
緩めず戦い抜け!
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七ツマル
2009年07月20日 02:28 visibility47
後半戦のスタートは、アウェーでのドローゲーム。
正直、もったいないドローだった。
ま、それは、相手の清水も思っていることだろうけど。
清水とのリーグ通算対戦成績をイーブンにできる大きなチャンスだったのに。。。
負け越し解消は、来季に持ち越し。
前半、立ち上がりから、両チームともDFラインを高く保ち、コンパクトな戦いをみせる。
だが、鹿島は、次第にDFラインを下げ、リスクを避けたサッカーへと変化。
清水が積極的に仕掛けてきたのを見て、まず守備からしっかり入って、相手の運動量が落ちるであろう後半勝負と見込んだのだろうか!?
ボールは清水に預けがちではあるものの、しっかりと守備に人数はかけているため、あまり危険な場面は創らせない。
セットプレーの守備のときには、さすがに怖さがあるが、身体を張ったプレーで凌ぎきる。
攻めにかける人数も少ないため、前半はまず失点しないことが優先であるように見えた。
ところが、26分、不意にチャンスが訪れる。
清水DFラインでのボール回しにもたつきをみて、野沢が勢いよくプレスをかける。
バックパスを受けた岩下がコントロールミスしたボールをかっさらい、GKとの1対1に落ち着いてゴール左隅に流し込み、先制!
チャンスを逃さない野沢の積極的な姿勢が生んだゴールで、幸先よくリードを奪う。
この先制点で、ペースをつかみ、積極的に追加点を狙っていく。
そして、43分またしても清水DFのミスからチャンスをつかみ、狙いどおりの追加点!
興梠が岩下にプレスをすると、苦し紛れに出したパスをマルキがカット。
児玉との1対1を巧みなステップでかわして、左足を振り抜き、ゴール左隅に決める!!
相手の弱点をしっかりついて、2点リード。
しかも、前半終了間際の追加点は、相手に与えるダメージも大きいハズ。
このまま、2点のリードを保って、前半を終われれば、勝利を大きく引き寄せることができる。
ところが、前半ロスタイムに痛恨の失点を喫してしまう。
左サイドでボールを奪われ、そのままヨンセンに抜け出される。
そのクロスを、中央の岡崎に合わされ、反撃ののろしを上げさせてしまった。
岡崎のゴール自体は、止めるのが難しい素晴らしきシュート。
クロスに合わせるタイミング、シュートのコースともに流石。
代表でも覚醒したストライカーなだけあるなと感じた。
ただし、与えた時間が悪すぎる。
そもそも、チャンスすら与えてはいけない時間帯。
43分に追加点を獲ったのだから、残りの時間はリスクを避けて、前半を終わらせないといけない!
後半。
前半最後の失点の影響が色濃く出る。
同点へ向け、勢いよく攻め込んでくる清水に押され気味に。
そして、その勢いをいなしきれずに、53分に失点。
右サイド抜け出した市川からのクロスに、ファーサイドのヨンセンが合わせ、同点に追いつかれてしまった。
ヨンセンは、前半からクロスに対して、CBの裏のファーサイドにポジション獲って続けていた。
まさに、清水の狙いどおりにうまく弱点を突かれてしまった失点。
鹿島のサイドバックには、攻撃面の役割を強く求めているところがあるから、ある程度は仕方がない面もある。
篤人や、パクに、ヨンセンに競り勝てるようになれと要求するのは、無茶な話。
彼らも身体を寄せて自由にさせないようにしているし、それで十分であるとは思う。
空中戦のさらなる強さを求めるなら、別のタイプのSB使った方が良いし。
ただ、山形戦でもやられていたし、ある程度対応策を強化した方が良いかもしれない。
失点の形もさることながら、それ以上に痛いのが失点の時間。
後半の立ち上がりの時間帯は、しっかり相手の攻撃を弾き返して、相手の勢いを減退させないと!
前半ロスタイムに引き続き、試合巧者の名が泣く失点の仕方。
幸運な形の2得点で、気持ちが緩んでしまったのか!?
嫌な時間帯の2失点だったとしても、まだ同点に追いつかれたにすぎない。
まだ勝ち越し点を奪い獲る時間はたっぷりあるし、気合を入れ直して反撃に入るのみ!
だが、運動量が上がらず、なかなかセカンドボールが拾えない。
夏場の暑い中、水曜の川崎戦の後の中2日の試合では、さすがに疲れも見えるか。。。
しかし、清水も同じ条件ではある。
2点差を追いついたことによる勢い、そして、王者・首位チームに土をつけるという気持ちの面で、上回られてしまった。
公式記録では、後半の清水のシュートが10本なのに対して、鹿島のシュートはわずかに1本。
その1本も、野沢が大きくふかした直接FKのみという、さみしいモノ。
ただし、シュート数の差ほどに、圧倒されたのかというと、そうでもない。
サイドからのクロス、セットプレーなど、シュートに至らなかったチャンスも創っていた。
だが、数字に表れているように、シュートの積極性が足りなかったのも事実。
前線にボールを運んでも、右へ左へボールを動かして、相手の隙を探しているだけで、なかなかシュートで終わることができない。
もちろん、それは、監督が、攻撃においても、リスク要素を減らしたバランスを考えた試合運びを指向しているからというのもあるんだろうけど。。。
だけど、シュートを狙っていかなくては、ゴールを決めることができない。
シュート撃てずに下げてばかりでは、相手守備陣も怖さを感じないのでは!?
監督からの、指示を聴くのも当然だけど、定められた戦術に+αとして、選手個々の持ち味を活かしたチャレンジをもっと出していってほしい!
そんなこんなで、課題が出つつも、なんとか2−2のままドロー。
ちょっとバタつき気味ではあった守備も、最後の最後で体を張って、なんとかそれ以上の失点は許さなかった。
どちらかと言えば、勝ち点2を失ったと言いたい、引き分け。
『2-0という状況であれば、自分たちでゲームをコントロールすべきであって、少しそうした意思統一が、残念ながら今日はチームとしてできていなかった』 という、オリヴェイラ監督のコメントが全て。
とは言いつつも、CBのミスはともかく、良いパフォーマンスを魅せてきた難敵清水相手に日本平で負けなかったのは、悪くない結果。
『いろいろと皆さんはうちが完璧なチームということを言っているが、そんなチームは存在しないし、毎試合守備を修正するべき部分というのはある。』というオリヴェイラ監督のコメントのとおりなんだろうね。
ここで出た修正点を、今後改善していけば良い!
まぁ、まだ断トツの首位で居ることには変わらないし、連続不敗記録も継続中☆
今のやり方で、結果は出し続けているから!
監督、チームを信じて応援し続けるのみ!
気持ちを緩めたらやられてしまう!
そんな甘いリーグではないことを、今一度心に刻み込もう!!
勝利の執念を強く押し出して、これからの戦いを勝ち抜いていこう!!!
【PICK UP PLAYERS】
☆野沢拓也☆
相手のミスを逃さず貴重な先制点を奪い獲る☆GKとの1対1できっちり決めたのもサスガ☆
ただ、反面直接FKで、大きくふかしてしまったのは、いただけない。最近直接FKに全く期待感が抱けなくなっているのが、さみしい限り。それでも、勝ち続けているのは、ある意味凄いことではあるのだが。強力な武器を復活させてほしい!
☆マルキーニョス☆
リーグの川崎戦を彷彿とさせる興梠との連携でボールカットし、そのまま鮮やかなドリブルからきっちり2点目を奪い獲る☆豊富な運動量は相変わらずではあるが、得点シーン以外では、なかなか清水守備陣を崩すことはできなかった。
☆中田浩二☆
負傷中の伊野波に替わってCBでスタメン出場。悪くないプレーはしていたが、左サイドを突破され、2失点。伊野波の存在の大きさを感じさせる結果に。
反面、ロングフィードの正確性では存在感を示していた。興梠にピンポイントで通したフィードは素晴らしかった。
☆内田篤人☆
祝!100試合出場☆しかし、それを飾ることはできず。岡崎、ヨンセンと身体を寄せきれず、フリーにしてしまって、失点を許したことは、反省材料か。
攻撃では、相変わらず積極的な姿勢を魅せ、触れば大きなチャンスとなるような速く鋭いクロスを送っていた。また、終盤には、上がった流れで、ゴール前中央にとどまり、チャンスを狙うなど、ゴールに対する意欲を強く示していた。
- 事務局に通報しました。

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