良くなってますねえ。

坂本勇人のグッズが発売されるそうです。
球団の活動が良化しているあらわれです、触れておかないわけにはいきません。
すみませんね、いつもいつも反応するところが明後日の方向で。

今までの巨人は「選手グッズは一流選手になってから」だとかいう馬鹿げた風習がありました。たぶんただの言い訳だったと思いますけど（後述）。
これは私から言わせれば「注目されてる時期にもかかわらず、商売とは無関係な理由で商機をスルーする」という馬鹿げた行為に他なりません。
例えば、脇谷亮太関連の商品とか。彼も坂本のように早いタイミングで出していれば、稼げたはずです、別に今になってからじゃ稼げないってわけでもないですけど、人の購買意欲は冷めやすいですからね、チャンスを逸しているのは間違いない。

伝統だとか、チームの重みだとかいうのは他のところで示せばいいんです、「グッズは一流選手になってから」だとかいうのは、顧客軽視、そして経営感覚の欠如に他なりません。
これがもっと大事なことで、伝統を優先するとか言うならわかりますけどね、グッズができるタイミングなんてのは、それだとは到底思えません。
同時にこれが示していることで別の所でもよくなったのかなぁと思うのは、坂本勇人の抜擢と言うのが早くても一ヶ月前ぐらいにしか予想が立てられなかっただろうと言う事です。
「一流選手になってから」というのは、たぶん結局は「すぐに商品を作ることができない」事の言い訳なんだろうと思っていたのですが、今回は非常にレスポンスが早い、このあたりも改善されているのだろうと思います。

このあたりはようやく他球団に比べて数周遅れだったのが１・２周縮めてきたってところですかね、先頭集団を走っている球団と比較すればまだ到底追いつく位置ですらないですけど。
とりあえずもう少し商品の拡充をはかると言うか、現代化をはかると言うか・・・今の時代に携帯ストラップでなしにキーホルダーと来るのは首を捻らざるを得ません。

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んで、もう１つ、こちらでは見られなかったんですけど、「ZERO野球」という番組があったようです。これも非常に良い事です。

前にチラッと書いたと思うんですが、巨人というチームは今現在で見ればテレビ露出は最も少ないほうのチームになっていると言って構わないと思います。
もちろん試合の全国中継というくくりで見れば、露出度は圧倒的ですよ。ただし結局あれは「試合」を流しているんですよね、「巨人」を流しているのではなく。少なくとも最近の中継は日テレも含めて最早そうなっているとしか私には見えません。
一部の人からすれば今でも尚、巨人よりだとか言い出す人もいるようですが、中立性というのは主観的判断の大きな部分であり「巨人を褒めていたから巨人より」だとか言い出す人のそれが中立だとは思いません。だって２つのチームしかないんですよ、戦況次第でどっちかは褒めなきゃ成立しない。

ってまぁその辺は異論があるかもしれないのでおいておくにしても、「試合以外の部分」の露出環境が非常に低い、ってのは間違いなく事実だと思います。
放浪癖があるので国内は色々回っているのですが、テレビはほぼ見ないのに番組ガイド雑誌はいつも買っています、ローカルでどんな番組をやっているか興味があって。大泉洋とかもそうですけどそういうところに地方の文化性が透けてきます。
んでやっぱりそれを見てきた個人的経験によれば、阪神は置いておくにしても、中日にしろソフトバンクにしろ、日ハムにしろ、地域放送局のほとんどが30分の応援番組持っていた気がします。最近仙台と広島は行ってないのでわかりませんけど。
そういう球団と比較した時、巨人は明らかに露出が少ない。っていうか無い。

そういう番組の良いところは、結局は「良いところしか取り上げない」と言う事です、応援番組だから当たり前なんですが。
負けた試合でも良かった選手を取り上げたり、その週のファインプレーを編集して流したり、好青年っぽいインタビューしたり。
そういう番組構成で取り上げられると、やっぱりチームが“良く見える”んですよね。
そういう、サポートをする番組が巨人には存在しない。っていうかむしろ悪い方向に取り上げられることの方が多いぐらいだと思います。
そういう番組であっても、そこでしか情報を得られることができない、それは巨人ファンに対してマイナスだし、ストレスを溜めることになるから巨人熱が冷めてしまうとかいう悪影響も及ぼしていると思います。
「プラス方向に巨人を取り上げる」、そういう番組が巨人には必要だと思います。

これは巨人だけに限らず、関東のチーム全般に言えることでもあるんですけどね。そういう番組があるのはほとんど独立系のテレビ局だけでしょ？
これは日本のテレビ事情によるところが大きいんでしょうね。例えば巨人戦の中継にしても結局は「全国向け」の番組なんですよね。
地方から見れば「まるで東京が全てであるかのような放送」となるかもしれませんが、逆に東京側から見れば、「中途半端な東京色で地方と比べたら地域色の薄い放送」に見えます。
結局東京においても「全国向け」がほとんどを占めてしまう結果、東京ローカルというのはほとんどない、あっても関東ローカルなんですね、これは関東地区に地方テレビ局が置かれてないからでもあるんですが。
それもあって、巨人に限らず関東地域の球団は露出で大きく差をつけられてしまう。これもまた「地域密着」型が成功している一つの要因だと思います、関東地方はあまりにも“地域”の概念が薄い。

だから、私としては最低限、深夜枠でいいので日本テレビ系列に巨人の良いところを積極的に取り上げるような、巨人を深く掘り下げるような番組があるべきだと思っています。
正直、巨人軍のニュースを見る限りではそういう点でまだ魅力が足りないかなぁというかちょっと方向性が「応援番組」ではないような気がします。
この番組はそれとしておいて、深夜枠にもう１つ、徹底的に応援する、そういう番組を作って欲しいものです。
その時は、特にね、２軍の情報を積極的に取り上げるような番組であって欲しい。ソフトバンクの女性層の取り込みというのはその辺りの貢献が大きいと思います。
新人アイドルやバンドを応援してそれがメジャーになっていくのを楽しむ、それに近いような環境が作り出されているように見えます。

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試合のほうは全く見てません、っていうかデーゲームだとすら自覚してなかったし、気付いたら終わってました。
なんでも前回日褒めた山口鉄也と西村健太朗がダメだったそうで、せっかく褒めたのになぁ。