アビスパ福岡の2011シーズンを振り返る②

  • うじ
    2011年12月26日 18:02 visibility597

2011年、アビスパ福岡はJ2降格が決まってしまったけれど

スピーディで攻撃的、面白いサッカーを魅せてくれたと思う。

今回は各ポジション別に寸評を行っていきます!!

 

<GK>

1 神山竜一 (18試合 0得点)

 開幕スタメンもシーズン途中で六反にポジションを奪われる。シーズン終盤は六反の怪我によりスタメンに返り咲く。 大きな体を生かし、ゴール前で存在感を放った。

5月3日の仙台戦ではチームMVP級の活躍を見せた。

 

23 六反勇治 (17試合 0得点)

 柏戦でスーパーセーブを連発した六反。神山との激しいポジション争いの中で大きく成長した。神山と共に生え抜きGKとし来シーズンも頑張ってほしいが、一部報道によると横浜FMが正式オファーとの事。

 

25笹川永太 (0試合0得点)

ユース出身の若手GKは神山・六反の高い壁に阻まれ出番なし。

 

<DF>

2キムミンジェ (18試合 0得点)

韓国からやってきた、強力なフィジカルとスピードを兼ね備える「韓国の長友」

一対一での突破力はチームNO.1。開幕戦で見せた松浦とのコンビネーションは福岡の武器となった。しかし、シーズン途中で負傷離脱。復帰後もなぜかスタメンで起用されない日々が続いた。シーズン終盤でようやくスタメンに名を連ねるようになり、クロスの精度を向上させ、スケールアップしたプレーを魅せた。キムミンジェが韓国代表として日本代表の前に立ちはだかる日も近い。

 

3山形辰徳 (31試合 0得点)

 右サイドを豊富な運動量で駆け抜けた。広島戦や大宮戦で素晴らしいプレーを見せたが、一対一の守備で後手にまわる場面が多かった。2005年の入団以来福岡に大きな貢献をしてきた選手だが今シーズン限りでの退団が決まった。

 

4和田拓三 (21試合 0得点)

 左右両サイドをこなす器用なサイドバックとしてチームに貢献。今季は主に左SBとして出場し、高精度のクロスでチャンスメイク。守備面では少し安定さを欠いたが、チームに不可欠な戦力として活躍した。

 

5田中誠 (7試合 0得点)

 「福岡をJ1に昇格させる」という言葉と共に九州に渡ってきた田中誠。2010年シーズンは主力としてチームを引っ張りJ1昇格に大きく貢献。正に有言実行の男。

今季は7試合の出場にとどまったが、第31節の清水戦では山口と共に堅守でFW高原に仕事をさせなかった。福岡だけでなく、日本サッカーにとって偉大なDFであるマコ。

今シーズン限りでの現役引退が決まった。ありがとう!マコ!

 

6丹羽大輝 (30試合 0得点)

 昨シーズンは主将としてチームを引っ張った丹羽。今シーズンも気迫満点のプレーを見せた。J1のハイレベルなFWとの対戦に苦しむ事も多かったが、シーズン通して守備ラインをまとめた。試合後の気を失うような状態で最後までプレーした事もあったし、本当によく頑張ったと思う。G大阪からレンタル中の選手だが、来季も是非福岡でプレーしてほしい。

 

13小原章吾 (20試合0得点)

 山口と激しいポジション争いを演じた小原。豊富な経験を生かしDFラインを引き締めた。

 

17山口和樹 (14試合 0得点)

 今季もっとも成長した選手の一人。186cmという高さを生かしゴール前に壁を作った。横浜FM戦で圧倒的な高さを武器に相手の攻撃をことごとく跳ね返す姿は頼もしかった。来季は更なる飛躍が期待される。

 

20宮路洋輔 (3試合 0得点)

 

 福岡大のキャプテンの肩書を背負って入団した選手も今年は2年目。飛躍が期待されたが3試合の出場にとどまった。

 

27畑本時央 (0試合 0得点)

 浦和ユース出身のCBは出場なし。来季は頑張ってほしい。

 

 

 GK・DFはこんな感じです。

前回も書いたけど、中島の退団が痛かったと思う、最終ラインでゲームを落ち着かせ、味方のボールキープ率を高める中島の存在は大きい。

丹羽は1年を通じて活躍(リーグ最多失点はチーム全体の問題)。一対一の対応ではやはり安定感抜群やったし、攻撃参加も時折見せた。来季も丹羽の残留が絶対必要!!G大阪の守備陣は山口、高木が退団。もしかしたら丹羽の復帰もあるかも・・・と危惧している。

また来季の新戦力として磐田DFの古賀獲得に動いているらしい。

福岡出身のこのCB。是非加入してほしい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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