バッテリーの差
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HiRO
2006年07月20日 04:12 visibility43
Lions 3 - 1 Hawks
3失点であれば、打線が何とかして欲しい。
とはいえ、敗因のハッキリしたゲームだった。
神内は、4回、高山と赤田に簡単にHRを打たれ2失点。いずれもインコースに入っていくスライダー。あれだけの球威のストレートがありながら勿体ない。
一方、Hawksは西口を相手に6回、信彦のフェンス直撃のタイムリー2ベースで1点を還し、なおもズレータがヒットで、続く本間が三振。辻の死球で満塁となり、城所、大道が連続三振。
このチャンスを潰したのが、結局、試合の趨勢を決めた。
神内−山崎のバッテリーは、ここまで「行けるとこまで」がむしゃらに放っていた神内を、前々回登板あたりから、少しでも長いイニング投げさせることを考え試行錯誤しているような感じだ。それが、7/13の(ORIX)Buffaloes戦では悪い方に出たが、この日も印象としては同様。
しかも、長いイニングを投げるために割合を増やした変化球を投げる際に腕の振りが緩む。その腕の振りか、配球か分からないが、そこを読まれ、狙い打たれた気がする。
一方、Hawksのチャンスの場面で西口−細川のバッテリーは、ことごとく真っ直ぐで三振を奪っている。
その前の柴原のヒット、松中のタイムリー2ベース、ズレータのヒット、いずれも緩い変化球、しかも初球だった。
おそらく、ここでLionsバッテリーは変化球狙いを察知したのだろう。その後の打者には、全て、真っ直ぐで空振り三振を奪った。
神内−山崎という若きHawksバッテリー、そして、西口−細川というベテランバッテリーの差を如実に見たような気がする。
山崎は今日は好ブロックもあったが、もう一度、配球の組み立てを見直す必要があるかもね。
せっかくの前日の劇的なゲームを活かすことができず、Lions3連戦に負け越してはしまったが、昨年、一昨年とオールスター前のLions戦は勝ち越しとることを考えると、逆に験がいいのかも。
さて、いよいよ金曜は神宮でのオールスター。
チケットを2枚買ったはいいが、誰か一緒に観らん?
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- 事務局に通報しました。
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