昨年の秋田遠征記

  • k5
    2007年11月13日 11:23 visibility594


昨日はキャンプもオフだったらしく、オカダ語録も
それほどネタがないので(笑)、ボクが書いてる
別のブログで以前UPした06年7月の秋田遠征記を
転記します(笑。手抜き)。

----(以下転記・長文注意)-----------

7月8日、9日は秋田に行って、阪神vsヤクルトの二連戦を観てきました。
今回の遠征、一言でいうと『拙攻の山』・・・。
以下長文につき、ご注意下さい。
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【一日目】
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まず土曜、羽田空港で秋田行きの飛行機に
乗るべく、シャトルバスに乗っていた時のことでした。
シャトルバスの席に座っていると、いきなりドスの効いた声で














「おいおい、若いのが座りおって・・・」

との声。ビクッとして振り向くとそこには


江夏豊氏!!!!


あまりの威圧感に僕が席を譲ろうとすると、
後部座席から調子の良さそうな声が・・・。

「あー、すんません、すんません!!」

ふと見ると、そこには


江本孟紀氏!!
 



江夏と江本!!!
1976年、阪神と南海との間でトレードされた間柄。
しかもいずれもタイガースのエースとして活躍した二人。
こんなビッグショットはなかなか見られません!!





・・・が、バッグにはペンもボードもあり、携帯も
持っていたにも関わらず、二人のオーラの前に

「あ、握手して下さい・・・」

これが精一杯でした(涙。僕の拙攻1)。


飛行機へ乗り込むと、僕の前の座席には秋田出身、石井浩郎氏が!!

・・・と言っても、個人的には全く興味がなかった
のでこれは拙攻には入りません(笑)。それに
しても秋田までの1時間ほど、ずっと僕の目の前
に石井氏の後頭部があったのですが、間近で
見ると本当に不自然な髪型でした・・・(苦笑)。



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で、秋田到着後、ホテルに荷物を置いて球場へ。

あきたこまちスタジアムは非常に立派できれいな球場でした。

土曜日の試合は見事勝利!!
なかなか面白い試合だったし、球児も観られて最高でした。
ヤクルトは地元秋田出身の石川を先発に出したのですが、
タイガース打線が空気を読まずにしっかりと打ち崩し、早々とKO!!
秋田の皆さん、ごめんなさい!!(笑)








ちなみに外野席はというと、関西や関東の人たちも
かけつけていたので、応援自体は滞りなく進行してました。
ライトは石川人気もあるのと、毎年ヤクルトは秋田巡業に
来ているのもあって、神宮球場よりも(笑)ヤクルトファンが多くて、
それが結構驚きました。




地元秋田の人たちは、元々『恥ずかしがり屋』気質なんだそうで、
レフトスタンドでは殆どが初めて見るタイガースの
『アホなファン(笑。僕を含む?)』に圧倒されていたようですが、
回が進むにつれて少しずつ地元の人たちも声が出るようになって、
ラッキーセブンのあたりからは地元の人たちも声を出して
「六甲おろし」を唄っていました。

そんな中、地元の人たちに風船配ったり、応援歌を
教えてあげたりとしていたら、地元の人たちとも仲良くなって、
球場でも沢山お酒をご馳走になり、挙げ句の果てには試合後、
その地元の人の中のカップルが「この後、飲みませんか?」と
声をかけてきました。面白そうだったので彼らのクルマに乗せてもらい、
秋田の繁華街(川反)へ行くと、彼が












「あ、ここウチなんです。」

見るとそこは立派な寿司屋。なんとカップルの彼は寿司屋の
せがれだったようで、お寿司と美味しい地酒をご馳走になってしまいました!!
(これは拙攻ではなく、思いがけないタイムリー!!)

この日は流石に応援で疲れていたので、秋田の『長い夜』(笑)を
ほどほどに楽しんで、ホテルに帰り爆睡しました・・・。

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【二日目】
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実は『拙攻の山』は日曜日がメインでした・・・。


翌日起きて、ホテルから『真弓ユニ』を着てタクシーで球場へ
向かうと、タクシーの運転手が

「あ、お客さん、真弓のユニフォームなんて懐かしいの着てますね〜。」

などと話しかけてきました(・・・訛りがヒドくて正確には聞き取れなかった
のですが、文脈から大体そんな感じの意味だと(苦笑))。

さらに運転手は続けました。

「いやー、奇遇ですね。実はお客さんの前、
 ○○ホテルから真弓さんを乗せたばかりなんですよ〜!!」

!!!
○○ホテルは僕の泊まっていたホテルでした。


・・・(号泣)。

真弓明信氏。
言うまでもなく、僕がタイガース史上最も愛する選手です。
そんな憧れの人が同じホテルに泊まっていたなんて・・・(ボクの拙攻2)。
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涙にあけくれながら球場へつき、拙攻の山で
ヘロっと負けた我らがタイガース。

ま、最後こそ盛り上がりましたが、江草&能見で試合は
ブチ壊しでしたから、その判断も正しかったかと思われます・・・(涙)。
ある意味本当の拙攻でした(一応ボクの拙攻3)。


ちなみに球場で話をしていたら、昨日の川反には色んな選手が
出撃してたようで、夜な夜な飲んでいたとのこと(苦笑)。
そら負けるわ!!(笑)

でも昨夜、ホテルに戻らずもう少し頑張って
繁華街(川反)で遊んでいれば・・・(ボクの拙攻4)。 






結局最後まで応援していたら、案の定球場を
出ると目の前は大渋滞だったので、ヤケクソになって
球場から出てバスに乗り込むヤクルトナインに対して、

「トナカイッ!!(註:木田のこと(笑))
 ボケ!!もっと最後まで盛り上げろ!!」

「ゴンザレス!!******(汚い英語(苦笑))!」

「岩村!!ボケ!!カス!!*****(記憶なし)」

などとボロクソ(?)のヤジを飛ばして、トボトボと
大混雑のバスに乗り、やっとのことで空港へ。
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空港は2階建ての大変小さな空港で、そこで
飛行機を待っていると、何と先ほど散々ヤジを
飛ばしたヤクルトナインが同じ飛行機へ乗る
べく、空港へゾロゾロとやってきました!!
(古田は別行動のようで、そこにはいませんでした)



「やべ・・・(汗)」


球場でヤジを飛ばした時、岩村とゴンザレスは
こっちをかなり睨んでいたので、とても小心者の
僕は即行でユニを脱ぎ、レストランでメシを食い
ながら隠れていました(苦笑)。




そして出発ギリギリになって飛行機に乗りました。
隠れた甲斐もなく、結局1列目からヤクルト選手&コーチ陣が
陣取っていて、僕は帽子を目深に被りつつ、恐る恐るチラチラと
選手を確認しながら後ろの方へと向かっていきました。



「あ、伊東昭光・・・」


「あ、花田・・・」


「やべ、トナカイ(・・・と視線を外す)」


「あ、金本」





・・・?!
金本?!?!?!






そうです。
ヤクルト選手陣に混じって、なぜかアニキ金本選手が
タイガース選手陣とは別行動で一人で羽田便に乗っていたのです!!
アニキには以前からぜひ僕の応援ボードをご覧頂き、
サインして欲しいと思っていたのですが・・・、





「あ、金本選手、お疲れ様でした・・・」

と挨拶するのが精一杯。金本選手も

「あ、どうも」

と・・・。以上終わり・・・。

あああああああああ!!!!!

こんなことなら、恐れることなくさっさと搭乗手続きしときゃ
良かったぁ〜〜〜!!(ボクの拙攻5)。

ただでさえ秋田〜羽田便は少なかったので、
ヤクルト選手陣・金本以外は殆どが関東の虎党。
金本選手は「疲れてるからサイン&写真は勘弁して」オーラを
ガンガンに出していましたが、ユニ着て泥酔してるファンばかりだったので、
離陸前には金本の応援歌を唄ってる人もいて、



「あー、これで金本はタイガースを離れる決心がついただろうなぁ・・・」

と思うほど、遠足のバス状態の機内でした・・・(苦笑)。
当然、羽田到着後はヤクルトナインも金本も
即行で消えてしまいました。
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『あぁ、タイガースは何で
こんなチャンスに弱いんだ?!』

などと最近特に嘆いていましたが、他人のことを
言ってられなくなりました。


ボク、チャンスに超弱いかも・・・(号泣)。

でも選手が間近でみたいなら、地方遠征はお勧めです。
長文拝読ありがとうございました。

     
                 おしまい


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