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1年前の5月16日
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すすむ
2008年05月17日 01:30 visibility37
今週は月・火は咳が止まらず、水・木は高熱を出し、金はミスをやらかすというなんとも不思議な一週間でした。
咳に関しては明日病院に行き、風邪はルルとバファリンのやさしさで完治。
ミスに関しては新入社員のみ許される笑顔で低姿勢でカバー。(データの圧縮度合いを間違えてしまったのです)
しょうもないミスをしてしまう5月16日は体調以外での何かが僕に作用していました。
よくよく考えると、一年前の5月16日は僕の人生で一番どんぞこに落とされた日でした。
恥ずかしながら、涙とともにキーボードを打っております。
平たく言うと、理不尽な理由で、そんとき志望していた会社からの内定をおじゃんにされたのです。
僕は大阪体育会館付近から淀屋橋駅まで、一心不乱に歩き、悔しさや悲しさの入り混じったさまざまな感情を押しつぶそうとしていました。
電車に乗っても高ぶった感情が抑えきれず、最寄り駅で降りた瞬間、僕は涙を流しながら家まで帰りました。
降りしきる雨が涙を隠してくれたことが救いです。
僕はこのことを同じ部署の先輩に話しました。
ちょうど1年前涙を流していた大阪御堂筋を、僕は自転車に冊子の印刷データを乗せて、先輩と会話しながら通りました。
まだまだ社員として半人前以下で、知識も未熟で、いてもおらんでもどっちでもええような存在じゃけど。
いっしょに笑え合える人と働けることの幸せを感じました。
1年前の話をして、先輩たちにどうこう思ってもらおうとまでは考えてなかったんですけど、
苦労してたどりついた今の場所で、無我夢中に働いている自分は、
1年前に涙を流した自分がいるからこそ存在します。
一般的に言えば、相当回り道をして、不器用な人生を送っていると思われるだろうけども、
そんな経験がバネになるうちは、不器用なりにもがいてみるのもありなんだと思います。
- favorite11 visibility37
- 事務局に通報しました。
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