選手の環境整備が一部のフリーライダーを生まない為に・・・
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あおいちぱんだ
2007年11月27日 23:32 visibility102
選手会はFAの短縮を求めて訴訟を起こしているが、
近年のFA宣言に伴うマネーゲーム化には正直うんざりしている。
FA宣言できる選手はほんの一握りの一流選手に限られている。
恐らく期間を短縮したとしても殆どその構図は変わらないものと思っている。
これが果たして野球界全体・選手全体にとって良いものといえるのだろうか。
選手会側が一部の選手だけの「特権」になっているのが現状である。ということを認識した上での制度改正を求めるのであれば賛成は出来るが、どうやらそうでもないらしい。
(私の事実認識が間違っているのかもしれないが。)
スポーツ選手は良くて40代まで。
セカンドキャリア制度が確立していない。
年金制度も崩壊した。
こういった中で稼げるときに稼いでおこうという考えになるのはある種
経済学的における合理的選択だと思っているのだろう。
もちろん黒田や新井のような「優勝できるチーム」など金銭面以外でのインセンティブを訴える選手も少なくは無く、彼らのためにもFA権というのは重要なものである。
また、日本という社会が終身雇用制を望んでいることも、こういった考えに繋がるものと推測される。
ただ、現行におけるFAのシステムは金銭面のことばかりが取り上げられることが多く、
その一方で本当に選手に対して支払う年俸に見合った金額になっているかは正直疑問だ。
特にFA宣言して読売に移籍した選手の活躍に対する年俸は生産性として最低のコストパフォーマンスのように思われて仕方が無い。
(高い給料を払っている以上、監督の采配を差し引いても優勝しなければ意味が無いのですから。)
だからといって日本人メジャーリーガーの登場という「選手のグローバル化」によって
年俸が高騰している現状をNPB側が食い止める策は何一つ無い。残念ながら。
これは選手会と球団側がお互いのことを認め合って良くしていこうという考えが無いのからかもしれません。
これは球界再編問題や様々な問題に対することがある種トラウマになっているのかもしれませんが。
じゃあどうすればいいのか。
もちろん現在の球団に残ることが自分にとって有利に働くという制度を作り上げることが今後の重要な課題であり、論点にすべきではないだろうか。
どうしても人はお金に目がくらむ。
だからこそ、制度を球団・選手会側・ファンなど、多様なステークホルダーに対してよいものであると思われるように日々議論していくことが重要であると私は考える。
FA宣言して高いお金を貰っている選手や選手会の幹部は、
12球団合同トライアウトを見に行けといいたい。
あんたらみたいに素質があって選手生命にかかわるような怪我をしないでこれたことがどれだけ幸せなことかと。
そこを見捨てた議論をしていないかと。
それでも選手会はFA制度を一部の選手だけにするのか。
もう一度考えて欲しいですね。
特に選手会長なんかは。
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