絶対的なエースの存在感
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HiRO
2006年05月28日 13:18 visibility58
Dragons 0 - 5 Hawks
王貞治が檄を飛ばし、主砲信彦が自ら円陣を組んで、チームに活を入れて2連勝。
次はもうこの人しかいない。
咆吼するエース斉藤和巳。
その斉藤和巳と山本昌の対決。
3回、ここまで山本昌の前にノーヒットのHawks。
9番的場が山本昌からチーム初ヒット。1番大村もヒットで続き、1死1、3塁のチャンス。宗則の打席、初球ファール後の2球目。
スクイズだ!
バントの構えが目に入って、無理に外そうという意識が働いたか、山本昌の投球は外に大きく外れる。飛びついて倒れ込みながらバットに当てに行く宗則。だが、それ以上に、投球が大きく外れワイルドピッチ。3塁ランナーが生還。
好投のベテラン山本昌を揺さぶった攻撃的な采配で1点を先制。
斉藤和巳は、ストレートに、低めに決まるフォークがいい。
4回までは毎回の8奪三振。
一方の山本昌も毎回ランナーを出すものの、要所を締め追加点を許さない。
次の得点がどちらに入るか。1点差の緊迫した投手戦。
7回2死からの谷繁の左中間最深部、あわやフェンス直撃かという大飛球をレフト信彦がフェンス際でナイスキャッチ!
普通の外野手が同じ打球を捕ってもなんてことはないが、信彦としてはスーパーキャッチ!(笑)
バックも和巳を盛り立てる。
8回、先頭の宗にヒット。1死2塁として信彦敬遠。
1点勝負に、オレ流は昌から岡本にスイッチ。だがズレータ四球で満塁。ここで柴原。内野は前進、1点を許さぬホームゲッツー体制。柴原の打球は、その前進守備の1、2塁間を抜けていくライト前タイムリー。貴重な1点を追加!
らに松田の内野ゴロと本間のタイムリーで、このあと3点を追加し、この回4点。終盤の大きな援護。
9回、和巳は福留にヒットを打たれるも、投ゴロゲッツー。完投。気合いのガッツポーズ。
オレ流打線に、3塁すら踏ませず4安打、今季初完封。防御率は1.80。ハーラートップタイの6勝目。交流戦は昨季から8連勝でセの全球団から勝利。
なんやろう。この安心感。
斉藤和巳で負けるなら仕方ないと開き直れるほどの、絶大なる信頼感。
このゲームを絶対に勝つという強い意志。それがマウンド上で身に纏うオーラとなってナインを鼓舞する。
王貞治に、松中信彦に、斉藤和巳。
今のHawksにあって、絶対的に信頼できる3人の、勝利への執着によって3連勝。
それにしても、福留は振れている。このカード要注意。
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