西鉄復活の一方・・・

興味をもたれた方にとってはすこし期待はずれかもしれませんが、日経にこんな記事が載りました。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080630c6c3002730.html
ホークス赤字抜け出せず 前期営業損益、3期連続<!-- FJZONE END NAME="MIDASHI" -->

<!-- FJZONE START NAME="HONBUN" --> プロ野球球団「福岡ソフトバンクホークス」の2008年2月期の業績が明らかになった。年間観客動員数が過去最高の230万人を突破、入場料と広告料が伸びて増収となった。ただ、プレーオフの主催試合が無かったことなどが響いて営業損益は3期連続の赤字。観客数が限界に近付く中、新規広告媒体の開発や座席数の拡大などで収益基盤の安定化を目指す。

 ソフトバンクの完全子会社、福岡ソフトバンクホークス(福岡市、笠井和彦社長)と球団運営を手掛ける福岡ソフトバンクホークスマーケティング(同)を合算した野球事業の売上高は前の期比2%増の205億円。

 年間観客動員数は約30万人増の230万7000人で、入場料収入は前の期比3%増の64億円となった。人気選手の加入や、全試合でのイベント実施が奏功し、昨年に続きパ・リーグ首位の動員数を維持した。 <!-- FJZONE END NAME="HONBUN" -->


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人気選手がパウエルなのかはさておき、
(大場か長谷川なのでしょうが、観客動員数に直結するかは正直日経の怪しいところでもあるかも。)
単純計算すると観客一人当たりのチケット単価は2774円。
いつも満員のイメージが強いソフトバンクホークスが3期連続赤字という状況なのは、
やはりヤフードームの使用料金の高さなのかもしれません。

地方のホテルマンだった高塚氏が経営改革をしたダイエーホークスの後を継いだソフトバンクは
西鉄が黒い霧の影響で去って以降、地道な年間席販売の営業(ローラー作戦だったそうです)や
球団が権利を持っているキャラクターの無償使用を認めるなど、地道に地域密着を図った「元祖」とも言われています。

※確かに高塚氏の評価は後のセクハラ事件で逮捕されたことも含めて賛否両論ありますが、
野球という業種をサービス業に変えたことに対しては一定の評価をしてもいいのかもしれません。
ここについては詳しい方が居ればとおもうんですけどね・・・。

5〜6年前ですかね。学生の頃に福岡へとあるライブを見に行ったときのことなのですが、
昔ヤフードーム近くのモツ鍋屋さんでロッテ×ダイエーを見ていて、(ドMなので)黒い戦士がフィールドを駆け回って点数が入るたんびに肩身の狭い思いをする一方、
「地元でこんなに愛している球団があるっていいな」
と思いました。

ただ、その一方でILのほうは悲惨な状況のようでIL選抜がソフトバンクの2軍には3連勝するなど、
着実にレベルが上がる一方で観客動員が増えません。

サービスに問題があるのか、それとも関西における阪神の優位性同様高すぎる障壁が存在するのか、

実際にこの目で確かめたい部分もあります。

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