守備力について
-
DIME
2009年01月25日 22:29 visibility135
質問が出ていたことをいくつか。まずは守備力について。
順番からいくと、ユース設立の話なんですが、ちょっとまとまりませんでした。まだちょっと文章作成能力が落ちてる見たいです。あかんなぁ。
ちょうど、今週発売されているBaseballTimesで、守備について特集が組まれていて、道作さんをはじめとしてネット上の方が執筆に参加なされています。セイバーメトリクスを使った野球観、その思考をなぞってみようというテーマも含まれているようですし、実際それはわかると思います。
セイバーメトリクスって単語にちょっとでも興味のある方は是非読んでみてください。
で、守備について去年のオフシーズンですかね、書いたことがあるんですが(守備力についてその2)、その続きはまだですかと言われたんですけど、続いて書くことないです。
記事も興味深く読ませてはいただいたんですが、やっぱり感想としては、前述の日記時点で書いたことと変わらないです、自分は食指が動かない。だから書くこと無い・・・。
私は根本的なところで、こういうのができない人間なんだなぁと痛感します、自分はあそこに参加できるような水準には全然たどり着けないなぁと。精進してもたぶん届かない。
話が逸れますけど、今年はセイバーメトリクスにとって、誤解と濫用の年になるんではないかなぁと思います。
なんだか、世間一般に急速に認知度があがっていっている気がしますし、セイバーメトリクスが「最新の野球分析」として使われることが増えるのではないかと思います、ただ現状を見る限り、使われるときは間違った使われ方をしたり、都合の良いところだけを取り上げられたりするでしょう。
それが結果的にセイバーメトリクスにとってプラスになるのかマイナスになるのか。マイナスになってしまいそうで非常に怖いのですけどね。
-------------------------------------
人気blogランキング>[Category:野球]
-------------------------------------
自分でいうのもなんですけど、2008年シーズンの巨人は、前述の日記で考えているとおりですよね、
「どんだけ拙い守備の野手であっても、圧倒的なまでの投手力を擁すればそれでカバーできるし、それでカバーするという戦略をまず採るべき」であって、それを行った結果があのシーズン。
マクロでの守備の目的である総失点が低く抑えられている以上、ミクロで見る選手個別の守備の巧拙は考えなくて良いと思います。
去年や一昨年の巨人のような実例は、もし仮に今後チームとしての総失点が非常に悪化したとしても、野手の守備の改善を検討するのではなく、投手の改善を図ることで十分なレベルにまで対策が取れるということも示せてるわけです。
だから、私としてはこれ以上考える必要性を見いだせません。
例えば守備専任野手というようなルールが野球にあるのであれば別ですが、守備に就くことと、打席にたつこと、この2つがある程度の関係を持つことが避けられない、この2つが独立して考えられない以上は、逆に守備を重視するあまり攻撃に悪影響がでることを懸念します。
先にも書きましたが、。「投手」という他のファクターによってカバーが出来る可能性が非常に高い「守備力」と、その選手個人の能力以外のファクターではほとんどどうしようもない「打席の中」と、そもそも同じ俎上にすら乗っていないってのが私の考え方です。
ラミレスやウッズの守備でもマクロで見たときのチーム失点率は低く抑えることができたわけでしょ、何故抑えられたのかは、他の野手の守備力なのか投手力なのか、はたまた他の何かなのかは知りませんが、「拙すぎる守備」が存在していても破綻しなかったという実例がいくらでも示せてる以上、そこを追求する必要はないかなぁと思います。
- favorite26 chat2 visibility135
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件