好きなサッカー選手NO.7

  • うじ
    2009年10月15日 23:40 visibility207


〜誇り高き港町の戦士〜


 


 


 


MF 三浦淳宏(国見高校〜青山学院大学(中退)〜横浜F〜横浜FM〜東京V


  〜神戸〜横浜FC)


 


 


 


 大好評(?)連載中の『好きなサッカー選手』第7回は、三浦淳宏です!左サイドのスペシャリストというのが、僕が最初三浦アツに対して抱いた印象。左SBから左ウィングまでこなす正にサイドの申し子。 そして強烈なFK!右足から放たれるその弾道は悪魔のFK!


横浜F時代は若さを前面に押し出した超攻撃的なプレー、フリューゲルス消滅と同時に移籍したマリノスでは2000年の1stステージ制覇に貢献。 右MFとしてシドニー五輪にオーバーエイジで出場。2001年には東京ヴェルディに移籍。怪我もあり2002年W杯出場は逃すが、ジーコJAPANでは貴重なバックアップとして代表に定着。


 


 


 


そして2005年に神戸に移籍。


 


 


 2005年の神戸は酷い状態で、エースと目された播戸は怪我で出遅れ、エムボマはシーズン途中で引退。カズは横浜FC移籍。土屋の穴もなかなか埋められず。その他にもけが人が続出し、苦しいシーズンに。そんな中、獅子粉塵の活躍を見せたのは三浦アツだった。


なかなか勝ち点を重ねられない中、サイドバックで、ボランチで、トップ下で、ウィングで、どのポジションでも苦しいチームを引っ張った!


 しかし、三浦アツの必死の戦いも空しく、この年神戸はJ2降格。


「2006年のW杯もあるし、J1のチームに移籍するやろなぁ」


と誰もが思っていた!!


 


 


 


 が、しかし三浦の決断は「神戸残留」


W杯に出られる可能性が低くなるにもかかわらず。J2での戦いを選択した、まさに「男気残留」!!


三浦のこの決断を皮切りに、朴康造、北本ら主力選手も残留を決意! 何人かはチームを去ったが、2005年からのメンバー(ホルヴィ、栗原、田中英など)に近藤、茂木ら新戦力を加え、2006年、ヴィッセル神戸は長いシーズンに向けて堂々と船出した!!


 


 


 しかしこのJ2での航海は苦難の道のりだった!


シーズン序盤はなかなか勝利をつかめず苦しい戦いが続いた!やがて上昇気流にのるチームの中心には三浦がいた。 走りまわる選手が多い中、左FWの位置で確実にボールをキープ。


ドリブルで、あるいは正確なクロスでチャンスメイク。右サイドの朴康造とともに、この年の神戸の武器は間違いなく両サイド。


 FKでのゴールも数多く残し、特に3月の水戸戦でのFKでの2ゴールは正に鳥肌モノだった!!


J1昇格に向けての正念場、横浜FC戦でも直接FKを決め、チームを鼓舞!結局この試合に敗れ、入れ替え戦にまわることになったが、三浦のチームを引っ張る姿には誰もが感動したもの。


 


 


 


 最終節の仙台戦では、試合終了間際に2枚目のイエローカードで退場。


あのプレーは。入れ替え戦1戦目に出られないリスクを承知で、チームに「喝」を入れるプレーに見えた! 


 そして福岡との入れ替え戦を制し、神戸はJ1復帰! 


2005年〜2006年の神戸の苦しい2年間を支えたのは間違いなく三浦アツ!僕は大学4年間神戸に住んでいたのですが、この三浦の姿を見ていなかったら、ヴィッセル神戸を応援するようになっていなかったかもしれません。


 


 


 


 勿論、神戸での活躍だけでなく、他のチームで、日本代表でも実績を残した三浦!


でもやっぱり三浦といえば、神戸でのプレー!


ヴィッセル神戸に『歴史』というか、『伝説』を刻み込んだ「誇り高き港町の戦士」という言葉がもっとも似合う名選手です!!


 


 


 



















































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