2012ドラフト指名選手印象6

  • TTO
    2012年11月12日 13:15 visibility190

濱田達郎(愛工大名電)
投手・左投
中日ドラゴンズ2位

主な特徴:MAX147㌔で高校生Big3に名を連ねる。力強い速球もさることながら、多彩な球種にコントロールもまとまっており、不恰好なフォームからは想像出来ない安定感が光る。


上半身の力強さが際立っています。この上半身をツイストのように逆回転させる動きで強烈なリリースを可能にしています。
問題は二つ。
目の肥えた方なら誰でも突っ込みたくなる、下半身の鈍さと、腕の角度です。
下半身の問題はおそらくよほどの事が無い限り、改善される事は無いでしょう。マウンドの傾斜を如何に利用するかを考えるだけで充分だと思います。
もう一つ。彼はスリークオーターですよね??なのに、オーバーのような身体の動き方をしているのはどういう訳なのか。。勿論、向き不向きが有るので一概には言えませんが、肘が下がっているのは故障の原因になるのでは?身体の操作性があまり良くないのに、テイクバックで両腕を下方に下げ過ぎているのも気になります。投手として一番大切な制球、球威は持っているので、動きやすいように動けば結果は付いてくる。そう思います。


則本昂大(三重中京大)
投手・右投
楽天イーグルス2位

主な特徴:日本のジャスティン・バーランダー(デトロイト・タイガース)とも言うべき、潜在力を秘める、本格派。MAX154㌔の風を切るようにノビるフォーシームに、タテに滑るスライダーは消えるような変化量を誇る。制球は高め傾向だが。。?


両腕が理想的な動きをする運動能力抜群の本格派右腕です。身体操作性が高く、まるで風と同化したかのような印象を受ける程。
ただし、なぜクイックが出来ないのか?彼ほどのしっかりした運動回路があれば難なく可能な筈です。いい加減、下半身を使っているつもりの広い踏み込み幅をなんとかしてほしい。
やっぱり、下半身が伸びきって体重移動が止まるので、上半身を低めにコントロールできる体勢に出来ないんです。
それでもストライクが取れるのは彼のバランス感覚、修正力が抜群に発達しているからです。逆に言えば、それほどしっかりしたモノが彼には有る。
今の日本の現状では、本当の自分の可能性に近づけるかは本人次第だと思います。
ガンバれ!
日本版・ジャスティン・バーランダー!!

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