春季大会埼玉県南部地区予選その2

結果 浦和実業4-0開智 

昨夏背番号20ながらも快投を見せた浦実の植木。
その植木がエースナンバーを背負う浦実と開智の試合。
勝った方が次の試合で浦学と対戦することになる。




浦実の植木は昨年よりもさらに肘が下になり、
サイドというよりもアンダーのフォームになっていた。
伸びのあるストレートとキレのあるスライダーで開智打線を翻弄する。
特に右打者の外に逃げていく決め球のスライダーは抜群で、
ボール気味でも審判の手が思わず挙がってしまうほど。
初回から4者連続三振など素晴らしいピッチングで、5回までパーフェクトピッチング。
毎回の10奪三振を奪う。
6回に先頭の佐藤純にライト前に初ヒットを打たれ、
続く奥には死球を与えてノーアウト一二塁のピンチを作るも、
次の川邊は送りバント失敗で二塁ランナーアウト。
さらに三振とセンターフライで無失点で切り抜ける。
7回にも二死から連打を浴びてピンチになるものの、センターフライでこの回も無失点。
植木は8回と2/3を投げて被安打3奪三振13という内容。
あとアウト1つという場面で菊池に後を任せる。
菊池も1-3と制球がイマイチだったものの、ファーストゴロで無失点。



一方の開智の先発佐藤純は初回から再三ランナーを置いてしまう苦しいピッチング。
要所を押さえてピンチを切り抜けてきたものの、
4回先頭の小林大にフルカウントから四球を与えてしまうと、
続く小島にもフルカウントからレフトオーバーのツーベースを打たれて無死二三塁。
今西にストレートの四球を与えてしまい無死満塁の大ピンチに、
小林一がライトへの犠牲フライでまず1点。さらに金田のライト前でもう1点。
しかし次の大空のスクイズはホームでタッチアウトにし、追加点を許さない。
ここで立ち直れるかと思ったが、次の回にはヒット、送りバント、進塁打で二死三塁から、
小島に二打席連続ヒットとなる左中間へのスリーベースを打たれもう1点献上。
7回一死から植木にレフトオーバーツーベースを打たれたところで降板した。
変わった武田は連続四球などピンチを広げるも、この回は無失点に抑えたが、
9回に四球とエラーでピンチを作ってスクイズで失点。
ノーヒットでダメ押し点を献上してしまった。


この日は投げなかったのだが、浦実にはもう一人サイド〜アンダー気味の投手が。
監督の指導方針になにかあるのだろうか。

 

浦実は次の試合で浦学に敗戦。

県大会へ進むことは叶わなかった。











































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