【日本S雑感�】 不人気だった中日vsロッテが、最終的に高視聴率を獲得した理由

  • k5
    2010年11月09日 22:06 visibility2084


ここでは、当初不人気で、地上波TV中継も一部見送られた
「中日vsロッテ」の日本シリーズが、何故、最終的に
視聴率20%超に至ることができたのか?について話を進めて
いきたいと思います。










「日本S雑感」�の続きなので、
 先にそちらを読んでからにして下さい。


 

















私は正直、今年の日本シリーズは興味がなかったこともあり、
初めてテレビでリアルタイムに観たのは11/3のシリーズ第4戦でした。
ちなみに昼間は早慶優勝決定戦が行われていた日でした。




試合はテレビ東京系列で中継されていて、延長11回、大島の
勝ち越しタイムリーで、4-3で中日が勝ちました。





試合後(というか、試合中にチャンネルを替えてしまったんですが)の
この試合に関する私の正直な印象は、





「これが、本当に両リーグの代表同士の試合なのか?」



と疑うくらいの、冗長でヒドい『大凡戦』でした。




延長や僅差=好ゲームというわけではありません。
長ければ良いというものでもありません。





「ノムさんの解説」という『演出』があったりしたので、
視聴者にはそれっぽく観えたのかもしれませんが、冷静に見れば
エラーや拙攻、走塁ミス、配球ミス、采配ミスのオンパレード・・・。






昼間の早慶優勝決定戦が、技術レベルこそプロとは違えど、
お互いに「勝つ」ために必死に戦っていたのが視聴者にも伝わる
白熱した試合だったので、夜の日本シリーズが余計に対照的に
映りました。







両チームともアグレッシブな「勝つ野球」をしない(できない)のは、
戦術上仕方ないとしても(観てて面白みに欠けるが)、





第4戦は、ガチガチに守り合う緊迫した「負けない野球」
にも
遠く及ばないヒドいレベル、いわば、





 


「どうぞどうぞ、そちらが勝って下さい!
 歳末譲り合い野球!」


 


を、ダラダラと長時間やってただけに思えました(毒笑)。




 


TXは試合終了まで中継することになっていたので、低視聴率の
グダグダ試合のために、番組延長・繰り下げを散々させられる
羽目になってしまったのです・・・。


 






……が、このシリーズの転機が訪れます。









 







※写真はイメージです(笑)。



第6戦前日、両チームが東京から名古屋へ新幹線で移動していると、
突然両チームの首脳陣やナインが乗っていたグリーン車に、
強面のCX関係者が非常に怒った顔をして入ってきました。





CX「落合監督さんよぉ・・・」




落「は、はい・・・」




CX「西村監督さんよぉ・・・」




西「・・・は、はい」




CX「そして、選手の皆さんよぉおおお!!」




選手「・・・は、はい」




CX「・・・オタクら、舐めてるんですか?」




一同「は?」




CX「ごるぁあああ〜〜!!! 
  『ボゴォッ!』(椅子を蹴り上げる音)





  これ以上、あんな凡戦を続けてたら、
  EXやTXは許しても、
  天下のCXは絶対許ねぇぞ、おるぁあああああ!!!
  『ボゴォッ!ボゴォッ!』(再び椅子を蹴り上げる音)





  ウチも試合終了まで中継するんじゃい!!!
  もし第6戦以降も、こないだのような数字取れない
  グダグダ試合をダラダラと続けとったら・・・、






  金輪際、ウチの女子アナとの
  合コン禁止じゃあ〜〜!!





一同「・・・ヒィィィィ!!!!(滝汗)」



 





この叱咤激励が、両ナインを目覚めさせました!!(爆)







第5戦までの試合と、第6戦&第7戦の試合は、明らかに
両チームのアグレッシブさが増し、コンテンツとしての面白さが
違いました。























第6戦では、ニュースでしか観てないので何とも言えませんがww、


第7戦では、両チームが開き直ったように「勝つための野球」を
ガチンコで繰り広げ、「勝つための積極策」を畳み掛けたため、
(その技術レベルは別としても)野球のスコアで一番面白いとされる
「8-7」でロッテが勝利!!(・・・殆ど観てないけど(笑))









特に第7戦では、女子アナとの合コンに異常に燃える某M野選手が、
過剰に燃え上がり過ぎて初回で交代という珍事も魅せ、
野球に笑いを求める視聴者層も見事にGET!!(ウソ爆)






しかも試合が緊迫し続けながら延長になったために、
プライムタイムで長時間に渡って高い視聴率をキープすることが
できたのでした。




 





ということで、やはりプロ野球中継という「コンテンツ」に求められるものは




�「緊迫感・真剣さ」
 多メディア化されている中で、どんなスポーツやどんなコンテンツでも
 全力プレイか否かは簡単に判断されてしまう。その全力プレイの
 中で生まれる好プレイが、ファンを魅了すると思う。





�「アグレッシブさ」
 サッカーで喩えれば、「お互いがガチガチに守ってカウンターも仕掛けない
 スコアレスドローの試合」
は非常につまらないのと一緒で、乱打戦にしても
 投手戦にしても、積極的に「動く(=変化がある)」のは、視聴者から
 観てもスリリングに見える。




�「試合に対する期待感」
 「この選手が何かしてくれる!」「このチームは何かをしでかす!」といった
 期待感を、試合前から抱かせることができればコンテンツブランディングは
 大成功。今年の日本シリーズは、第6、第7戦はロッテが王手だったため、
  「ロッテはトンデモない展開で、史上最大の下克上をシデカス!」
 といった期待感を醸成できた(・・・視聴率UPは、実はこれが大きかっただけ?)。







�「不純な動機」と「笑い」ww





の4つなのかなと、個人的には思います(笑)。




※ちなみに今年のタイガースは、�と�が「過剰」だった気がする(爆)。 




何はともあれ、このカードで視聴率20%超は奇跡です!!
(・・・他カードであれば、そこまで驚く数値ではないが(苦笑))
最終的には、両チームの「勝ちへの執念」と
局の製作チームの努力が、それだけ魅力的な
コンテンツにすることができたという証だと思います。


CXとロッテはおめでとうございました!!











中日、EX、TXはドンマイでした!!




但し、大きな収入源である日本シリーズの放映権を
局に売り切れなかった「高飛車NPB」は要反省ですな・・・。







     めでたし●●だし



 



※全てフィクションです、多分ww


 


 






 




 


 


 


 



・・・ちなみに、その新幹線にアンジェラが乗っていて、その後
「草 クンとのドラマ」が繰り広げられることになるとは、
誰も知る由もなかった(一部ド爆)。







































































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