「死生観」に関する喩え話
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k5
2010年04月26日 12:14 visibility69
もし、貴方のご家族が『職場』で亡くなったら、
貴方はどう思いますか?
人間、どうしても身内に優しくなってしまうためか、
その故人の体調管理そのものよりも、職場における
労働環境や健康管理体制に疑問を持つと思います。
中には、『家族は職場に殺された』と、労災求めて
裁判起こす家族も少なくありません。
だから企業側は、『職場で倒れた』という複雑な事実を
突きつけられたご家族に対して、即座に真摯な対応で接するとともに、
そっとしてあげるのが賢明だと私は思うのです。
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そんなケースで仮に、『とある企業』が四十九日も終わって
おらず落胆している家族を、無理矢理遠くまで呼び出し、
その故人の死と、ご家族の落胆を、ショウビズに活用
しちゃったとしたらどうでしょう・・・。
断っておきますが、「お別れの会」を開くのは分かります。
これはショウビズとは別問題で、故人が皆に愛された人で、
交友関係が広かったのであれば、なおのこと「お別れの会」は
やるべきだと思います。
また、故人にお世話になった同じ職場の仲間(個々人)が、
故人の死を悼むのもよく理解できます。
ただ、怒りを通り越して呆れてしまうのは・・・、
故人に対する「責任」を棚に上げ、
その死を勝手に「美化」し、
故人のキャリアハイは他の企業在籍時であったにも関わらず、
都合のいい時だけ「自社が生んだ名脇役」的な演出をして、
その死で「ひと儲け」しようと思っている『とある企業』と、
その「白々しく軽薄な演出」にまんまとハマってしまう、
何も考えていないアホでミーハーな大衆(ファン)です。
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繰り返しますが、
『故人は企業に殺された!!!』
と捉えられても仕方のないケースなんですよ、これ。
仮にこの『企業』というのが、激務といわれるマスコミ業界や
商社、証券会社、物流業界あたりだと、訴訟だ!労災だ!
と大モメすると思いませんか???
自分がそういう業界に勤めているから余計に感じるのかも
しれませんが、この『とある企業』は、「人の死」に対して
あまりに軽薄すぎる気がしてなりません。
マイケルの追悼コンサートとは訳が違います。
故人は「職場」で死んでいるんです。
「職場で死んだ」ということに対する「責任」を、
『とある企業』は少しでも感じているんでしょうか?
まぁ・・・・・・、
仮にその『とある企業』のトップが、
「たかが社員が!」
とか言っちゃう人だったら分からなくもないですけど・・・(苦笑)。
少なくとも「死生観」に関しては色々と考えが分かれるでしょうから、
ここで何かを結論づけるつもりはありません。
そもそもフィクションですし・・・、これ(ny
おしまい
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