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結局左腕が見れなかった。
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DIME
2007年11月24日 18:03 visibility102
日本代表の強化試合、私の中ではオーストラリア代表にいい選手が居ないか、特に左腕で若いのっていうところにしか興味がなかったんですが(笑)、事前に選手名簿を見る限りでは、Adam Blackley とAdam Bright ぐらいかなと思っていました。
その2名とも昨日の試合で登板していたんですが、見逃してしまったというか、ちょっと忙しすぎて見る余裕が有りませんでした、夜しかジムに行く暇がなくて。
まぁ取れたとしても育成選手で取れるならと思っていたので(だから若い選手限定だったわけですが)、結果もあまり残せていないようですしその選択はあまり無いかな。
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で、昨日なんですけど、ちょっと知人からマスターズリーグのチケット購入を頼まれまして、試合を見に行っていました。それが急に入ったのでちょっと忙しかったんです。
もともとマスターズリーグにはあんまり興味が無いというか、元来からして個々の選手を応援するという感覚が無い上に、自分の生まれる前に引退しているような人のほうが多いですから、名前は聞いたことがあるなぁという程度なんで興味の沸きようが無いんですよね。
そういうことで、見ていたのはもっぱら試合そのものよりも、どれぐらい客が入っているのかとか、年齢層はどうなのかとか、ファンサービスはどうなのかとかばっかり見てました。
まず、一番目に付いたことは、がんがんボールを投げ入れていたということ。個人的にはあの試合をろくに見ずに「ぼーるくださーい」って大合唱が始まるのは大きらいなんですけど(それこそ間抜けという字義そのまま)、そうなってしまうのが仕方が無いほどボールを投げてました。
具体的に言えば、ファールボールは持ち帰りOKで攻守交替のときは投げて、この辺りまでは普通ですが、交代時に野手が守備練習に使っていたボールも投げ入れる、ファールゾーンに転がったボールも投げ入れる、とにかくフィールドに出てきたボールは投げ入れていた印象が有ります。もちろんサインボールも試合の最初と最後に投げ入れてました。
正確な数字は数えていませんが(途中から数えていればよかったと後悔しました)、少なく見積もっても試合球だけでも3ダースはくだらない、5ダースぐらい投げてても不思議ではないと思います。
野球を「見る」だけでなく「する」人ならご存知でしょうが、公式球ってそう安いもんじゃ有りません、実際にボールも近くの子供に見せてもらいましたがいたってしっかりしたもの、大量購入していたとしても1000円はくだらないシロモノだと思うんですけどねえ。
最近のイースタンではファールの持ち帰りはほとんどなくなっている事を考えると、この徹底ぶりには驚かされました。もちろんイースタンの場合も投げ入れるボールを争ってけが人が出たらしいとかいう事情もあるんで、必ずしもボールをぽんぽん投げ入れたほうが良いとも思いませんが、特に子供連れ相手には有効なファンサービスなのは間違いないと思います。
ちなみに、補足しておきますと別に「ぼーるくださーい」って子供が合唱することそのものは悪いとは思っていません。子供というのは集中力が持続しないものですし、そういう方向に興味が移ろいやすいのはしょうがないと思います。
ただ、それが試合をやっている最中にあがったりするのが嫌なだけです、具体的には走者いるのに外野フライを取った選手に「ぼーるくださーい」って言い出す(≒レイサムの伝説のプレイ)とか。
それを野球教室にでも出たのでしょうユニフォーム着て観戦している子供が揃って声を上げてるのを見ると指導を疑わざるを得ません。
やるなとは言いませんが野球そのものを壊さないように、いっていいタイミングを見計らってあぁいう声はあげて欲しいものですし、そういう指導をちゃんと行って欲しいものです。声が嫌なんじゃなくて間抜けなのが嫌です。
2つ目ですが、アナウンサーが居たということ。これは地元のテレビのアナウンサーとかではなく、TBSのOBの方でしたので、マスターズリーグとしてアナウンサー連れで開催しているということだと思います。
これは素直に良かったですね。往年の選手ということで名前だけをアナウンスするのではなくちょっとした説明が欲しいところを上手く補完していますし、それだけではなく試合前にインタビューなども行って間を取っていました。
巨人が東京ドームでミニFMを始めたように、球場で観戦しているというのは情報に不足しがちです。欽ちゃんみたいなのは明らかにやりすぎというかかえって興を醒ますと思うのであるべきではないと思いますが、試合を補足するような形で「ウグイス嬢の声」だけに留まらない実況というのは2軍や独立リーグなどでも参考に値すると思います。
3つ目、観客について。思ったよりは入っていました。3万人(とされている)収容の球場で内野は5分以上の入り(外野はぽつぽつと)だったと思います。観客数発表のアナウンス等はなかったか、あったとしても聞きそびれました。
年齢層はいたって普通、若い人が少ないかなと思いましたけど思ったほどでもない、確かに年配者に比べれば少ないですが。あとは少年野球とその保護者ってのが全体の半分ぐらい。
その他に特筆するところといえば、報道席などに使われるブース席が、マスターズリーグの各スポンサーの特別席として使われていたということ。この辺りがマスターズリーグが試合数も少なく、また全国を回っているのに存続し続けられている理由かなと思います。
余談ですけど残念だったのが、松永浩美が出場していて見事にホームランを打ったのですが、彼の紹介の時に前述のアナウンサーが「連続四死球の日本記録を持っています、非常に選球眼が良かった選手です」と紹介していたこと、ご存知のとおりそう表現できる記録では有りません。
あの記録は首位打者争いをしている中で生まれた本人からすれば忌むべき記録、本人はその記録になんら価値を見出していないどころかむしろ蒸し返されるのも嫌な事でしょう、あれは二度とミスの無いようにしておいて欲しいものです。
しかし思い出してみると、ほんとに野球を見て無いな(笑)。札幌のワンサイドゲームだったというのは覚えているんですが。
あぁそうそう、試合そのものではないのですが中西太さんが御年74歳でノックをこなしていました。打ち損じなくフライをゴロを内野外野に打ち分けていて、プロの守備ノックと遜色なかったです。今でも特別コーチとして球団を巡って、各球団の主力選手にその薫陶を受ける選手が多いのも頷けます。
最後になりますが、この日出場した福岡ドンタクズの監督は稲尾和久氏でした。中西太監督代行が遺影をもって登場なされ、球場全体で黙祷を捧げさせて頂きました。
改めてご冥福をお祈りいたします。
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- 事務局に通報しました。
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