My Sweat Your Smile Our Cup

３発快勝！
シーズン開始を告げるお祭的な試合ではあるけど、勝利はすごく嬉しい！
目の前の試合に全力で勝ちにいくのが鹿島だしね。

久しぶりにガンバに勝てたのも嬉しいね。
調子がそれほど良くないとはいえ、選手の質は高いし、ボール回しも巧い。
鹿島としてはちょっと回されすぎなところもあった気がするけど、しっかりマークついていたし、集中して守れていた。
先週の水戸戦と違って、戦術的にもフィジカル的にも開幕に向けて調子を上げてきているのが目に見えてわかった。

攻撃についても、奪ってからの素早い仕掛けが、しっかり意思統一が図られていて良かった！
興梠、マルキーニョスの２トップがサイドに流れて、３バックのサイドのスペースを効果的に使えていたね。

前半の３ゴールは全て、サイドのスペースを突く狙いが実ったもの。
左サイドを興梠が突破して得たCKで、岩政が競ったこぼれ球にいち早く反応した興梠のジャンピングボレーで先制点☆
左サイドを突破した興梠がDFを引き付けボールを戻し、フリーの新井場が中央のマルキーニョスへクロス。マルキーニョスが２人のDFと競り合ったこぼれ球を蹴り込み２点目☆
ダニーロのパスから巧みに右サイドを突破した興梠が中央へグラウンダーのクロスを送り、野沢がGKの前で丁寧に右足を合わせ３点目☆

後半、流石にガンバもシステムを変えて４バックにしてきたけど、試合としては３点のリードを得た時点で鹿島の勝利はゆるぎないものに。
後半は監督の指示どおりにリスクを冒さずにバランスをとった試合運びを完遂。
欲を言えば、ガンバの攻撃をいなした上でもう１点獲れたら理想的だったかな。
でも、消極的に引いた守備をしていたわけではないし、機を見た積極的な仕掛けからチャンスも創っていたから、後半スコアレスでも上々の結果。
それに、多少危ない場面はあったものの全員の集中した守備で無失点で試合を終えたことは、素晴らしい。

これで９９年以来１０年ぶりのゼロックスのタイトル奪冠！
一番長く遠ざかっていたタイトルだったんだな〜

考えてみると鹿島がアジアのタイトルへ一番近づいたのも９９年だった。（アジアカップウィナーズカップ３位）
９９年も今年もアジアタイトルへのラストチャレンジの舞台は国立。
あの時味わった悔しさを、今年は初めて味わう歓喜へ変える！
その舞台となる国立での素晴らしい快勝☆
飛躍のシーズンへの幕開けとしては、幸先の良い勝利！

ちなみにタイトルは、オリヴェイラ監督の言葉。
言葉どおりにいい汗かいて、笑顔でタイトルを獲れた☆
さあ、今シーズンはあと３回、ここ国立で優勝の歓喜を味わいつくすぞ！！！

【PICK UP PLAYERS】
☆興梠慎三☆
１得点１アシストと全３得点に絡む大活躍☆豪快なジャンピングボレーの先制点でチームを勢いづけた。
一瞬のフェイントで抜け出した３点目のシーンなど、スピード豊かなドリブル突破で相手DFを翻弄。サイドのスペースを突いてチャンスを演出し続けたパフォーマンスは圧巻だった。

☆曽ケ端準☆
後半の山口のヘディングシュートや寺田のシュートをしっかりとセーブするなど、安定したゴールキーピングで無失点勝利に大きく貢献。
危険な形で突っ込んできた山崎に対しエキサイトするシーンも。選手を危険にさらすプレーは非難されるべきだが、エキサイトしすぎるのは良くない。全ての試合に出続けるべき守護神なのだから、その辺のメンタルコントロールも大事にしてほしい。

☆マルキーニョス☆
自身が競り合ったこぼれ球に素早く反応してゴールに蹴り込み、１得点☆昨季終盤はなかなかゴールが奪えなかったが、ゴールを奪う感覚は健在。卓越した技術、豊富な運動量も相変わらずで今シーズンも大活躍を期待できそう。

☆野沢拓也☆
落ち着いてゴールに流し込むシュートで１得点。水戸戦に引き続き調子は良さそう。先制点につながったCKなど、セットプレーの精度も上がってきた。

☆伊野波雅彦☆
集中した守備で相手のチャンスを潰し続け無失点勝利に貢献。その注意力、危機察知能力は見事。危ないと思った場面に顔を出し、何度もピンチを防いでくれていた。

☆岩政大樹☆
高さ、強さでゴール前の壁に。ハイボールはことごとくはじき返すとともに、前に強い守備でガンバに攻撃の起点を作らせなかった。キャプテンマークを巻き、昨年のような失態を冒さずに、試合を通した安定した守備で無失点勝利に貢献。

☆青木剛☆
中盤で体を張ってボールを奪ったかと思えば、カウンター時に最前線まで勢いよく飛び出していくなど、ピッチを幅広く動き回り攻守に大奮闘。３本もミドルシュートを放つなど、積極的なパフォーマンスが光った☆
Jリーグキックオフカンファレンスに選手代表として参加したように、チームの中心となるべき存在。堅実かつアグレッシブなプレーでチームの快勝を演出していた。


☆しかお☆
うぃっしゅ！（DAIGO)し過ぎ。。。
試合前後に盛り上げようと小ネタ連発で奮闘していた。