
通り過ぎたるは、、、、
-
-
mw
2008年09月09日 10:58 visibility89
<!--StartFragment-->
やな感じを説明する前に,試合の方は
前半20分頃でしょうか。中盤での均衡を打開するかのように右サイドから(だったと思う)柏木選手がドリブルで切れ込んで行きます。おお!倒された?エリア内??PK!!やた〜っ!!
むっ?あっ?はず、、した。ぎゃあ。
試合後の勝利劇場で、今季初めに掲げたDFW宣言=公約10得点まで、本人計算で4点(←自陣へのオウンゴール含む。変な計算。)の槙野選手が、あちこちで×ゲームを用意されているプレッシャーからか、「俺に蹴らせろ」と柏木選手に迫ったとか言ってました。そのプレッシャーをモロ受けてしまったんでしょうか??
真偽のほどはさだかではありません。)
かな〜り、やな感じです。涼しい風に吹かれて酎ハイなんか飲んだもんでお腹の底が冷た〜くなりつつあります。
身びいき承知で書きます。サンフレッチェはDFの選手数名をのぞいて体格のいい選手はいませんが、上手い選手が多いと思うんです。でも、なんというか、時々、相手のペースに乗ってしまう悪い癖が、、、ボールを支配していても、回してるのか〜?回させられているのか〜??君たちはわかってる〜?おばちゃんにはよくわからないよ〜って時があるんです(選手の皆さん、失礼ごめんなさい)。
この日の3シャドウズ、柏木、森崎浩選手は攻守に渡る運動量の豊富さ、高萩、柏木両選手はチーム内ランキングでリフティング部門の1、2位を争うボール扱いの上手さで、MFの人材豊富なサンフィレッチェのポジション争いを一歩も二歩もリードする3人なので、パスの質と言い、スペースの使い方と言い、それは本当に
「梅い!」もとい「んま〜い!」
ほれぼれします、素晴らしいです、ブラボー!です。
この後も、この3人を起点に、ボールは圧倒的に支配し服部、李の両サイドハーフ、結城、槙野(ま、彼の場合、公約まで「残り10試合で4得点」ですからチャージかかって当然なんですが)
の両サイドバックも入れ替わり立ち替わり攻撃参加。
でも〜っ
怖くない。言っちゃ何だけど。
でも、おばさんだから言っちゃうよ。空きっ腹に酎ハイもいい感じで効いてきたし、、、
もしもし〜?その華麗なコンビネーションは何のため〜?と突っ込みたくなる。
ゴールのためのパス回しなのか、崩しのためのパス回し?
お〜い!みんな〜!!楽しいかもしれないけど、そうこうしてるうちに岐阜さんがリズムに乗っちゃったらどおすんの〜???今朝の日本代表だってちょっとしたことから最後3分大変な目に遭ったんだからあ!(って、試合前だから選手は見てないだろうけど)
というほろ酔いなおばはんの思いが届いたのでしょうか?
30分過ぎ頃、左からの李漢宰選手のCK、ゴール前中央ペナルティエリア浅い所、一群の(と私には見えました)岐阜の白いユニフォームの中からゴール。観客席もなにが起こったのかわからず、しばし、ざわめきのみでエールも上がりません。
記録はオウンゴール。実際、TVで見てもダイジェストで見ても、中央に低い体勢で入ってきた森崎和ではなく、その上に覆いかぶさるようにした岐阜の選手の頭の方に当たってます。でも、李選手は、本人も言っていますが、最初から森崎和選手を狙っていました。そして大型スクリーンの映像で森崎和選手も喜んでいる所を見ると、森崎和選手の頭にも当たっていたんじゃないかと思います(岐阜の選手の頭が当たったのかもしれませんが)。エリア内に居た槙野選手が180cmその後ろに居た高萩選手は183cm。森崎選手は180cmありません。日本代表の二点目ハンドを呼び込んだ、遠藤選手のFKは闘莉王選手の進言だという話です。TVでも、確かに闘莉王選手は遠藤選手の所に寄って行って何か話してました。スタジアムでは、バックスタンドの私から左奥のコーナーは遠くて見えません。一体、いつ、李選手と森崎選手はコンタクトを取っていたのでしょう?
そして、前半終了間際、柏木→高萩→森崎の美しい美しい三角パスからの二点目
ビックアーチの皆さん、大変美しいものを見ましたね。激暑の午後を凌いでここにいて本当によかったですね。(どこかの映画評論家のようです)
これが、まさにこれが、得点のためのコンビネーションというものではないでしょうか???
そして、私は遥かバーレーンの地で今朝「リーグのことはチームとサポーターに任せて日本のために闘って(佐藤寿人選手談)」いたエースのことを思い出します。子供のチームの監督が「サッカーでポジションは有って無きがごとし」とよくおっしゃってます。実際、今日の前三人はこれまでのサッカー歴の中でFWとしてプレーしたこともある選手(だったと思う、年のせいでもの覚えが、、、間違ってたら済みません)。しか〜し、FWの点の取り方とMFの点の取りかたって、重なってる所もあるけどやっぱりちょっと違う、気がします。前回の0トップのとき、柏木選手は登録上はFWだったような気がします。(ポジション登録ってどういう仕組みになっているんでしょう。どなたかご高配頂けたら嬉しいです。)あの時、エースは確かに不在でしたが、前年度トップ昇格を果たしたドリブル小僧平繁選手は上り調子で、先制された試合に後半途中からの投入で二得点をあげました。今回は予告編でも書いた通り、平繁選手はベンチ入りできません。サンフレッチェ初日本人10番を背負った男、久保竜彦は随分復調していますが、90分通してプレーすることが難しいのは私たちが一番よくわかっています。
そこで、どうする、ミハイ〜ロ、ぺ〜トロビッチ〜(スタジアムDJの石橋さんの真似をしてみました。ローカルネタで済みません。)
「自分たちのサッカーを全力で表現しないと、勝利は難しいでしょう」
(当日配布のマッチデープログラムより)
余談ですが、サポーターの間でも賛否両論あるうちの監督の「超攻撃的サッカー」私は大好きです。昨年後半勝てなくなって試合に行くたび、家族から「勝てんねえ」と冷遇され、「ええサッカーしよんやけどなあ」とビックアーチ前の坂をとぼとぼ下ってました。あの頃、そんな私に夜風は冷たかったです。今年初めにひょんなことからサンフレ選手が参加する会合に紛れ込んだ私は、並みいるスター選手ではなくペトロビッチ監督の所へ飛んで行って「監督の目指しているサッカーはとても魅力的です。ただ,ちょっと時間がかかるだけなんです!大丈夫です!!絶対に大丈夫です!!」と言いに行ってしまいました。(「何語で?」と思われるでしょうが、ご心配なくサンフレ自慢のイケメン通訳杉浦大輔さんもご同席でした。杉浦さん、おくつろぎのところ、大変ご迷惑をおかけしすみませんでした。)
もちろん後で家族に「KY!あり得ん!!オバタリアン(←死語?)」となじられ八分にされました。
今日のサンフレッチェ、寿人というかけがえの無いエースを欠いていましたが、高萩選手は攻撃参加もさることながら前線からのプレスに走り回り、あの涼しいビックアーチでも前半終了後、顔から滴り落ちる汗が雨にでも降られたかのようでした。
本来二列目の3人が前に行く分、3列目の4人は攻守に大変忙しく、特に青山選手の献身的な守備は優しい顔立ちも手伝って,おばちゃんの母性本能をくすぐります。
両サイドバックの結城、槙野選手は上背を生かしてチャンスに前へ出たいところ、そこはそれ、ストヤノフ選手が離脱の間リベロを努めた「サンフレッチェの心臓」森崎和選手が人知れず下がってスペースを埋めます。思えば、怪我で森崎和選手を欠いて苦しんだ春。和選手の復帰がかなったものの怪我人続出で本来ボランチの和選手をリベロに、「前目でプレーするのが好き」な浩司選手をボランチに下げてやり繰りした酷暑の夏をしのいで、今、本来のポジションに戻った二人の活躍はまさに実りの秋、「人生万事塞翁が馬」とはよく言ったものです。
で,タイトルはなぜ、「塞翁が馬」じゃないか?ここからが本題です(前降り長過ぎ〜!!)
<!--EndFragment-->入場前の高萩洋次郎選手(今日はアイフルさんのスポンサードゲームです)
同じく柏木選手
そして森崎浩司選手、今日で第一子は満二ヶ月!
プレッシャーをかけたり、かけられたりの槙野選手
- favorite8 visibility89
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件