投球動作のはなし。しなるのは肩、肘。その次は肩甲骨、脊椎。
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TTO
2017年02月15日 10:09 visibility330
先日ペドロ・マルチネスの若いころの映像を観ました。
さすがにメジャーでNo,1と言われたピッチャー、全身バネ、使える関節は多いし柔らかいし。。
身長は180cmくらいでどちらかというと小さい部類の投手ですが、資質は素晴らしいと思いました。
ただし、気になった事が。。肩がしなりすぎる。。ぐわんぐわんしてる、しすぎている。。
これのおかげてチェンジアップがものすごいキレなんだけど、でも。。
P・マルチネスは全盛期は本当に物凄かったんだけど、長くは続かず数年で怪我に悩まされるようになりますが、それはこれが原因だったのでは?
柔らかいのは良いのだけど、それに頼りすぎてはやはりいけない。
というか、徐々に改良していかなければいけないと思う。
若い時はそれでやっていけても、特定部位に頼った投げ方では。
しなるって考え方自体が捉え方によっては非常に危ないとも思っているので。
逆にこの肩、肘に負荷がかからない投げ方であれば、160キロ出そうが170キロ出そうがそんな簡単には壊れない。
大谷は故障離脱が多いけど、プロ入りしてから肩肘を傷めたという話は聞いた事が有りません。だから球速はあまり関係ない、と思う。
まあ「しなる」に関しては以前何度か書いたので、端折ります(笑)
この肩肘の柔らかさに頼らなかったのが、日本時代のダルビッシュだと思う。
彼の肩甲骨の可動域は高校時代からかなり有名でしたが、バリバリやっていた頃の動作はうまく全身の関節に負荷を分散させた合理的なモノだった。
決して肩甲骨の可動域には頼っていなかったのです。
以前は肩甲骨が支点、と言っていた僕ですが、大谷をみて胸郭部分が支点、そして最近は脊椎が支点と少しずつ変化しています。
この変化は何かと考えると、使える関節がちょっとずつ増えてきたという事。
肩肘に頼らない、僕の場合だと肩甲骨に頼らない投球動作。
それは単に最近流行りの骨盤が~とか股関節が~とかだけではなく、使える関節を如何に増やすか、というはなしだと思う。
僕は下半身の使い方がうまくないのでこうなった、というのもあると思うんだけどね。
とにかく、バランスの悪い、偏った理論や考え方はどんなに凄い人が言っていようが合っているかもしれないけど、正解ではない、と僕は思っています。
なぜならそれが改善すれば全て良くなるか?といえばそんな事は無いから。
何の話やコレw
- 事務局に通報しました。
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