ＳＯＨＯストリンガー

前からホームページを見て、ずっと気になっていて、機会があれば一度ガット張りをお願いしようと思っていたのが「ＳＯＨＯストリンガー」の横山さん。
横山さんのテニスエッセイを読んでいると、とにかくガットのことだったらこの人に任せれば間違いはないだろうと思えてくる。

昨日、午前中の練習でガットが切れてしまって、夕方からのスクールでの大会までに即張りをお願いできるところということで、真っ先に思い浮んだのが、この「ＳＯＨＯストリンガー」。
練習から帰宅するなり、４時半までの張り上りで即張りをお願いできるかという問い合わせをメールで出したところ、快諾の返事をいただき、さっそくラケットを預けにスクーターで西川口に向かった。

この横山さんのところは、システムが実に変わっている。あらかじめ、ラケットの銘柄、ガットの種類、テンションをメールで連絡しておいて、あとは横山さんの自宅にある「ラケット受付口」というところにラケットと代金を放り込む。そして、近所で適当に時間を潰していると30分ほどで「あと５分で仕上がります」というメールが携帯に入り、再び横山さんの自宅まで行って、玄関脇にある暗証ロッカーに入っているラケットを引き出せばいいというシステムなのだ。
つまり、ストリンガーである横山さんとは、いっさい顔をあわせないままなのである。非常にシステマティックなのだ。

なんとなく「引き籠もり」「人嫌い」という印象を持ってしまいかねないシステムなのだけれど、実はこの横山さん、無料でテニスのボランティアコーチングをやっていたりするので、ぜんぜん「引き籠もり」でも「人嫌い」でもない。きっと、効率のよいやり方を追及していってこの独特のシステムに辿り着いたのだろう。

おかげで、昨日は大会に間に合うようにガットを張ってもらえたし、これからもお世話になろうと思っている。
平日に開催していることが多いので、なかなか参加できないのだけれど、いずれ無料のボランティアコーチングのお世話にもなりたいと思っている。

それにしても、テニスの世界には本当にいろいろな人がいるものだ。

「ＳＯＨＯストリンガー」横山さんのホームページはここ↓
http://gut.yyr.co.jp/index.html