戦力外選手、現在の展望。 その2

  • DIME
    2006年09月24日 02:21 visibility1156

先日の時点で以下のように予想した。

 野手:9名

川中基嗣黒田哲史 原俊介 仁志敏久 大須賀允 十川雄二 大西崇之 堀田一郎 捕手1名

投手:5名

桑田真澄野口茂樹伊達昌司南和彰酒井順也 

 

これはあくまで可能性のある最大数のつもりで出したので現実的には全部で10名がせいぜいだろうと思っている。

 

・9/24時点

桑田、巨人退団をHPで示唆

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巨人の桑田真澄投手(38)が23日、球団ホームページ(HP)内に今季限りの退団を示唆するかのような内容の文面を掲載した。しかし、清武英利球団代表は、東京ドームでの阪神戦終了後、「彼とは随分、話し合ってきているが、これから先のことは、本人も球団も白紙。将来のことも含めて検討しなくてはいけない」と説明し、桑田が去就に関して結論を掲載したものではないとした。

 「お別れ」と題したエッセーの中で、桑田は「明日、ジャイアンツのユニホームでマウンドに立つのは、おそらく最後になるだろう。21年間、大きく育てていただいた、ジャイアンツに心より感謝している」などと記している。


 清武代表は「大投手だから、普通の人以上に悩んでいると思う。そういう中で、ファンの目に、ぜひ自分の姿を焼き付けてほしいという気持ちがあると思う。だから、そういう気持ちが高じてああいう文章になったと思う」と話した。 

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編成事情からさすがに桑田を抱えているだけの余裕がなくなってきたチーム側と、まだまだ諦めきれない桑田選手との認識にずれが生じてきているのだろうな。

予想通りといえばそれまでではあるのだけど、予想が当たっても全然うれしくない。

 

個人的にはここ02年以降結果が出なくても使い続けて4年間で45試合登板(先発44)させて9勝16敗、トータルでの防御率6.50の桑田をそれでも4年間我慢して使い続けて今年だって3試合登板機会を用意して、巨人は誠意を尽くしたと思います。
巨人が桑田を袖にするような意見の方もいるかもしれませんが私にはとてもそうは思えません、巨人としてやれるだけのことはやったのではないでしょうか。
その上で他球団での可能性を探りたいというのであれば、それは個人の判断ですから快く送り出してあげればいい。最近はベテラン選手はあがけるまであがくほうがトレンドみたいですしそれでかまわないと思います。

っていうかこれ以上何をすればいいのでしょう、桑田の気が済むまで1軍で登板させて2005年のように負け続けさせろってことでしょうか。その分いま飽和状態で1イニングでもおおく投げさせたい若手の登板機会が奪われてるんですよ、1軍だけでなく2軍でも。
これでそういうのも考えずに巨人がまたベテランに優しくないとか、貢献選手に冷たい仕打ちとか報道されるのだろうなぁと思うとそっちのほうで鬱になります。何をどうやっても批判されるんだから・・・ほんと読売巨人軍ってのは可哀想に思えてなりません、それが私が巨人を応援している理由なのですが。 

 

とりあえず、「巨人では戦力ではない」ことと「プロ野球選手としてもう無理」というのは別だというのは前述のとおりです、そこにあまり差もなくなっているとは思いますが。

だから桑田投手としても他の球団での可能性を老いたいのは理解できるし、巨人側がもう支配下登録枠でいっぱいいっぱいなのも理解できる。

こういうときにチームが功労選手のために無理をしたり逆に選手側がチームを慮って他でまだ出来る可能性があっても引退したり

結局はそんな日本人的な「手打ち」をする時代じゃなくなったということなのかな。

 

 

9/24時点での戦力外予想

予想人数:7〜10名

可能性:高

黒田哲史原俊介大西崇之堀田一郎野口茂樹伊達昌司南和彰桑田真澄

可能性:低

仁志敏久大須賀允十川雄二酒井順也

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・9/23時点

川中基嗣の残留ほぼ確定

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巨人・川中基嗣内野手(32)が来季以降もスイッチヒッターに挑戦することが21日、決定した。

 ファームは休養日のこの日、川中は休日返上で1軍の練習に参加した。本格的に右打席の練習を始めた9日から13日目。今後、スイッチを続けるかどうか“テスト”を受けるためだった。フリー打撃で原監督、近藤ヘッドコーチ、内田打撃コーチら首脳陣が見つめる中、右打席で35スイング。鋭い打球を飛ばした。

 原監督の決断も早かった。「(第1の)門をくぐったね。可能性がある限りチャレンジしていくということ」と第1段階の合格を出した。「このオフはみっちりやらせることになるでしょう。もう勝負の年だろ」とさらなる奮起を促した。

 川中も心を決めている。すでに用具メーカーに右打席用のヘルメット、フットガード、さらにグリップを太くし、重量を軽くしたバットも発注済みだ。「フェニックス・リーグなどにも行け、と言われれば行きます」と決意を新たにした。内外野を守れる男に、左右の投手を苦にしない打撃が加われば、出場機会はおのずと増える。

(2006年9月22日06時05分  スポーツ報知)

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この分大須賀允や十川雄二を切るのであれば本末転倒だと思わずにはいられないのだが、やっぱり1軍である程度経験のある選手であることの方が大きいのだろうか。


 

あと捕手ですが、實松は2軍で積極起用、加藤・星はシーズン終盤でも1軍登録とこの3人に関しては間違いなさそうです。また9月に入ってから梅田浩の野手起用や、外野守備練習などが目立ってきましたので彼が野手へコンバートされるのは十分考えられます。なので原とあわせれば捕手からの戦力外は可能性としてだいぶ低くなったと思います。


 

んじゃ最後に9/23時点での戦力外予想

予想人数:7〜10名

可能性:高

黒田哲史原俊介大西崇之堀田一郎野口茂樹伊達昌司南和彰

可能性:低

仁志敏久大須賀允十川雄二桑田真澄酒井順也

個人的には野手の若手不足解消のために思い切った人数を戦力外にしてその分多く野手を指名するなりトレードで取ってくるなりして欲しいので、仁志・桑田あたりは切って欲しいところなのだが現実的には厳しいか。

逆に若手の大須賀・十川・酒井あたりで思い切られてもそれはちょっと違うと思うからそれぐらいなら無理に枠を作るために切らないでください。

これからドラフト・フェニックスリーグ参加選手などが発表されていけばもうちょっと見えてくる気がする。どちらにしろ「予想」で終わっていられる期間もあとわずかです。

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