また忘れてたプロテクトリスト2008

現時点では人的補償の可能性はなさそうですが、これは結局仮定の話にしかならないので、仮定するんだったら実現可能性が低かろうとも高かろうとも同じなわけで。
せっかくですから、私版を公開いたします。誰か名前があぶれてるきがものすごくするんですが、あぶれてたらご容赦ください。

プロテクトリストの作成手法については昨年・一昨年から続けている形を踏襲しています。
　プロテクトリスト2006
　プロテクトリスト2007
ざっと説明すると以下の順番で決めています。
１、今年の出場実績から外国人も含めてスタメン野手8名、控え野手3名（捕・内・外、今年は三塁いなかったので+1）、先発6名、中継ぎ3名（今年は実情にあわせて先発5の中継ぎ4）、抑え1名の計21名をチームの中核と位置づけて除外
２、上記にあぶれた中で今年１軍で出場数の多い選手をリストアップ
３、さらにあぶれた中で、近年のドラフト上位指名、並びに２軍で実績を残した選手をリストアップ
４、それ以外
としています。リストは以下のとおりです。

****************************
スタメン：７
　・阿部慎之助
　・小笠原道大
　・木村拓也
　・（三塁手欠番）
　・坂本勇人
　・高橋由伸
　・谷佳知
　・（外）ラミレス
控え野手４
　・古城茂幸
　・亀井義行
　・鈴木尚広
　・鶴岡一成
先発５
　・（外）グライシンガー
　・内海哲也
　・高橋尚成
　・（外）バーンサイド
　・木佐貫洋
中継ぎ４
　・山口鉄也
　・越智大祐
　・豊田清
　・西村健太朗
抑え１
　・（外）クルーン　
■１７（２１）名（外国人で−４）
****************************
他１軍野手
　・（外）李承ヨプ
　・脇谷亮太　
　・加藤健
　・寺内崇幸
　・大道典嘉
他１軍投手　
　・藤田宗一　
　・東野峻
　・野間口貴彦
トレード入団選手
　・M・中村
　・工藤隆人
■９（１０）名（外国人で−１）
※ここまで２６名。
****************************
２軍Ａ
　・久保裕也
　・金刃憲人
　・中井大介
　・田中大二郎
　・矢野謙次
■５名
２軍Ｂ
　・深田拓也
　・福田聡志
　・栂野雅史
　・古川祐樹
　・松本哲也
　・円谷英俊
　・星孝典
■７名
直近ドラフト上位指名
　・村田透
　・辻内崇伸
　・上野貴久
　・藤村大介
■４名
※ここまで４２名
****************************
残り

右腕投手
　・木村正太
　・（外）オビスポ
　・会田有志
　・門倉健
左腕投手
　・竹嶋祐貴
捕手
　・伊集院峰弘
　・實松一成
内野手
　・岩舘学
　・小田嶋正邦
外野手
　・加治前竜一
　・隠善智也


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これだけじゃわからないでしょうから解説を。
最初のカテゴリの１７名は決定的だとして、残りの１１人の枠をどのように使うかがプロテクトリストを左右すると思います。去年も書きましたが、これは相手球団の補強ポイントにもよりますので、誰をFAで取りに行くのか、また誰が移籍してくるのかによっても変わるでしょう。
ただし複数名が入団したときに、相手球団別にプロテクトリストを個別に作成することはたぶんできないだろうと思われます。

個人的には、若手を偏重気味にして、ベテランを思いきって削るべきだと考えていますし、人的補償で江藤や工藤を放出してきた経緯を考えると、実際に巨人が作成する場合も同じような意図があるのではないかと思います。
いつも言っていますが、２８人という枠はすべてを保護するには絶対に足りません、戦略的にあえてどこかを外していかなければならない人数枠です、そして外すなら若手ではなくベテランだと私は思います。

ちょっと風邪っぴきなんで詳しい事は後ほど付け加えておきます。とりあえずこれだけ。

あ、ラミレスに関しては、後ほど詳しいことは書いておきますけど、条文を見る限りでは、プロテクトリストに入れる必要はないようです。野球協約第８２条です、先に確認しておきたい方はご自分でどうぞ。

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以上を踏まえた上で、２８人を挙げるとすれば以下の通りです。

　・内海哲也
　・高橋尚成
　・木佐貫洋
　・山口鉄也
　・越智大祐
　・豊田清
　・西村健太朗
　・東野峻
　・野間口貴彦
　・M・中村
　・金刃憲人
　・村田透
　・辻内崇伸
　・阿部慎之助
　・小笠原道大
　・木村拓也
　・坂本勇人
　・高橋由伸
　・谷佳知
　・古城茂幸
　・亀井義行
　・鈴木尚広
　・鶴岡一成
　・脇谷亮太　
　・加藤健
　・寺内崇幸
　・中井大介
　・田中大二郎

投手13名と野手15名ですね。
対して、２軍B・直近ドラフト指名選手等までで漏れたのは以下の１４名。このあたりが有力な人的補償候補となってくると思います。

　・工藤隆人
　・大道典嘉
　・藤田宗一　
　・久保裕也
　・深田拓也
　・福田聡志
　・栂野雅史
　・古川祐樹
　・松本哲也
　・円谷英俊
　・星孝典
　・矢野謙次
　・上野貴久
　・藤村大介

先にも書きましたけど、ベテランは問答無用で外さざるを得ません。
M・中村と工藤隆人に関しては中村は入れましたが、工藤は外して代わりに直近ドラフト上位指名選手を入れました。
トレードされた選手はプロテクトから除外されるとかいう流言をまだ信じている人がいるのかもしれませんが、そう書かれている条文を私は確認していません、もうここは何度も書いてきたんで繰り返しませんよ？
とりあえず今年の場合は思い切って直近ドラフト上位指名選手を削りました、村田透と辻内崇伸だけ残し。
本来ならばここの枠にももう何名かは割り振らなければいけないだろうと思います。
本当なら最初の17名に入れた中から省いても良いのかなぁと思う選手もいるのですけど、そこまでに入っている選手は中核と言うことでベテランであろうとも、結果が残っていなくても（打席数がある程度あれば含まれるようにスクリーニングしてあります）除外はしないってことにしておきました。
目玉は矢野謙次ですかね、まぁ実際のところは矢野謙次が外れるとは思いませんけど、私のやり方でやっていったら外れてしまいました。

例えば左腕が欲しい球団が相手とか捕手が欲しい球団とか、相手先の事情がわかっている場合には、それらの条件を厚くするという手も取るでしょうけど、そのあたりは何とも言えません。


まぁ数日更新が止まる相手のネタにでもしてください。