【高校サッカー】雑感

久しぶりの日記ＵＰです。

タイトルにはあげませんでしたが、高校サッカーファンならおなじみのある高校で、集団万引き事件が起きました。ネットをよく見られる方ならすでにご存知でしょう。

当然、罪を犯した部員は厳罰を受けるでしょう。また、部としてのしかるべき処分・謝罪・措置、管理職や顧問の責任が問われるのももっともです。

しかし、その記事に関するコメントを見ていると、

「部活を廃部せよ」

「学校を廃校せよ」

「・・高校のサッカー部員（生徒）は全員馬鹿」

から挙句の果てには、

「・・県の高校生はみんな馬鹿」とか

「専門高校は全員偏差値が低い」とか

「サッカーしている人間にロクなヤツはいない」などなど・・・。

何で一部の人間がしたことで、こんな考え方（極論）になってしまうのでしょう。

　「類は友を呼ぶ」などという日本語はありますが、一部を見た・知っただけで、全てを断定してしまうのは偏見以外の何物でもありません。

　毎年、いろいろな高校のサッカー部の試合を見ています。

　確かにやんちゃそうな部員もいます。しかし、誠実なサッカー部員、有名大学に学業で合格するほど成績優秀な部員など素晴らしい人物もたくさんいます。彼らまで悪く見られるのは残念でなりません。

　該当校は現役生の活動は無期限で自粛し、新１年生のみの状態から再スタートをきる方針とのことです。

　まだ入学前とはいえ、公立高校は一家転住以外の理由で全日制→全日制への転学はできません。かといって、サッカーがしたくて選んだ学校なのに、廃部していたというのは新入生にとって納得できないでしょう。だから、自分としては至極妥当な判断だと思うのですが。

　「廃部せよ」とか言っている人はそのような事実を知っているのでしょうか？

　ネット社会になり、誰でもどこでも多くの情報が手に入る世の中になりました。その反面、匿名なのをいいことに、極論・人権侵害・攻撃的な意見等が増え、視野が狭くなった人が増えている気がします。

　何か不祥事以上に今の日本人の現状にいろいろ考えさせられる今日この頃です。

　しかし、全国のサッカー部員は、それぞれの目標を達成すべくサッカーを楽しみつつ、それぞれの高校生活を有意義に過ごしてほしいですね。