「長所を育てる」と「褒めて育てる」って?


私達が生きている社会の中で、集団に属している限り「上下関係」は切っても切り離せないものだと思います。その中で現代では、立場が上の人(上司や先生や監督など)は「長所を育てる」「褒めて育てる」ことを第1に考えている人も多いと思います。

私のように、子供を育てている親御さんも同じではないでしょうか?


では、「長所を育てる」とはどういうことなんでしょう?

短所をほったらかして、長所ばかりを認めると勘違いしている方も少なくないと思います。その人の長所とは他人と比べるものでなく、その人が持っているいい部分なのではないかと思います。まずはそこを認めてあげた上で、短所の部分を引き合いに出し、改善するとこんな風にレベルアップできるんではないかと提案することが必要なのではないでしょうか?

長所を育てるとは、長所を認めてあげ自信を付けさせると共に、短所を知らせ改善を促しその期待効果を提案することだと思います。


ちょっと回りくどくなりましたが、まずは良い所を褒め、その後悪い所を客観的に教え、例えばどう直せば自分にとってどんな良い事が跳ね返ってくるのかという所まで踏み込んで一緒になって考えることが、長所を育てると言うことではないかと考えます。


「長所を育てる」と「褒めて育てる」は私の中では同じです。

しかし、長所を伸ばせば短所が無くなるものではありません。長所と短所は別物ですから、それぞれにアプローチする必要があります。

それぞれを別々にアプローチするより、関連性のある長所と短所を比較し、長所を褒め短所を知らせる。短所を克服した場合自分の長所が更にレベルアップするモデルを提供する。


ですから、良い所だけを見て指導するというのは如何なものかと。。。

良い所は認め悪い所は指摘するというのは当たり前でしょう。

その当たり前のことを、上手く相手に伝えるのは難しいことも承知しています。


褒め上手な上司になる、みたいなセミナーもあるみたいですが、それだけで人を育てることができるなら苦労はしませんよね。。。


こんな事言っている私ですが、息子からは「鬼」扱いされています(笑)

褒め上手に成れていないのでしょうね(^^;)

みなさんは如何ですか?


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