【巨人】 戦力外選手を振り返る その2

  • DIME
    2006年10月06日 02:47 visibility53

案の定というかやっぱりというか、その2を書くことになりました。

 

大西崇之 

 

観戦記にも書いたように、2軍でのホーム最終戦&最終戦の最後の2戦を観戦したわけですが、それらの試合では現在戦力外通告を受けた選手が最後のユニフォーム姿を見せてくれていました。

それらの選手の中でも「最後の輝き」をもっともきらびやかに見せ付けてくれたのが大西でした。

 

 

ホーム最終戦、このとき既に本人も最後だという自覚があったのだと思います、観戦記にも書いたように家族らしき人が観戦していましたが多分大西崇之選手の関係の方だったのでしょう。

そしてこの試合は最初の打席から積極的に振りに言って2塁打、梅田のヒットで先制のホームを踏みます。結局5打席4打数3安打(2塁打*2)1四球と大暴れし、健在振りを見せ付けてくれました。

 

そして最終戦、リードしていた勝ち試合を自滅に近い形で同点に追いついた後の9回表、代打ホームラン。このときこんなエピソードがありました。

http://www.giants.jp/G/gg/diary/person_10_444.html

ホームランを打った直後、観客のほうを指差してガッツポーズをしてからまわり始めたのですが私はヤジが聞こえてなかったのでなんでだろうと思っていたんですけど、こういう理由だったんですね。

たぶんチーム全体でもこれが大西崇之の最後の試合だとわかっていたんだと思います、打った瞬間全員飛び出して打球の行方を見守り、ホームランだとわかった後のベンチの盛り上がりようはそれはすごいものでした。

なんでそういう試合で負けるんだか、と今でも試合を思い出すと怒りがわいてくるわけですけど。あんな大西崇之の姿があったんだからこそ、9回裏は勝ちにこだわって欲しかったです。

 

最後の最後の1打席を見事ホームランで飾った引退。その打席が2軍だったとはいえ選手として素晴らしい最後だったといえるのではないでしょうか。最後の瞬間を見ていたファンはたぶん100人いるかいないかでしたが、少なくとも私はあの派手な最後はぜったいに忘れません、12年間、完全燃焼お疲れ様でした。

 

十川雄二 

 

報道によると、育成選手での再契約を断りトライアウトにまわるとのことです。その1でも書きましたが、このほうが十川にとって可能性があると思います、安定を捨てることになるわけですが私はこれでよかったと思います。

 

たぶんこれでまた巨人は若手に優しくないだとか、若手を囲いなおそうとして失敗しただとかいろいろ書きたてられるんでしょうけど、そういう自分がダシにされる報道は気にせず自分のするべきことを頑張ってください。 巨人ファンとしてもそういう的外れなニュース見てもちゃんと鼻で笑いますから。ほんと巨人じゃなくてもっと外野の層が薄いところだったらまだまだ活躍できる可能性が残っていると思いますので。

 

 

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。