チーム創立以来の14年間を振り返って
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虎男
2018年12月01日 19:47 visibility271
私が自分で草野球チームを立ち上げて14年と言う時間が過ぎた。先週の土曜日にシーズン最終戦を終え、けが人も無く無事に試合を済ませてほっとした言うのが正直なところ。まだ年中行事の「納会」が残っているが、ほぼシーズンを終了してほっとしているところだ。
このチームを創立して、どれだけ多くの人たちと出会い、別れて来たことだろう。この14年間で44人の人間がチームに入部して来た。これを多いと思うのか、そうではないと思うのかはわからないが、チーム内だけでも大勢の人間が出入りしたという事になる。現在17人のチームなので、あと3人ほど選手を入部させたい。理由は「在籍20人」いれば、紅白戦が組めるからだ。自分のチームの紅白戦。これは創部以来の私の夢である。さらに言うと、14年と言う月日の間、ただの1度でさえ「チーム全員が集合したことが無い」と言うのが「現実」なのである。
14年間を振り返って見て、あっという間だったなと言うのが私の最初に出て来る感想だ。ただ、チーム創部初年度から試合のビデオ録画を撮り続けているのは「チームライブラリー」として貴重な資料になっている。思えば、私が44歳の時に立ち上げて、最初のチームでのポジションは捕手だった。そしてチームの4番を打ち、4番の重圧を毎試合感じながらも楽しく野球がやれたことは、その当時在籍していたメンバーに対してとても感謝している。しかし、10年が過ぎてみると、チームメンバーはがらっと様変わりした。年齢がいけば動きが鈍くなる。そして野球をプレーする情熱だって継続させるのは簡単なことではない。仕事、家庭、子供、親のことなど多くの問題が発生しやすくなる年齢のメンバーがチームの大半を占める。そうう彼らに野球をやらせてやりたい。そして彼らと一緒に野球をやることで、自分の生きている証を確認していきたいと思っているのが「このチーム」なのだ。
私はチームの全ての仕事を担っている。メンバーに分担などしていない。分担して連絡が滞ってしまい、対戦相手チームさんにまで迷惑が行くようなことになったら、誰が責任をとるのか。仕事を分担して自分が楽したいなんて気持ちはさらさらない。私の場合は、チームの仕事は私のライフワークであり、私がチームメンバーの活動参加してくれていることに対しての「感謝の念」をあらわすものだと考えている。スケジューリング、備品管理、対外交渉、新入部員勧誘、ユニフォーム手配、会計管理、チーム内連絡、派遣審判員手配、グラウンド確保
スポーツ安全保険管理、これら一切を私は14年間やってきた。私のプライドでもあり、そして私の感謝の念でもあるチームの仕事。やらされていると思っていたら、何年もやれるわけがない。
草野球の監督と言うのは、黒子に徹することだと私は思う。そして、その黒子の仕事が一番草野球の活動とチームを支える上で大切な仕事であり、それを喜んでできる人間こそが「チームの監督」をやるべきであり、能書きだけ垂れて何もしない人間が上に立ったら、それこそチームは崩壊するだけだろう。なんとか、20年継続運営目指して来年も頑張っていきたい。私のライフワークを楽しみながら。
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