Ｕ２２ベトナムｖｓＵ２２日本

今更ですがレッズＡＣＬ優勝おめでとうございます。
ＴＶで見たのですが酔っ払ったせいで観戦記は無し。
一つだけ、私見ですがあのゲームは日韓Ｗ杯以降最も重要な試合だったと思います。願わくばＡＣＬ、日本のチームが関わるゲームだけでも、深夜でも良いから地上波で流して欲しい。視聴率は大して取れないかもしれないが、
コンテンツを育てる、という観点から考えるととっても美味しいと思うのですが。

さてさてオリンピック代表のゲームは、現実的に考えて最もありうる形での最良の結果だと言って良い結果となった。１点でも多く、という考えは勿論あるけれども、アウェイで４-０勝利というのは、ホームで強いベトナムだけに素晴らしかったと言えると思う、内容は確かに不満もあるけれども。

水野のＦＫから李の先制ゴール、本田（圭）の左足クロスからまたもや李のヘッド、岡崎が倒されて得たＰＫを決めた本田（圭）、水野のＦＫから細貝のヘッド、全て良いゴールだった。

以下個人採点
ＧＫ西川６．５　久しぶりに見たがちょっとキックで気負いすぎた感もあるが落ち着いていた。
ＤＦ内田６．５　ミスもあったけれども、センスを感じるプレイのチョイス。スピードもあるから将来が楽しみだ。
青山（直）６　実況はこのゲームにむけて髪を切ったように言っていたが、Ｊリーグの前節ですでに切っていなかったか？集中力は切れなかった。
水本６．５　レ・コンビン相手でも相変わらずの安定した出来。もっと大きく、強い相手とはまだまだ大いに向上しなければならないが。
伊野波６．５　とりわけ前半、きっちりとした守備。地味ではあったがリズムを作った一因だろう。
ＭＦ水野６　２つのアシストは勿論素晴らしいが、ドリブルは普段の威力を示せず。
青山（敏）６．５　攻めなければいけないゲームだからか、彼もそれほど目立たなかったが、相手のカウンターの芽を摘み、ボールもシンプルにまわした。
柏木６　パスミスが多かった。守備では貢献。
本田６．５　２点目のアシストはさすがのプレイであった。もっともっとプレイの幅、パスのヴァリエイションは増やしてゆく必要があるけれど。
ＦＷ岡崎６　ＰＫ奪取、チェイシングなどは良かったがミスがちょっと多い。
李７　とにかくゴールマウスに押し込む、どんな形でも、という彼の良さが出た。
交代選手
細貝６．５　とどめの４点目を決め、良いミドルも。
梅崎と興梠は略だがそれぞれ持ち味を出した。

さっきスーパーサッカーの前にチューボーですよをやっていたが
田中要次さんを紹介するとき「コミカルな役からシリアルな役まで」
と言ってる様に聞こえたが小林アナ、大丈夫だろうか・・・。
それとも聞き違いだったら私の耳は大丈夫だろうか・・・。

イビツァ・オシムの容態の方がゲームよりも気になる。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/beijing/comment/200711/at00015322.html
上記リンク、水野のコメントによると「日本で死ぬ覚悟ができた」
とまで本人は言っていた様だけれども。
私は（そして恐らく多くのサポーターは）
彼が死ぬ覚悟は出来ない。
少なくとも今は、まだ。
彼は良くサッカーを人生に例えていたけれども、
サッカーに「応援」の力が大きいということは絶対にあるのだから、
何とか彼の生を「応援」をしたい。
サポーターの想いが、アジアチャンピオンである今のレッズを作り上げたのだと思う。
であるならば、サポーターの想いがオシムの生を支えることがあっても
良いではないか。