次なる黄金時代へ向けて

  • HiRO
    2006年09月27日 01:40 visibility62

Hawks 0 - 8 Fighters

最も信頼の置ける和巳を立てて、一縷の望みにかけるも、完膚無きまでに完敗。3位が確定。
打てない打線、疑問の残る継投。いろいろあるが、和巳を立てて負けたのだ。
悔しくないといえば嘘になるが、なんだか妙にサバサバした気分だ。

そう、鷹の最初の黄金時代は、昨季、既に終わっていた。
今季は、チームを解体し、再構築に向けた第1歩を踏み出した。育てながら勝つという、非常に難しい命題を、自らに課して臨んだシーズンだった。

結局、それなりに若手が出てきはしたが、勢いに任せて流れを変えるほどの元気印の若手は現れぬまま。課題は来季へ持ち越しだ。
課題の捕手も、和巳と組む的場以外は山崎が固定して使われはした。だが、まだまだ、ひよっこ。中盤以降の、Lions戦やEagles戦、つまり伊東勤やノムさんの前では赤子も同然。今季、1シーズン初めて出続けたその経験、歓びも哀しみも苦しみも全てを糧として、いろいろなものを掴んでいって貰わねばならない。

だが、この戦力で良くここまで戦った。激しい首位争いの末の立派な3位だ。胸を張っていい。

まだ、プレーオフというオマケのボーナスゲームが残ってはいる。
ここでのさらに熾烈な戦いは、どんな結果に終わったとしても、若鷹達の来季以降のさらなる糧となるだろう。
だが、もし、運良くこのプレーオフに勝ったとしても勘違いしてはいけない。レギュラーシーズンは3位で通過したのだ。3位の力しかなかったということだ。首位で通過するだけの力がなかったのは歴然とした事実。

課題はハッキリしている。来季以降を見据え、個々にも、チームとしても、強化を図っていくしかない。

王監督は良く口にする。
「我々は常に前を向いていくしかないのだから」
そう、後ろを振り返るのはユニフォームを脱ぐとき。そうでないなら前を向くしかない。

就任から12年を経て、病に倒れても、なお、来季のユニフォームに向けてリハビリに励む、王監督の衰えぬ闘志とその強固な意志。

その王監督の強さに、今でも、常に自分が叱咤激励されている。逆だ。

我々ファンがへこたれてどうする。
ファンはチームが、強くても、弱くても、ただひたすら応援するしかないのだ。叱咤激励し鼓舞し続けるしかないのだ。

これから、もし、例えば、福岡での最初の10年間のように、ひたすらBクラスから抜け出せないチーム状態の時があったとしても、自分はひたすらHawksを応援し続けるだろう。

弱かったあの頃だって、野球を通じて選手達から胸いっぱいの元気と希望と、そして勇気を貰った。それは今でも変わらないし、今後も変わることはないだろう。

そして、何よりも野球のある歓び。応援できるチームのある歓び。
これに勝るものはない。

野球のない人生なんて考えられない。そしてHawksのない人生も。

全てのHawksへ関わる皆さんへ、ありがとう。
選手の皆さん、ありがとう。


さ、後はオマケのボーナスゲーム、我々は挑戦者だ!

とことん苦しみながらも愉しむとするか♪

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