自分の好きなプロ野球選手④前田智徳

お疲れ様です。今週は土曜、日曜と連続で野球…の予定でしたが今日は雨で中止に。ただ、前の日に2試合やってたのと、足が疲労で痛さが取れないので正直ほっとしてます。(笑)

今日は好きなプロ野球選手で、初の捕手以外の選手です。広島の前田智徳選手について書こうと思います。

前田選手は熊本工業から広島に入団。一年目から一軍に出場し、二年目からセンターの定位置を獲得。元々高校の時から九州はもちろん、全国区でも知名度の高い選手でした。

自分が初めて前田選手のプレーを意識的に見たのは、テレビでした。ある試合で前田選手がセンターに飛んだ打球を後ろに逸らして、ランニングホームランにしてしまった場面がありました。その直後、センターを守ってた前田選手が人目も憚らず号泣したのです。その直後、自分の打席で決勝のホームランを打った姿を見て「プロ野球にもこんなに熱い選手がいるんだ」と初めて思った選手でした。
その後も順調に成績を残し、走攻守三拍子揃った球界を代表する選手となっていきます。
しかし、95年に試合中に一塁へ走ってる際に右足アキレス腱を断裂。そこから前田選手の野球人生が大きく変わってしまいました。
リハビリ後も足の状態はやはり良くなく、守備や走塁にも影響は少なくなかったです。それでも打撃の技術は高く、広島の不動の三番打者として試合に出場していました。
その後、2000年には左足のアキレス腱も痛めてしまいます。ケガと付き合いながら、前田選手のプレーにはそんな印象を強く持ちます。そんな中でも2000本安打を達成させたり試合に出場し続ける姿勢はプロフェッシヨナルだと思います。
打席での投手に与える威圧感、独特の雰囲気は強力なものがあり、ヒットを打っても塁上ではあまり納得してない表情をしたりと、職人気質の強い選手だと言えます。その姿を「侍」と形容される所以な気がします。

また、「怪我さえなければ…」とよく言われている選手の一人です。本人もアキレス腱断裂前と今の自分は別人だとインタビューには答えたり、それほどの出来事だったに違いありません。
自分の中では日本人の野手の中で、最初にメジャーで活躍できたんじゃないかな、と思う選手です。パワーは勝てなくても打撃技術やバットコントロールは今でも健在だし、全盛期の姿であれば…と妄想してしまいます。

不器用だけど、野球には真摯な野球選手として「こうなりたい!」と強く思う選手なので、まだまだ前田選手の現役の姿を見続けたいと思います。

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