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オリンピックはアマチュアのもんじゃ!
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すすむ
2007年11月10日 20:17 visibility49
前回の日記に批判的な意見を書いたところ、みなさまから多数の評価をいただきました。
みなさんそれぞれ今の野球界に不満を持っておられるということのあらわれですかね?
高い意識を持っておられるみなさんと、ネット上ではありますが、交流できて光栄です!
特にオリンピックの問題に関しては前回あたりから疑問に思ってましたね。
2000年のシドニーのプロ混合で4位じゃって
その後ながしまさんが監督やるとかプロが協力し始めて、オールプロのチーム作って。
いやいや。
なんかアマチュアやと負けるみたいな構図作っておるやないかい。
厳密に言うと。
シドニーは全部で8人プロが出たんす。
ピッチャーはともかく、野手はみんなフル出場ですよ。
中村、田中幸雄、田口、鈴木史洋、松中(投手は松坂、ジョニー、河野)
アマからも阿部しんのすけ、野田(西武)、広瀬(カープ)、沖原(F1セブン)、赤星といった実力選手が出てました。
なんで、プロとそん色ないチーム作りをしたんです。
でも惜しくも4位。(スンちゃんに松坂がタイムリー打たれて)
中村は涙を流しながらこういったんです。
「アマチュアの選手たちの力になれなくて申し訳ない」
このときプロの選手はアマの大会に「助っ人」として参加「させてもらっていた」んです。
社会人野球には「補強選手」という全国大会向けの助っ人制度があるので、この考えには違和感を持っていなかったと思います。むしろ、歓迎したでしょう。
シドニー野球代表が敗戦を迎えたその日。
日本では巨人が二岡の劇的サヨナラホームランで優勝を決めていました。
中村やジョニーの涙を見た数時間後に、ビールかけが放映されたのです。
つまり、日本代表の敗戦とプロ野球のペナントは別もんじゃと。
僕はこの光景を目にして、「オリンピックをプロだけのものにしてたまるか」と思いました。
でも、その思いとはうらはらに、オリンピックはプロのものになってしまった。
シドニーの際に、ペナントを優先して、オリンピックを蚊帳の外に置いた4球団(巨人、ヤクルト、横浜、阪神)にとられてしまったともおもっています。
そして、今回の北京では、アテネ五輪の際に井川と今岡でなく、渋って安藤、藤本しか選出せんかった阪神のSDを務める星野が監督。
こう、その場その場での私利私欲でしか日本代表を作れないプロ野球界がオリンピックに出ること自体納得いかんのです。
ペナント中断問題とか、選手数とか問題ありありなら、メジャーみたいにのっけから参加すんな!
- 事務局に通報しました。
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