
ソフトバンクの選手が納得しないのは当然。
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DIME
2010年11月23日 13:24 visibility687
個人的には、出来高制が悪いとは思わない。
むしろ出来高制のほうが本来あるべき姿だと思いますよ。
ただ、報道で見る限り、ソフトバンクの給与計算が根本的におかしいので
選手側が納得しないのは当然です。
これが「出来高制の問題」として、選手側が出来高制を嫌っている→選手側のわがまま
ってなるのは変だなぁとおもうので、補足。
すごい単純に考えます。たとえば、
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2008年オフ 5000万でスタート
2009年シーズン 活躍
2009年オフ +5000万で10000万
2010年シーズン 活躍
2010年オフ +5000万で15000万
総額=5000+10000+15000=30000
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となるのが普通。
ところが今の報道で類推するソフトバンクの計算方式だと。
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2008年オフ 5000万でスタート
2009年シーズン 活躍
2009年オフ 出来高制に変更【この年は据え置き】5000万。来期の活躍で+5000万を保証
2010年シーズン 活躍
2010年オフ +5000万で1000万
総額=5000+5000+10000=20000
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としようとしているように見えるわけですよ。
つまり、結果として、2シーズン活躍したのに、1シーズン分の上昇しかない。
しかも、トータルで考えると、上記は3億、下記は2億。つまり2つ分足りない。
そりゃ、選手側は怒りますって。
今までの制度である
「今年の活動→来年の支払い」
だったのを、出来高制というのは
「今年の活動→今年の支払い」
へと変更するのですから
変更にあたっては、その間に発生する「空白の1年」への対処がまず必要。
そして、これまで「複利」だったシステムが「単利」にかわってしまわない対処が必要。
具体的には
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2008年オフ 5000万でスタート
2009年シーズン 活躍
2009年オフ 出来高制に変更【この年の活躍分を出来高で支払い】基準5000万+出来高5000万=10000万。来期の活躍で+5000万×2を保証
2010年シーズン 活躍
2010年オフ 出来高で15000
総額=5000+10000+15000=30000
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ここまでして、選手側にとってみれば「出来高制の変更」だけならば正当性があるといえるわけです。
そうでない限りは、「出来高制の変更」という看板をつけた「年俸の大幅値下げ」でしかない。
これは出来高制の問題じゃなくて、ソフトバンクの姿勢の問題。
出来高制には変えるべきだと思うのですが、出来高制に代えることにかこつけて、うやむやのうちに金減らしするのは別問題だと思います。
現在の年俸が支払いすぎだというのならば、それは別の問題として真正面から対峙すべきです。
そういう意味で言えば、「複利」的要素には個人的には賛成していないですし、考えは理解できます。
同水準の貢献をした選手において、1億の選手なら+10000万、5000万の選手なら+5000万、となっているようにみえる今のシステムは変だと思いますから。
加算は比率ではなく絶対値であるのが自然でしょう。
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- 事務局に通報しました。
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