交流戦終了

朝目が覚めると、東京の街はどしゃぶりでした。

昨日、神宮の天気予報を見たときは、まあ、試合はやれるかな、と思っていたのですが、
この雨だとチト不安。
天気予報でも12時-15時はかなり強い雨とのこと。
まあ、神宮はそうそう試合を中止しないらしいし、15時以降は小降りになりそうなので、
なんとかやるんだろうな、この雨が連敗のいやなムードまで流してくれるといいけれどな、
と思いつつ、5月のハマスタの試合を思い出していました。
あの日も試合があるかどうか微妙でしたが、思い切って行って良かった。
今日もそうなるといいな、と。

移動中の電車内で携帯サイトを確認すると
開始が30分遅れるとのこと。
急遽、原宿で降り、洋服のお直しを取りにいきました。
都会の球場だとこんなことができるんだな、とちょっと感激しました。
でも私にとってはやっぱり「猫屋敷」こと西武ドームが一番ですけれどね。

さて、そぼふる雨の中、試合がスタート。
ここ3試合続けて第一打席で出塁している片岡ヤスが今日は二塁打を放つ。
クリは進塁打、ヨスヨス。
で千両役者の登場!
看板選手の通算100号で、レフトスタンドは大盛り上がり。
「来てよかったー」との声もチラホラ。
この初回の鮮やかな攻撃、なんだかデジャビューじゃね?とかってのは言いっこなしよ。

その後、同点に追いつかれるも、ナカジの2打席連続HR、さらにオカワリが続き、
2者連続のNN砲アベックHR!
ちなみに、私はこの二人のアベックHRを生で観たのは初めてです。
うれし〜!

Pは岸クンだし、さすがに5連敗はしないだろう、ヤクルトだって7連勝なんてそうそうできんでしょう、
とこの段階では余裕こいていました。はい。

しかーし、恐るべき惨デーライオンズ&BS1の呪い。
岸クンは自らヒットもはなったし、1塁まで全力疾走したし
(噂どおり、めっちゃ速かった!確かにスピードだけならヤスより早いかも)
打球を足にあてながらナイスフィールディングだったけれど、
まあ、点差を追いつかれた状態で降板となってしまいました。

試合を作れなかったとは言わないけれど、
今のウチのうしろの状況だと、先発がリードを保った状態で降板してくれないと
正直厳しい。
ましてや、今日はビジターなので、またもやサヨナラ負けをくらう可能性があるかも、
と若干不安が。

そして、そしてその不安が的中。
岸クンのあとはまずはワズディンが。
うーん。なぜワズディンなんだろう、というのが正直な感想です。
ワズディンは先発すると最低限の試合は作るけれど、中継ぎだと微妙に打たれる印象がある。
中継ぎとしては、まだまだビハインドで試す段階ではないのかな、と思っているんでね。
そして案の定というか、1点取られてしまう。まあ、友亮の守備もまずかったけれどね。
8回の表のチャンスをものにできなかっただけに、この時点でほぼ負けを覚悟しました。
5連敗なんてそうそうするわけない、とかって思っていたけれど、するときはするんだな、
って当たり前ですがね。
8回の表のオカワリのねばりは素晴らしかったので、そこは責めたくないしね。

で、9回の表です。
先頭バッターのGGがエラーで出塁。
まずは、あっさり終わらなくて良かった、と思ったのもつかの間、
友亮がバント失敗。というか、代走の三浦がぜんぜん代走になっていなかった件。
あれじゃあ、GGそのままの方が良かったんじゃね?
なんというか、今年の西武は全体的に走塁に甘さがあるような感じがする。
とはいえ、ヤスやナカジのようなバリバリのレギュラーが勝負どころ以外でポカをするのと
交流戦の最終試合でかつ5割復帰をかけた試合の1点差で負けている9回表で
1軍のイスを争っている選手がテキトーな走塁をするのとでは全然意味が違うわけでね。
今日は、守りのミスもいくつか出たけれど、必至にやった結果、そうなったんならしょうがないと思う。
でもあの走塁は完全に怠慢でしょう。
今日、一番腹がたったプレイでした。

まあ、でもなんとか友亮が1塁に残り、代打は大崎。
チャキならなんとかしてくれる、と信じましたが、ここは凡退。
とはいえ、けっこういい当たりでしたけれどね。
失礼ながら、友亮だったら、キャッチできていないかも・・・。
でも、まあ、結果的にはこれで2アウト。
次の代打はウエポンです。

実は私はウエポンのファン。イケメンだし、ブログも味がある。
レギュラークラスで使ったら、特に打撃は細川以上の結果を残すんじゃないかな、って思っています。昨日もいい当たりを飛ばしていたし。

と期待は高まりますが、相手投手の林は、おそらく今球界1のクローザー。
西武にはそこそこ打たれている印象があるけれど、
まあ、さすがにこの場面で失敗はしないだろう、って半ばあきらめの気持ちで見ておりました。

が、予想はいい方に裏切られる。
友亮も今日はまずい守備とバント失敗は痛かったけれど、このときの走塁は良かったんじゃね。

いや、リアルに泣きました。感激しました。
で確信したんです。今日は勝てると。今日こそは勝つんだ、と。
ヤス、クリとフォアボールで続き、満塁で迎えるバッターは今日2打席連続HRのナカジ。
絶対に、絶対にナカジが決めてくれる。
そう信じたんですけれどね。

まあ、あの守備はスーパープレイでしたね。
結局、守備の差が勝敗を分けたといえるし、それをもってして
勝ったチームの方が強いって言うんでしょう。
少なくとも、今日の結果においてはね。

9回裏のピッチャーは許さんでした。

まあ、確かに許さんは最近抑えているんだけれど、正直、この反撃ムードをさらに盛り上げるために
やっぱり勝ちパターンのリリーフで行ってほしかった。
許さんにもそう(勝ちゲームの継投要員)なってほしい、という意味での起用だとは思うけれど、
これが普通の試合だったら、許さんにチャンスを与えるのもいいと思うけれど、
今日から4日間試合がないわけだし、全力で勝ちに行くべき日だと私は思っておりました。
連敗中なんだしさー。

ヤクルトは同点の場面で五十嵐、林を出してきているんだから、
ここはやっぱりリッキーを使ってほしかった。
昨日打たれたとはいえ、途中までの交流戦の好調を支えたのは
やっぱりリッキーのクローザーとしての安定感だったし、
今の西武のリリーフ陣でこれ以上の選手はいないでしょう。
ブルペンでは投げていたので、延長を考えたんでしょうけれど、だったら岡本でも良かったと思う。
確かにここのところ打たれたこともあるけれど、元々横浜と相性悪かったとか、
データを見ずに起用された不幸もあるようだし。
許さんを勝ちパターンの投手に育てるのは、別の機会にしてほしかったですよ。

まあ、選手はみんな頑張った。
ナカジとオカワリのHR。8回のオカワリのねばり。
9回のバッター陣の気迫。
だからこそ、10回の表の打席につかせてあげたかった。
許さんだって手を抜いたわけではないと思うし、
オカワリも精いっぱいのプレーだと思う。

ただ、投手起用というか、采配はちょっと疑問です。
あれが必死の継投だったのかな?
明日以降、休みになるわけだったから、リッキーにロングいってもらっても良かったような。
岡本だって、星野だって、三井だっていたんだし。
もっと言えば、今日の他チームは先発要員を中継ぎに使ったりしているしね。
これって去年の日シリを参考にしているんだと思うけれどなー。
本家の西武はまったくそんなそぶりもなく。

ちなみに、今日の友亮の8、9回の守備はいただけなかったけれど、
手を抜いているわけでなさそうなのが、かえってつらい。
これをもって衰えというのか、もともとセンスに欠けるのか。
なんだか、せつないよ。好きな選手だけにね。

ちなみに、私は渡辺監督のことは大好きなんですよ。
去年、あれだけ幸せな気持ちにしてもらったんだし。
でも、そんな私でも今日の継投はちょっと疑問をもってしまいました。

交流戦の最終戦、勝って終わってほしかった。
惨デーライオンズの悪夢を振り払い、連敗をストップし、
5割復帰、交流戦勝ち越しを決めて、リーグ戦にもどって欲しかった。

けれど、結果は5連敗で終了で、もはや決定したわけだし、
この休みでうまく切り替えてほしいですね。

たのんますよー。

長文失礼いたしました。

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