球春間近
-
HiRO
2007年01月30日 02:41 visibility42
何度迎えてもいい。この球春間近の高揚感と期待感。
野球好きにとっては最もワクワクする季節である。
そんな球春到来をあと2日後に控えた今日。
病に倒れても、決して衰えることのなかった野球への想い、好きな野球に関わっていたい、できることならずっとユニフォームを着ていたいという親父。その親父のために再び福岡の地に戻ってきた長兄。そんな親父と長兄の熱き想い、魂の邂逅。
王監督のユニフォーム姿を再び観たい。それを観るのが嬉しい反面、心配でもある。決して無理はして欲しくない。自分は何度そう綴っただろうか。
Hawksファンの、王さんのファンの、共通の想い。
が、この日、小久保裕紀が言った。
「指揮を執られる決断をされた監督に、無理をしないで下さいという言葉はかけられない。僕らは勝つことで監督の今までの苦しみに報いることができると思う。」
嗚呼、この親にしてこの子あり。
野球がとことん好きで、野球を通して固く結ばれた親子の絆。
どこまでユニフォームを着ていられるか分からない。正直、そんな不安を胸に抱きながらも、ユニフォームに袖を通さずにはいられなかった王監督の、その気持ち、その野球に対する、そして自らが育て鍛え上げたHawksというチームに対する熱き情熱を、全て分かったうえでの、親父への最高の叱咤激励であり、自身の決意表明でもある。
お帰り、小久保裕紀。
お帰り、王監督。
いよいよキャンプイン。
背番号89と背番号9のユニフォーム姿に、自分は絶対に涙するに違いない。
待ち焦がれた「球春」の到来だ!
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件