武修館高校の作戦

お疲れ様です。今日で世間はお盆休みが終わりでしょうか?明日からまた慌ただしい日常が待っていそうです・・・
 
今日はテレビで光星学院対武修館の試合を見てました。甲子園の常連、準優勝も経験した強豪校と甲子園初出場校の試合。大変失礼では有りますが、試合前は光星学院が優位に進めていくのかなと思ってました。

試合は両先発投手の素晴らしい立ち上がり。特に武修館はヒットになりそうな打球を飛び込んでキャッチする好プレーが初回に飛び出し、勢いに乗ります。先発の右投手も変則フォームで光星の打者のタイミングを外してチャンスを作らせません。

4回になると武修館は左投手にスイッチ。一巡したら違う投手に投げさせる事で、打者の目先を変える作戦だったようです。どんなに変則フォームの投手でも二巡目は強豪校は捕らえてくる、光星に勝つための作戦でした。

となると、武修館は先取点が欲しい展開。エラーで出たランナーが盗塁。キャッチャーの送球が逸れて一死3塁、三番打者の犠牲フライで得点。ノーヒットでリードを奪いました。

光星学院に武修館高校の作戦は有効で、速いテンポで7回迄進みます。この試合のターニングポイントは7回の攻防だったと個人的に思います。
7回の表の光星学院はランナーを出しますがバントで送れず、逆にゲッツーにしてしまいました。テレビからではありますが、甲子園がざわついていた気がします。その裏の武修館の攻撃。チーム初ヒットがレフトの二塁打になり無死2塁。武修館にとって、どうしても欲しい追加点でした。次の打者のバントが投手の前に転がり3塁封殺。次の打者は併殺打となり、流れが徐々に光星に傾きます。

8回の先頭打者は好フィールディングを見せた投手から。自らレフトにヒットを打ち、ノーアウトでランナーが出ます。ここから強豪校のプレッシャーが一気に押し寄せていきました。次の打者のセーフティバントをサードが2塁に送球、ところが逸れて無死1、2塁。次の打者のバントも内野安打になり、満塁で三番打者の二点タイムリー。その後も追加点を奪われてしまい、終盤でリードを奪われてしまいました。8回裏に何とか一点返しましたが、2ー4で惜敗☆それでも、個人的には今年の甲子園で一番面白い試合でした。

7回迄は作戦も武修館の思い通りに行ってましたし、それを跳ね返した光星学院の粘り強さも見事だったと思います☆個人的には武修館高校の頭脳的な野球は勉強になりました。こういうチームが多くなると、野球がもっと面白くなる気がします☆武修館の選手、監督はまた甲子園に戻ってきて欲しいと思います☆

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