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今まで言えなかった言葉
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すすむ
2007年11月04日 01:02 visibility45
月曜日締め切りのコラムが3つ。
後輩に頼まれた添削がひとつ。
卒論がひとつ。
パソコンに向かう前はばりばり書く気まんまんじゃったけれども、いざキーボードを叩きはじめると、思い悩みまくります。
特にコラム。
テーマがあってないようなもんなんで、その自由度が逆に僕を締め付けるのです。
コラムのひとつに
「大学球児の就職活動」ってのがあります。
平たく言えば、野球を自分の意思で続けられる選手と、どうもがいても続けられない現状に苦しむ選手とのコントラストを描く、、といった感じです。
この取材の中で
「野球をこれからも続けると、今まで言えなかった言葉が言えるような気がする」
そんな言葉が出てきました。
見る景色や感じる思いは各々持ち合わせているけれども、言葉にすることはそれを伝えたくなるということ。
いわば、選ばれし選手のみが上がれるプロやアマチュアの舞台。
そこに上がった選手は、我々がわからない感動や思いを伝える義務がある。
僕は勝手にそう解釈したのです。
環境が変われば心情は変わるし、言葉も変わるのは当然だ。
でも、限られた人間しか発せない言葉もある。
それは、来年から環境を変える僕も同じ。
「今まで言えなかった言葉」が言えたとき、
僕は少しだけ成長したことを確認できると思う。
- 事務局に通報しました。
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