ピックアップアクティブベースボールプレーヤー No.484

  • K
    2025年10月25日 17:11 visibility40

柳田 悠岐(やなぎた ゆうき)

国籍 日本

生年月日 1988/10/9

出身地 広島県広島市安佐南区

身長/体重 188cm/96kg

ポジション 外野手

投球・打席 右投左打

プロ入り 2010年ドラフト2位

主な獲得タイトル 最優秀選手(2015年、2020年)、首位打者(2015年、2018年)、最高出塁率(2015年~2018年)、最多安打(2020年、2023年)、ベストナイン(外野手部門:2014年、2015年、2017年、2018年、2020年~2023年)、ゴールデングラブ賞(外野手部門:2014年、2015年、2017年、2018年、2020年、2021年)

 

選手としての特徴

豪快さと柔らかさを兼ね備えた打撃で逆方向へも強い打球を飛ばすことができ、球界でも群を抜いた打球の飛距離と高打率を両立できるパワーヒッター。また遠投で125メートルを記録する強肩と50mを5秒台で走れる俊足も兼ね備え、2015年にはNPB史上初のトリプルスリーと首位打者の同時達成者となった。

 

経歴 

小学校3年生の時に野球を始め、元は右打ちだったが6年の時に左打ちに転向した。 中学の時には八幡少年野球クラブシニア(軟式野球)に所属した。広島商業高校時代は2年の秋には中国大会出場するが、同大会では初戦敗退に終わり、3年の夏は広島県大会では準決勝で敗退するなど甲子園出場はならなかった。高校通算11本塁打。高校卒業後は広島経済大学に進学。するとここでは1年の秋からレギュラーとなり、広島六大学野球リーグ首位打者とベストナイン獲得。2年の時には春秋ともに同リーグのベストナインに選ばれ、同年から3年連続で大学選手権に出場。3年時の春季は打率.528を残し、同リーグで最優秀選手賞、首位打者、ベストナインを獲得。3年の秋季と4年の秋季も首位打者とベストナインを獲得した。

 

 

大学卒業後は福岡ソフトバンクホークスにドラフト2位で入団。プロ1年目となる2011年に一軍デビューを果たすと、2012年にはプロ入り初本塁打や猛打賞を記録し、2013年には初めてシーズン2桁本塁打、2桁盗塁を記録。すると、2014年には開幕からレギュラーに定着し、8月26日から9月13日までは自己最長の16試合連続安打と好調を維持するなど最終的に全試合に出場。オールスターにも初選出された。シーズン成績も打率はチームトップの.317(リーグ3位)を記録し、出塁率.413(リーグ2位)、盗塁33(リーグ2位)を残し、打点も70へと伸ばし、チーム内の勝利打点は李大浩に次ぐ10とリーグ優勝に貢献した。また日本シリーズでも全5試合に出場、20打数8安打(打率4割)、5得点と活躍してチームの日本一に貢献し、同選手権の優秀選手賞も受賞した。他にもゴールデングラブ賞と、ベストナインを初受賞した。10月9日には日米野球2014の日本代表に選出され、全5試合に出場し、打率3割、6安打4打点の大活躍でMVPに選ばれた。12月1日に球団より小久保裕紀が使用していた「9」に背番号が変更されることが発表され、12月25日の契約更改交渉で5,800万円アップの年俸9,000万円(金額は推定)でサインした。

 

2015年も開幕からスタメン出場を続け、主に「恐怖の3番打者」として活躍。9月8日の日本ハム戦では自身初の1シーズン30本塁打、9月15日のオリックス戦では2年連続の1シーズン30盗塁を達成し、見事プロ野球史上10人目(球団では初)となるトリプルスリーを達成。9月26日のロッテ戦で死球を受けて、翌日からシーズン終了までスタメンを外れるも、最終的に「打率.363、34本塁打、32盗塁、99打点、出塁率.469」の好成績を記録。自身初の首位打者のタイトルを獲得。11月25日にはチームを日本シリーズに導いた点やトリプルスリーを達成した点などが評価され、パ・リーグのMVPに選出された。12月25日には契約更改交渉に臨み、推定年俸約9,000万円から一気に3倍増の約2億7,000万円で更改した。

 

2016年も2年連続のトリプルスリーが期待され、パ・リーグのシーズン新記録となる16試合連続四球を記録したが、このように選球眼を向上させた一方で、相手投手の徹底マークに苦しみ、5月上旬時点で打率が.229に落ち込んだ。それでも5月下旬以降は徐々に調子を上げたが、最終的には「打率.306、18本塁打、23盗塁、73打点、出塁率.446」といずれも前年よりも最終成績を落とした。

 

2017年には右肘の影響から宮崎春季キャンプはB組からのスタートとなり、その影響から第4回WBCの日本代表への選出は見送られたが、オープン戦では3月22日の対阪神戦では守備につくなど回復をみせ、開幕一軍に間に合い、セ・パ交流戦では6月9日の対阪神戦まで21試合連続安打を記録するなど、チームの3年連続となるセ・パ交流戦最高勝率達成に貢献し、自身は史上初となる2度目の日本生命セ・パ交流戦最優秀選手賞(MVP)に輝いた。6月23日の西武戦では3打席連続本塁打と、自己最多タイの1試合6打点を記録し、7月に行われるオールスターではファン投票で2年連続最多得票となる50万9,359票を獲得し選出された。リーグ優勝決定戦となった9月16日の西武戦では1点ビハインドで迎えた4回表に逆転2ラン本塁打を放ち、目標だった2年振りの30号本塁打に到達。しかし、9月20日の対日本ハム戦において、スイングした際に右脇腹を痛め途中交代。翌21日に札幌市内の病院で精密検査を受け、右腹斜筋損傷・肋間筋損傷2度(中度)、全治3週間の見込みと診断され、出場選手登録を抹消されることとなった。これによりポストシーズンの出場が危ぶまれ、争っていた首位打者のタイトルや最多本塁打、最多打点のタイトルを逃したが、「打率.310、31本塁打、14盗塁、99打点、出塁率.426」と打率、本塁打、打点の打撃3部門において、前年を上回る成績を残し、3年連続3度目となる最高出塁率のタイトルを獲得した。その後無事にクライマックスシリーズや日本シリーズに出場し、見事チームの2年ぶり日本一に貢献。11月には2年振り3度目のゴールデングラブ賞とベストナインを受賞。12月には契約更改交渉に臨み、ホークスの日本人選手で初の5億超えとなる、2億8,000万円増の年俸5億5000万円+出来高(金額は推定)の3年契約でサインした。

 

2018年も開幕から好調を維持し、4月21日の日本ハム戦では日本プロ野球史上65人目(70度目)となるサイクル安打を達成。オールスターゲーム2018のファン投票では3年連続で両リーグ最多得票となった。しかし、9月には首位西武との直接対決前の試合前練習中に、西武選手による打撃練習の打球が左側頭部を直撃、救急車で病院に搬送され、検査で打撲の診断を受け、翌17日には脳震盪特例措置が適用され、出場選手登録を抹消、23日に復帰した。それでも最終的に打率.352、36本塁打、102打点の好成績を記録。本塁打と打点でキャリアハイを記録し、自身3年ぶり2度目の首位打者と4年連続4度目の最高出塁率の2つの個人タイトルを獲得した。打率.350以上を複数回記録するのは史上11人目の大記録であり、5年連続でシーズン打率5傑入りを果たすのは史上11人目である。また出塁率と長打率の両方でリーグトップを記録したが、これで両部門を制したのは4年連続となり、王貞治に次いで史上2人目の快挙を達成した。またポストシーズンでは、クライマックスシリーズのファイナルステージで打率.450、2本塁打、8打点と打線をけん引し自身初のクライマックスシリーズMVPを獲得。続く日本シリーズでは、第5戦の延長10回にバットを折られながらもサヨナラホームランを放つ活躍を見せ、優秀選手に選ばれた。オフには、ともに自身4度目となるゴールデングラブ賞と満票でのベストナインを受賞した。

 

2019年には左半膜様筋腱損傷により前半戦はわずか9試合の出場ではあったが、ファン投票でオールスターに選出された。しかし、その後も万全にはほど遠く、最終的に38試合出場で打率.289、7本塁打23打点に終わった。12月25日には球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年契約の3年目となる予定だった来季から新たに7年契約を結び直し、生涯契約を結んだ。2020年も開幕から主に上位打線としてチームを引っ張り、7月28日の西武戦では通算1000本安打を達成、同月は月間32得点のNPBタイ記録をマークし、シーズン成績は最終的に打率.342、出塁率.449をマークしながらどちらのタイトルも逃したが、146安打で初の最多安打のタイトルを獲得し、2015年以来2度目のパ・リーグMVPを受賞した。日本シリーズでは第4戦で決勝の逆転2ランを放つなどして、4度目の優秀選手賞を受賞。

 

2021年には東京五輪の侍ジャパンに選出、全試合に6番センターで出場し、際だった活躍こそなかったがノックアウトステージ初戦のアメリカ戦では9回に同点のセカンドゴロでサヨナラ勝ちに繋げた。シーズンでは前年に続いて離脱なく、2014年以来の140試合超となる141試合に出場。主に3番、チーム状況に応じて2番や4番も打ち、3月には通算1000試合出場、6月には通算200本塁打を達成。9月には打率.358で自身8度目の月間MVPを受賞し、最終的に打率.300(4位)、28本塁打(3位)、80打点(4位)、155安打(2位)、95得点(1位)と例年通り打線の中核を担った。2022年には4月5日のオリックス戦で左肩を負傷し、数週間離脱。その影響もあって117試合の出場で打率.275、24本塁打、75打点に留まった。

 

2023年6月28日の楽天戦で通算250本塁打、8月18日の西武戦で通算1500本安打を達成し、同年は全143試合の出場で、打率.299、リーグ1位の163安打、22本塁打、85打点を記録し、最多安打のタイトルを獲得。オフにベストナインを受賞した。2024年は3月・4月に打率.323、3本塁打、22打点の活躍で月間MVPを受賞したが、5月31日の広島戦で右脚を負傷し、6月1日に右半腱様筋損傷と診断されて戦線離脱。全治4ヶ月と言われていたが、9月20日に二軍戦で復帰し、9月30日のオリックス戦で一軍に復帰。この影響で52試合の出場に留まり、2025年には開幕スタメンを勝ち取り,同年チーム初のホームランを放ったが、4月11日には自打球により右脛骨骨挫傷を起こし、離脱を余儀なくされる。8月29日にはウエスタンリーグに復帰し、9月22日には一軍復帰を果たした。

 

プロ通算成績(15年):1470試合 1616安打 打率.312 268本塁打 899打点 162盗塁(2025年シーズン終了時

点)

 

皆さん、こんばんは!

さて本日から日本シリーズが始まります!本日2人目になりますが、今回は野球選手の紹介で球界が誇るホークスの強打者・柳田悠岐選手です!

 

柳田選手はここまで数々のタイトルを獲得していますが、ここ2年は怪我もあって規定打席に到達できないなどに苦しんでいます・・・。

 

それでもやっぱり試合に出ると存在感を示してくれています!

リーグ戦終盤には試合に出場し、打線を引っ張りホークスをリーグ連覇へと導き、今回のクライマックスシリーズ決勝では第2戦で決勝3ランを放つなど大活躍を見せています!

 

本日から始まる日本シリーズでも頼れるベテランの一振りでまずホームに来てくれたお客さんに勝利を届けてリベンジへの第1歩を果たしてほしいと思います!

 

頑張れ!ギータ!頑張れ!ホークス!

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。