クライマックス! 首位攻防戦
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ロソきむ
2008年10月26日 00:00 visibility47
7戦全勝中の名古屋、その名古屋を勝ち点3差で追う浦安の対戦。
リーグ戦は全部で21節あり、残り14節あるわけだが、もしここで浦安が敗れるようだと勝ち点差が6に広がり、実質的に名古屋の優勝が決まりかねない、そんな天王山。
昨シーズンの選手権決勝並みに激アツの、負けられない試合なわけですよ。
まさにクライマックス。
7,000人が見つめる中、戦いの火蓋は切って落とされた。
つい先日まで開催されたW杯のため、2ヶ月近くも主力6人が不在のまま中断期間を過ごした浦安。
対する名古屋は、同じく主力3人が不在だったものの、練習試合をしっかりとこなして、万全の状態でこの試合に臨んだ。
そんなチーム状態が出たのだろうか、序盤は終始名古屋ペースで試合が進む。
浦安のスターティング5は、GK川原、藤井、稲田、小宮山の代表組に、キャプテン市原を加えた、若干守備的なセット。
一方の名古屋は、GK定永、北原、完山に、マルキーニョス&シジネイ。
序盤は浦安が自陣に追い込まれ、マイボールになったとしても相手ゴール前に張った稲田にロングボールを当てるだけ、という苦しい展開。
2ndセットは、浦安は平塚、岩本、中島、稲葉のスピードセット。
名古屋もボラ&森岡という強力アタッカー陣を送り込む。
その後も辛うじて失点を免れていた浦安だったが、前半11分に、自陣内で小宮山がパスミスしてしまい、マルキーニョスに奪われ、完山に先取点を奪われてしまう。
1-0。
ここですかさず岩本をGKにしてパワープレーを発動する浦安。
この試合、浦安はこの後も短時間のポイント起用でパワープレーを仕掛けた。
しかしながら、今度は前半16分に、山田ラファエルユウゴが強シュートを放つと、平塚が身を挺して防ごうとするものの、クリアしきれずに、追加点を許してしまう。
2-0。
その後、浦安は稲葉が決定機を作るものの、決めれず、前半終了。
後半。浦安はいきなりパワープレーを発動。
これが奏功し、シュートをDFが弾いたところを小宮山がヘディングで押し込み、浦安が開始わずか30秒で1点を返す。
2-1。
後半4分。岩本が右サイドからゴール前、逆サイドに鋭いパスを出すと、これに中島が飛び込み、スライディングで鮮やかにゴールを決める。
2-2。
浦安は後半になってから始めた前プレスが効き始めたようだ。
しかしながら、後半7分。
CKからのパスに山田ラファエルユウゴが合わせ、強烈なシュートを叩き込む。
3-2。
それから一進一退の攻防から迎えた後半14分、浦安は華麗なパスワークから最後は小宮山が泥臭く体で押し込み、再び同点に追いつく。
3-3。
さらに後半16分、稲葉からのパスに小宮山が合わせ、ついに逆転!
小宮山はこれでハットトリック達成。
3-4。
ここで名古屋のタイムアウト。
今度は名古屋が前田をGKにパワープレーを発動。
すると後半19分、シジネイに同点ゴールを決められてしまう。
4-4。
ここで浦安のタイムアウト。
浦安はキックオフからパワープレー。
同じようなパス回しと見せかけて、コンビネーションで左サイドを突破すると、最後はゴール前で稲葉が蹴り込み、再びリードを奪う。
4-5。
その後、必死の反撃を見せる名古屋の猛攻を防ぎ切り、ついにタイムアップ。
浦安が名古屋に勝利!
勝ち点で両チームが並ぶ、貴重な白星を挙げた。
- 事務局に通報しました。
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