盗塁と野選

先日の日本野球規則委員会において、
来季からプロ野球における盗塁の規定が変更になったというニュースがありました。

現在のルールでは、どのような状況下であれ、
盗塁を企図し進塁した場合は「盗塁(S)」として記録されます。
しかし、来季からは「大量点差」(7点差が目安といわれてます)において企図され、
捕手が送球しないなど守備側に刺殺の意図が見られない場合、
その盗塁は盗塁としては記録せず、「野選(FC)」として記録することになりました。

このルール変更は本来の野球規則に則ったものであり、
今までのルールが規則に反していたのですが、
腑に落ちない点があります。

メジャーなどでは5点差以上の局面での盗塁は、
相手に対する侮辱行為と受け取られ、報復死球などを誘発しかねないと聞きます。
しかし野球はサッカーなどとは異なり、
一定の時間が経過すれば試合が終了する競技ではありません。
9イニング目の3アウトを取るまで何が起こるかわからないのが、
野球の怖さであり魅力でもあります。
大量点差の局面だからといって手を抜いてしまうことこそ、
相手への侮辱になるのではないでしょうか?
何点差があっても最後まで何が起こるかわからない。
だからこそ、どんな局面であれ一つでも次の塁を狙う姿勢を見せることこそ、
相手へのリスペクトになるのではないでしょうか?

今回の規定変更により公式記録では盗塁はつかなくなりますが、
私のスコアシートの上ではどんな局面であれ盗塁に成功した選手には、
「FC」ではなく「S」のマークをつけてあげたいです。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。