【巨人】 紅白戦5試合目
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DIME
2007年02月21日 12:17 visibility67
だいぶ野手陣、特に仕上がりの早い控え野手が変化球に目が慣れてきたなぁという印象。
逆に調整スピードの自由をある程度認められているレギュラー組の一部選手はワンクール分ぐらい仕上がりが遅いのでまだちょっと打つのは難しそう。
そういうことなので金刃憲人がレギュラー組相手に好投とか報道されて入るけれど、むしろこの時期はレギュラー組のほうが途中に穴があって抑えやすいのでそれぐらいじゃないと困る。控え組をまたも2回6人で抑えた吉武真太郎の方が個人的には評価高い。
んで投手の中で一番改善が見られたのが福田聡志。まだ抜ける球もあるが、前回まではストライクゾーンも外れていたボールが全般的に低く集まりだしてそれでもコンスタントに140km、スライダーの精度もだいぶ高くなっている。低め一辺倒&浮く球を狙われたために5回は打たれてしまっていたが別に紅白戦は結果を求める場ではないので関係ない。もうちょっと上擦りを抑えられるようには下半身の抑え込みだろうか。
あと確か練習中と聞いているので真田だと思うが、吉武以外にもう1名の投手に大きなカーブが決まっていて打者のタイミングを外していた打席が数回あった覚えがある。曲がりはなかなかいいので実戦で使えるようにまでなれば非常に面白い。
さすがに気になったのがボーク、ここ5試合中4試合で取られている。メンツはオビスポ、吉武、会田、上野。
オビスポのは投球モーションに入ってからやめるとかいうミスだったので問題外として、残りの3名はいずれも静止時間の短さで取られていた。
となるとセのアンパイアがそのあたりを厳しく取っているんだろうと思われる、昨年セ1軍公式戦の活動がある投手が取られていないので今年から厳しくなったのか前から厳しいのかはわからないけど。そう思えば去年からそんなことを言っていた様な気もする。
他チームでボークが出ているかどうかはわからないけど、ちょっと注意してみていたほうがいいかもしれない。
走塁にかんしては今はいろいろ試している時期であることも関係しているのだろうがミスが非常に目立った。まぁミスが出ることを批判するつもりはないが。
1回裏、Pゴロで2走:脇谷の飛び出し。
(3回裏、2走:脇谷、3塁盗塁失敗):盗塁死はミスではないが参考までに
5回裏、1走:阿部が打者:脇谷の場面で飛び出し(盗塁死)。状況を見るに阿部のH&Rサイン勘違い。
6回裏、打者走者:李が左中間のあたりで2塁を狙うが憤死。暴走にも近かったが中継守備も良。
7回裏、中前ヒットで2走:高橋由が本塁憤死。これはセンター:松本の返球が素晴らしかった。
積極的な走塁は、試行回数が増えるのだから失敗回数も増加する。積極的なのはリスキーであることの裏返しでもあり(リスクが低い状況で余計に走っても積極的とは言われない)失敗回数が増えるのはあまりに当然。
たぶん実戦段階に入ってくればその部分だけを取り上げて批判が溢れると思うが、本当に積極的な走塁を目指すのであれば失敗数はある程度覚悟したうえで批判を無視して貫いてほしい。
スポーツ紙でも取り上げられているようだが、松本哲也の本塁返球×2回は素晴らしかった。捕球から送球までのステップがスムーズ。須らく肩が強い、弱いと表現されがちな部分だが、肩の強弱よりも一連の動作に良さを感じる。
この部分が下手なのが清水隆行なんだよねえ、肩だけみれば言われるほど弱くはないのだけど、ステップ(歩測をあわせる)のが下手だから弱肩扱いになってしまう。
おまけ
そういえば、夕刊フジの記者は高橋尚成が1軍帯同で別メニュー調整をしているのが見えてないらしい。それと怪我人にはそれぞれ復帰までの時間に差があるというのも知らないらしい。深田が人数が余ってるということで1軍練習に参加していたのも見てなかったのかな。
まぁ夕刊フジなんでそんなもんだし、巨人批判報道なんてそんなもんなんで怒る気にもなんないけど、こういうのを見て溜飲を下げてるだろう人はただただ哀れだなぁと思う。
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