「苦難を乗り越える」と「苦難を避ける」
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とめさん
2015年04月29日 17:30 visibility436
みんなサッカーが好きで、今でもサッカーを続けているんでしょう。
楽しみ方も千差万別です。どんな楽しみ方でもサッカーを楽しんでいるなら、それが1番良い事だと思います。
ただ、少し気になることがあります。
私の身の回りにいる少年達。将来はJリーガーになりたいそうです。現状の彼らを見て私は「頑張れ!!」と言えずにいます。それはなぜか。
何か高い目標へ到達しようとした場合、ただ「楽しいから好き」だと言うだけでは難しいと思います。自分の予期しない状況が現れ、それを個人で或いはグループで乗り越えなければいけません。その為には歯を食いしばり、苦しさや痛みを克服しなければいけません。
ただ楽しいから好きと言うだけでは、その「楽しさ」が薄れた場合多くはそれを避けて通ろうとします。
「たのしい」とは、「楽しい」と「愉しい」という表現があります。
「楽しい」とは、雰囲気に大きく左右されるもので、「愉しい」とは、自分の心に大きく左右されるものです。ですから、ただ楽しいから好きでは苦難を避けてしまうのでしょう。
サッカーをただ「楽しい」スポーツとしてプレーすることも大切なことです。
しかし、高い目標を持つ少年達には、サッカーを本当に「愉しい」スポーツとして、これから降りかかるであろう「苦難を乗り越える」ためのエネルギーにして欲しいと思います。
精神論を唱えるつもりはありませんが、本当にサッカーが「愉しい」と思えれば、レベル、年齢関係なく、その時々での苦難を自ら歓迎しそれを克服し乗り越えるチャレンジができるのではないでしょうか?
私の今の苦難は運動量・・・。しかしそこで体力を使わないサッカーへ移行するのではなく、自分自身を追い込むことにしています。体力を使わないと言えば頭を使ったクレバーなプレーと印象を受けるかもしれませんが、それはただの「楽(らく)」を選んでいるだけだと思います。走りながらでも頭は使えますからね。
まぁ、私の事はさて置き、たまには少し時間を割いて、好きなサッカーの「愉しみ方」を考えてみるのも良いかもしれません。
何をやるにしても年齢ではありません!やる気ですよ!
- 事務局に通報しました。
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