
チームバッティングの功罪
-
-
murahiro.p12
2014年07月06日 00:29 visibility966
お疲れ様です。最近野球の記事で「和製大砲が少なくなった理由」という記事が書かれていて、元中日の宇野さんや元阪神の掛布さんが理由の1つとして挙げていたのが「指導者がチームバッティングとして右打ち、進塁打を奨励している」という事を挙げてました。
チームの戦術として勝つために確率を上げることは至極当然と言えます。なので流し打ちや進塁打を打つ技術を指導するチームがアマチュアから増えている気がします。今となっては球場の広さ、ボールの飛距離等々・・・ホームランや長打のような不確定な要素には期待が減っているのかもしれません。
実際にWBCで日本が掲げた「スモールベースボール」が結果を出していることも大きいように思います。
しかし、野球の醍醐味として劣勢を一気に引っくり返す事ができる長打力は決して侮れないと思います。特に体格が大きい、ボールを遠くに飛ばす力が備わっている打者はその個性を生かすべきだ、と個人的には思います。勿論、長打力をもったバッターが進塁打や流し打ち等の技術を持っていれば、まさに完全無欠と言えます。
ただ、全員がイチロー選手になれる訳でもなく、人によって器用・不器用という性格や個性は有りますし。進塁打や流し打ちが技術で有れば、長打やホームランの確率を上げることも技術と言えます。
例えば野村克也選手のように配球を読む。落合選手や掛布選手のように体が小さくても遠くに飛ばす技術や練習量を多くするのも方法の1つだと思います。そういう発想の転換を試してみたいとちょっと考えてます。
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件