マンツーマンディフェンスの勧め
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とめさん
2014年12月25日 00:00 visibility815
今日も19:30~21:30まで、汗びっしょりサッカー楽しんできました!ホント今のクラブ楽しい!
さて今日は少しサッカーの専門的な話になりま~す。ただ現状のサッカースタイルや指導方法について異論を唱えるわけではないことを予めご了承下さいm( _ _ )m
「ゾーンディフェンス」。サッカーを知っている方なら聞いたことあるとおもいます。ゾーンディフェンスとは、各選手が配置するゾーンをそれぞれが受け持ち、ボールを中心にポジションを修正していきます。そうすることで不要なスペースを作らず相手選手が自由に使えるプレースペースを与えないようにします。これは、現在どこのチームもこういう守備の仕方をしているのではないでしょうか?ジュニア、ユース、社会人を問わずです。
それと相反するディフェンスがマンツーマンディフェンスです。各選手が特定の相手選手をマークし、相手選手を中心にポジションを修正していきます。そうすることで不要なスペースはできますが、1対1の局面はゾーンディフェンスより増えます。
サッカーをし始めたジュニア世代、またまだ技術的にも体力的にも未熟なジュニアユース世代、また大人になってから子供の影響でサッカーを始めたお父さん、お母さんには、「マンツーマン」というディフェンスの仕方を最初に覚えて欲しいです。
時代に逆行しているように思えるかもしれませんが、サッカーの局面は1対1の応酬です。始めからゾーンディフェンスに慣れてしまうと、相手の足元に飛び込んでいく勇気が養われません。相手の足元に飛び込まず横パス或いはバックパスさせることで、相手の攻撃を遅らせたんだからgood job!とはなりません。当然そういう場面もあります。しかし相手の攻撃を遅らせる「ディレイ」はディフェンスではないというのが私の持論です。
ディフェンスとは相手のボールを奪うことにつきます。
ここで、チーム戦術やゲーム戦術を重視するがあまり、肝心の1対1がおろそかになっているように感じます。特に少年期におけるディフェンスは、もっとマンツーマンディフェンスを意識した方がいいように思います。「俺のマークはこいつだ!絶対に抜かれない!」的な意地を持って我武者羅に1対1を極めて欲しいと思うんです。
ボールを奪うためには、相手に飛び込む勇気が必要です。タイミングや状況も当然ありますが、でも最終的には勇気です。その勇気をバックアップしてくれるのが、成功と失敗の経験です。
よく子供達の試合で「簡単に足元に飛び込むな!」という声を聞きます。果たして子供達は簡単に足元に飛び込んでるんでしょうか?私は子供達なりに勇気を持ってボールを奪いに行っていると思います。もし悪いところがあるとすれば、1回で諦めてしまうことではないでしょうか?勇気を持って飛び込んだことを注意するのではなく、たった1回のチャレンジで諦めてしまったことを注意すべきではないでしょうか。
そうしないと、抜かれることがNGみたいな錯角に陥ってしまいそうでなりません。抜かれてもいいんです!だけどもう一度、更にもう一度チャレンジできる精神力こそ、子供の内に養っておかなければいけないものなのではないでしょうか?
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