忘れてた
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DIME
2008年10月22日 20:10 visibility84
阿部の離脱で、あんまり触れられてないんですが気になるのが1つ。阿部のワイルドピッチを防ぐ能力はだいぶ高いと思います、特に今年は越智とクルーンって典型的な2人を抱えていますから、そこがネックにならないか。についてあんまり触れられてないのは気になります。
ただある程度の暴投はあっても多大なマイナスにはならないとは思いますが。
越智の登板にぎりぎり間に合ったかな(笑)
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(追記1)
鶴岡自身が自分が止める能力が阿部より低い事を鑑みて、「総合的にワイルドピッチがないような使い方を」みたいな考えになるのが怖い。
言ったように暴投は所詮暴投で、あんまり大事にはならない。同じようなWHIPを維持できるような投球さえしていたら倍増してもいいのよ。
それを勘違いして、失敗を恐れて、「止めきれるか不安がある」って言い訳で変わっちゃうのが怖い。
そう思っている自覚なしに、「阿部のリードを踏まえて裏をかこう」なんて考えてる気になってね。
成功例をムリに変える必要はないのよ。
(追記2)
公式のリプレイ見る限りではクルーンに関しては特に問題があるようには見えません、彼を使う以上失点が起きるような形としてはあぁなるでしょうし、そうなってしまうのを織り込んだ上で使うのが彼ですから。けっして自滅したというような投球ではないでしょう。
強いてあげれば森野の打席ですか、どっちかというと森野を褒めるべきように見えますし
ただ根本的なところで全球真ん中とかよっぽど馬鹿なリードでもない限り(全球直球とかは違いますよ。)、「リードで負けた」ように見えるだけであって、「打者の技術」とか「投手の能力」によって負けてる可能性の方がよっぽど高い。
負けた理由をリードに求めたりなんてする必要はないです、リードを吹き飛ばすぐらいの圧倒的な結果を発揮することもできる投手を揃えています、彼らがそれを発揮でなかったから負けた、で認識は十分ですし、いつもいつもそれができるわけではないので、できない日があるのはしょうがないです。
短期戦にそれを合わせろという方が無理、どんな選手だって良い短期決戦もあれば悪い短期決戦もある、長嶋茂雄だけでしたっけ、その例外といえる可能性があるのは。タイミングが合わなかったのは、野球がそもそもタイミングを合わせろというスポーツじゃないってことにすぎません。
日本のマスコミはリードを神格化していますからね、彼らが結果が出た後にリードの是非を言っているのを聞き慣れすぎている日本人は勘違いしやすいんじゃないでしょうか。
「ワイルドピッチを止める」能力と、その優劣の有無によって「使えるボール・コースの選択肢を恣意的に狭めてしまう」事は、まぁすくなくともリードよりは差異を見つけることは可能だと思いますので、そこには触れていますけど、けっしてリードの優劣を語っているつもりはありません。
(追記3)
試合の感想に関しては、本当に問題があるとすれば、もっと試合にならない試合をやるだろうと思っていましたので、まがりなりにも正視に耐える試合をしてくれたので非常に安心しました。
結果が伴わなかっただけで何の問題もない試合内容でしょう。特に若い選手で固まっているのが見受けられましたけど、それはあって当然ですし。
ただ、レギュラーに怪我人続出させるほどの価値はまったくないですよ、けがを押して出すぐらいなら、お茶を濁して負けておいてくれた方が、よっぽどチームのため。来年以降もあるのですから。
あと、審判が酷かったですねえ。どちらに偏ってっていうわけじゃないので不公平ではなかったと思いますが、正確性という意味においてはもの凄かった。
余談ですが、負けたから良かったものの勝ってるとこういう試合の「巨人側に有利になったジャッジ」だけが切り取られて、巨人有利な裁定が行われている証拠とか言い出してきますから笑えますよね。
世の中のほとんどすべてのそういう論拠はそれですよ、ただのミスジャッジをいくら集めようとも、ミスジャッジの比率を論じなければそんなものは論拠じゃない。
そのぐらいの頭の体操は普通はできるものなのでしょうけど。
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西武のビールかけに関してコメントがあったので。
私はCS勝利でビールかけすることに何ら問題はないと思いますけど。
本質的に短期決戦で長期決戦に優劣をつけようとすることは不自然だとは思いますが、だからといって短期決戦の価値が全くないと思いません。世の中不自然なことはいくらでもあるでしょ。
CSの覇者はリーグ覇者ではないのだから、CSで勝った事で何の価値もないので何もするべきではない、だなんて思いません。価値はないわけではない。
CSの覇者には「CSで勝った」っていう価値があります、その価値の本質的な部分はさておいて、勝ちは勝ちなんですから騒いではしゃいでファンを喜ばして、マスコミ引きつけて、露出を増やして、勝利グッズを売り出して、稼げばいいんです。
短期決戦の価値は、商業的価値、これに尽きます。実際マスコミへ露出は増えたでしょう、耳目は集まってるでしょう、あんまり入ってなかったけどそれでも今までならそもそも「なかった」試合ですからその収益はプラスになってるに決まってるでしょう。それでいいんですよ、その為のCSです。だったらビールかけもした方がいいに決まってるじゃないですか。
ペナントレースと、CSや日本シリーズは"その結果の正当性にほぼ全く結びつきが「無い」”んですよ。、参加選考基準として使われているってだけであって。
どちらが上かとか下かとかじゃないんです。「無い」ものを「有る」と誤解してどう結びついているかって考えてる時点で考え方におかしさがある。
「ペナントレースという長期戦で決める事こそ本当の価値があるのだから、CSなんぞで喜んでちゃいけない」っていうのは、「短期戦でも強くなければ本当の一番じゃない」とか言っているのと同じです。
どちらを上に思ってどちらを下に思おうとしているかのベクトルが違っているだけで、あまり関連性がないものに無理矢理上下の結びつきを見出そうとしているのは同じ。
CS制覇でビールかけをしてはいけないというならば、日本シリーズ優勝でもビールかけなんかしちゃだめですよ。どっちにも「勝った」以上の価値はないんですし、逆に「勝った」事だけは価値があります。
むしろCSっていう制度があって、そこに試合がある以上、ペナントレースとは全く別物だと考えてビールかけでも何でもすればいいんです。
今まで一段だったポストシーズンを三段にしているだけです。一番上の段で喜んでいるなら二番目でも、むしろ三番目でもビールかけするべきぐらいのもんですよ。
MLBってやってませんでしたっけ、リーグ優勝したわけでもない、ポストシーズン第一ステージで勝ってもシャンパンファイト、それをするあちらの方がポストシーズンで勝つ事の無意味さをよく理解しています。
どこかに意味を見いだすなら「勝ったこと」だけに意味があって、勝ったんならいくらでも耳目を集める馬鹿騒ぎしてプロ野球の露出をあげればいいんです、その為の試合なんですから。
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- 事務局に通報しました。
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