2軍ホーム最終戦

  • DIME
    2006年09月29日 03:04 visibility71

いってきました。本来なら観戦記でもいいのですが、感想っぽいことしか書かないので日記に書きます。

 

いつものとおりこちらも参照してください

http://www.giants.jp/G/eastern/eastern_20060928_01.html

http://www.giants-venus.net/eastern/9-28.html

 

改めてスタメンを書くと(名前だけでかんべん)

大西崇之

十川孝富

梅田浩

三浦貴

原俊介

黒田哲史

大須賀允

星孝典

福田聡志

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福田聡志

南和彰

伊達昌司

平岡政樹 

 

別に今までも自由契約濃厚な選手を最後の試合に優先的に起用するなんて事をしていたわけでもなかったと思いますが、今年は傍目にもそう思われていて9月以降にあまり出場機会のなかった選手の出場が多い最終試合でした、もちろんこういうふうに2軍でも最後を飾らせるのはアリだと思います。

一般観客が入れないところで数家族が観戦していたりしていたこともあり、一部の選手には既に内々で今日が引退試合であるような話もあるのではないかと予想されます。

 

今日は相手先発高宮投手の大乱調でみんな打っていたところがあったものの、大西崇之が4打数3安打1四球、黒田哲史がホームランと自分が自由契約濃厚と予想している選手がこれだけ活躍すると、やはり色々思ってしまいます。

 

大西崇之は今1軍にいる控え外野手と比べてもそう遜色なく十分1軍でもやっていけることは可能だとは思うのですが、いかんせん年齢が・・・・。

同じぐらいならどうしても若手を使ってしまうのはしょうがないことだとはいえ、やっぱり今日のようにひさ〜しぶりに与えられ、しかも最後かもしれない実戦で腐らずしっかり結果を残しているのを見ると胸に来るものがあります。

 

黒田哲史は個人的には自由契約濃厚と思っていますが、それもやっぱり「間違いなく切れる」選手が少ないから選んだわけだし、実際どうなんだろうなぁというかんじ。

長田が1軍にいって、岩舘が怪我してしまっているために今は大須賀允・十川孝富・黒田哲史しか二・遊・三がいないので出場しているわけですが、ほんとどうなんだろう。大須賀と黒田なら若い大須賀を選んでおいて欲しいけど、年齢だけで全てを決めるわけじゃないし。

 

原俊介に関してはここ数試合はやっぱりファーストには梅田浩が起用されることも多いし、今年で最後かなぁという見立ては変わらず。今日は梅田浩の外野適正をみるという理由もあっただろうけどやっぱり最後だから出場したんじゃないかなぁ。

 

梅田浩は出場機会が増えて生き生きしている感じ。誰かに言われてとかでなく自分で捕手陣の層の厚さ(というか出場の難しさ)を実感したうえで外野でも1塁でも何でもいいから出場しようと頑張っているし、与えられてた出場機会もしっかり生かしている。

球団に望むのは原のように登録を捕手のままにしないこと、あくまで「捕手も出来るかもしれない」というのを売りにしないでちゃんと1塁手或いは外野手として扱ってあげて欲しい。少なくとも原を見ている限り捕手登録のまま事実上内外野手として使うのは本人にとっても「ケジメ」をつけにくそうであまりいい選択には見えない。別に内外野手に登録変更したら捕手の練習をしてはいけないとか言う決まりもないのだからこれからも捕手としての練習もさせるにしても登録は変更して欲しい。

本人に望むのは、チームから与えられる時間以外で捕手としての練習もし続けて欲しいということ。とりあえず壁になれて、けん制&送球が出来れば十分だからその分の練習だけはし続けておいて欲しい。原は内野手としての練習だけだったためいざ捕手として座ったときにキャッチングはともかくバント処理や走者対応がまともに出来ていなかった。「捕手も出来る」ことを自分の武器にするつもりなら世紀の時間以外にちゃんと捕手としての練習も重ねておいて欲しい。追加で投げ込みする投手が居るときにブルペンキャッチャーの代わりに捕球するなどやろうと思えばいろいろ出来るはず。

 

自分が予想している中では堀田一郎の出場がありませんでした。っていうかここしばらく全然出場していないんですよね、最後の出場は9/15。練習にも参加しているし別に怪我をしているようには思えないのですが何か理由があるのかな。その時期に東京から離れていたこともありよくわかりません。

 

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投手陣だけど、福田はもともと予定通りの登板だったから別としてその後は野手のスタメンから予想していたとおりこっちも今年自由契約濃厚かなぁと思っている伊達昌司と南和彰が登板。南のほうは気負ったかボールが多かったけど最終的には二人とも無難に収めてくれた。

ただ残り1回は誰が投げるんだろうなぁと思ってブルペンを眺めていると(ジャイアンツ球場のホームブルペンはライトフェンスの先にあるので客席からは遠い)ちょっと見たことのないフォームの投手が投げている。誰だっけなぁと思っていたら平岡政樹でびっくりした。

 

平岡はフォームもちょっと肘が下がり気味だけど本格派のフォームだったと記憶していたが、記憶とは全く違うフォームだった。

若干サイド気味に崩れ、肩の開きもはやくて右腕がすぐに見えるなど全体的に問題が多いけどとりあえず力いっぱい、体全体で投げようとしているフォームに見えた。

にもかかわらず最速でも多分130kmに届いていなかったと思う、ほとんどが125〜128kmぐらい。もちろん変化球ではなくストレートで。またそのストレートもワンバウンドするような明らかなボール球が何球か混じってくる。

平岡に関しては、去年の育成契約での再契約の時点で故障は完治していると聞いていたのだが、今日の投球を見る限り、っていうかワンバウンドのときのリリースを見る限り痛みを感じているように見える。

今年一年試合を見に行くと平岡はいつもその日登板のない投手と一緒に「お手伝い」に入っていることが多く、「あれじゃあ事実上の雑務係じゃないか、なんでちゃんと投げさせないのだろう」と思っていたものだが今日の登板で疑問は解けた。この状態じゃ練習には投手として参加させられても試合に出すのは無理。

 とりあえず今のフォームに関しては痛みが出ないように試行錯誤して辿り着いているのだろうけど、個人的にはなおさら肩や肘を痛めやすいフォームに見える、今後契約を続行するのかどうかはわからないけど前途多難だろうな。

 

育成選手に関しては推定年俸300万ちょっと(月給に直せば30万)と居ても居なくてもそうそう球団の財政に関係ないというか、職員が1人増えるより下手すれば安上がりな気もするので契約は単純に戦力になるかどうかだけで判断できないことだと思っています。

またそもそも1軍登録枠に関係ないので特にドラフトやFA・トレードと重ね合わせて考える必要がないので全然言及していませんが、平岡政樹もこの試合に登板したということも考えると今年で最後なのかもしれません。

怪我さえなければ高卒1年目から1軍で登板経験があるなど有望だった投手ですから非常に残念です。

ちなみに平岡は1年目は1・2軍あわせて20試合で74イニング登板していますが、同期の同じ高卒ルーキーである西村は同様に17試合で75と2/3イニング投げていますし他球団でも同期の中では須永が85回投げていたりします。もちろん肩のスタミナは個人差がありますので一概に比較できるものではありませんが後から数値を見る限りでは決して考えなしに投げさせすぎていたという指摘も当たらないように思えます。

 

 

明日の戸田で今年の2軍は全日程終了です。せっかくだからなんとか仕事を終わらせて見に行ってこようと思います。土手から(笑)

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