだまだある。
増川5.5 らしいプレイでテセに張り合うところは良かったが、ジュニーニョへの対応には苦労していたように見える。
阿部5.5 良い左足でオフェンスに貢献したけれど・・・。
直志6 勝っていたら6.5あげてもよいけれど。フィジカルをいかしたキープや守備でも効いていた。もう少し速く攻めるときの彼自身の判断力がほしい。
吉村5.5 粘り強く戦っていたけれど、相手の個の力に苦戦。
マギヌン6.5 古巣相手に落ち着いたプレイで攻撃への道標を作る。アイデアと技術が感ぜられた。
小川6 ややコンビで息が合わない場面もあったがパスアンドゴーのポイントになっていた。
玉田6 鋭いドリブルも見せたがゴールから遠い場面であった。
ケネディ6.5 審判の笛、相手の挟み込む守備に苦戦を強いられたが、貴重なアウェイゴールをもぎとった。
交代選手
ブルザノビッチ6 両チーム疲れてきていたのでよくボールに触り、リズムを作ったけれども、プラスアルファは出せず。
巻とアレックスは略。
名古屋は全体的に良いゲームをしていた。但し、前に私が名古屋のゲームを見ていたときも思ったのだけれど、DFの前、ボランチの後ろ、バイタルエリアと呼ばれる場所がぽっかり空く場面がなんどもあるのはいただけない。前半は名古屋のほうが若干ペースを握っていたように見えたけれど、決定的なシーンは川崎のほうが多かったのではないか。
名古屋のパスミスに端を発していることもあるけれど、ジュニーニョがこの位置でボールを受けて前を向かせてしまうシーンが多すぎる。センターバックが基本「待ち」の姿勢だからかもしれないけれど。やはりアンカー的なボランチが欲しい。
川崎も、特に前半はサイドバックのあたりは良くなかったし、例えばレナチーニョが相手陣内左サイドの奥でボールを奪われ、ボールを受けた直志がボックス付近までドリブルで侵入(スルーパスを確かケネディに出すがゴールにならず枠外)というシーンは甘い。直志のプレイも良かったけれども、数的不利でもないのにあれだけボールを運ばれてはいけないシーンだろう。
両チームに辛らつなコメントを書いたような気もするが、
次に勝ち抜いたチームは優勝してほしいというのが大きいのだろう。
話はもんどりうって変わるけれど、中東のチームから、Jリーグの選手が引き抜かれる昨今、
なぜ日本人選手の名前がちっともあがらないのか。
移籍したほうがよいかどうかはともかく、もっとモテたって良いではないか。
日本人選手も。わ〇くしも。タケムネさ〇も。
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- 事務局に通報しました。
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