
ドラフト終わりました。
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DIME
2010年10月29日 00:10 visibility238
ヤクルトは残念でした。で、広島のハズレでの一本釣りは見事でしたね。
こういっては何だけど、巨人との因縁はマスコミも格好のネタにするでしょうし。
それでも、ほんとセ・リーグに何故だか注目を集める選手が流れてこないのはもうどうしたものだか。
セ・リーグの地盤沈下はどうしたらいいんでしょうね。
まぁ基本的に私は巨人さえ大丈夫ならリーグが潰れても何の問題もないと思ってる人間なんですが。
ただ、危機感持ってるのかな?という気はします、余計なお世話ですけど。
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さて、2004年にいわゆる裏金事件の後に「滝鼻−清武体制」なってから7年になります。
同年のドラフトはその余波がありましたし、代わってから時間もたってませんので、実質的に現体制で迎える6度目のドラフトです。変わったなぁとおもいます。
話が逸れますが、渡邉会長が、変なことを言っていましたけど、GMってどんな仕事をするか勘違いしていませんかねえ、たとえば広岡氏はエセGMですよ。
今の巨人には史上屈指のGMがいるんですから、変なことする必要ないです。キャッシュマンの名前を出していたそうですが、彼にしろエプスタインにしろ選手じゃないってのを知ってるんですかね彼は。
話を戻して、2005年からは育成ドラフトが始まりましたが初年度は山口を追加で拾っただけなので、今のような3軍まで見据えた多数指名に切り替わってから5年になります。
そうやってすぎてきたこの5年のドラフト指名は、高く評価しているのですが、だからこそ一点指摘しておきたいところがあります。
育成ドラフトにおける、「高校生の大型素材系投手」の指名傾向と結果です。大抜(2006)、西村(2007)、杉山(2008)、あたりが該当すると言って良いでしょうか。
まだ人数少ないので断言するには早いのかもしれませんが、ぶっちゃけ現時点では成功しているとはとてもいいがたいですよね。ほかの方向性である一芸型と比較してもこの成功しなさはちょっとどうかと思います。
この点に関して、原因の追究と対策が必要ではないでしょうか。
もちろん原因が選手側に起因するものであり、今後も同様の指名を続けていれば成功する選手が出てくるという結論に至れば特段対策は必要ないのですが私はそうは思えません。
原因は(多少なりとも)球団側にあり、今後も同様の選手を指名し続けたいと考えるのであれば、対処は必須です。今年も成瀬はその枠だと思いますし。
「大型素材系投手をうまく育てられないのだから指名なぞするな」という気持ちは毛頭ありません、逆です。その指名意図に同感だからこそ、指名の先もしっかり行ってほしいのです。
大型素材系投手というのが化けたときには一番面白いというのは良くわかりますし、そういう選手を育成選手のうちに青田買い出来てしまえるのは本当に魅力的です。
でも、その青田買いした稲をしっかり収穫できないのであれば、囲い込む意味がありません。
そもそもの育成選手制度が3年間という期限があった(今現在はなくなってるはず)、長期に育成選手として抱えておくことは球団方針としてしない、見切りをつけた選手は若いうちに次の進路に進ませるべきと考える、色々これまでの思考においての条件・制限があったと思います。
だからこそ、5年が経過するこのあたりでそういうこれまで培ってきた外部条件をすべて取っ払って、「大型素材系投手を育成できる」事だけを目的に球団内のシステムをもう一度ゼロから考えていただきたいと思います。
一番の目的は優れた選手を生み出して、勝つことなのですから。勝つことから逆算してシステムを作っていって、その結果としてバッティングする外部要件があるならそっちをどうにかするように考えていくべきでしょう。
個人的には完全に推測にしかならないのですが、「体が固まってない」投手に対してそもそも3年かそこらで結論を見出そうとするところに無理があるのではないかと考えています。
似たタイプの選手として、齋藤や笠原がいるわけですが、彼らが支配下枠で指名され、ほかの選手が育成で指名されているのですから、そこに差があるはずです。
それが体の完成度ではないでしょうか。本人たちを見ていれば、体重以上に体型に差を感じます。
4年以上、5年か6年をかけてでも育成するという制度設計があってもいいのではないでしょうか。
アマと違って実戦を多く積ませることで育てていくという方針自体は特徴として維持するべきものだとしてもそこに到達するまで(=体が固まる)まで2年ぐらいは逆に基礎だけ固め続けるようなシステムがあってもいいのではないでしょうか。
今年もまた似たタイプの選手を指名したわけですし、この手の選手の育成に関してそろそろ疑義を抱かれ始めても仕方がない状況です。結構早めに対処が必要な気がします。
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