ぼこぼこに打たれたようで

  • DIME
    2007年11月20日 11:32 visibility73
春先の紅白戦の最初にも書きましたが、こういう練習試合と言うのは結果度外視と言うか、個別の打席・登板を見るものなんで、実際に見ていないと何とも言いがたいんですよねえ。
この試合において選手は何を目的としていたか、ただ「抑える事」或いは「打つ事」だけしか目的としていなかったのだとすればちょっと目的意識が薄すぎます、さすがにそれはないだろうと期待しておきます。

投手陣で言えば練習中の変化球を試投してみたり、逆に得意な変化球を封印したりしているでしょうが、そのあたりが全く書かれてない。
昨日登板した中で、前回行った時にブルペンで見れていたのは野間口貴彦と越智大祐だけ、会田有志、山口鉄也、西村健太朗は確認できなかったのでそもそもキャンプでどういう調子だったかが今ひとつわかりません。会田有志はキャッチボール見ていてフォーム固めに苦しんでいそうでしたが。
越智大祐に関しては、キャンプ中は散々持ち上げられていたようなので、ここで落とすことが出来てよかったのではないかと思います。

野手に関しては、先日のキャンプ見学の時も書いたようにどの選手も明らかに疲れがピークになっていたので、こんなもんだろうと思います。
その中で苦言を呈するとすれば、どれだけ疲れていようとも守備でミスをするのはいただけない。シーズン中にはキャンプの疲れとはまた違う形で勤続疲労が溜まっていきます。それによって多少なりとも打てなくなるのはどの打者も同じですが、やはりその状態でも守備ではミスをしないのが1軍レベルには求められることでしょう。
今日の試合に限らず、練習試合3試合とも3勤1休の日程の中の3日目の練習日に設けられていたので疲労はいつも大きかっただろうと思います、もちろん敢えてそういう日に練習試合を組んでいるわけです。そういう状態でどの試合も失策が多かったと言うのは残念ですし、まだまだ力不足だと言うことだと思います。
打てないのは1試合のほんの数打席でどうこう言うことでは有りません。ただ新人が寺内崇幸、隠善智也、坂本勇人、田中大二郎、円谷英俊がスタメンに入って、ヒットが出たのは寺内崇幸だけだったみたいですね、やっぱり彼らルーキーは報道されるほど1軍に近くはないって事でしょう、オフシーズンってのは報道のせいもあって若手への期待が過大に膨らむものですから注意しておくべきでしょうね。


練習試合で抑えるところを見ても何の足しにもならないと言うか、勝ち負け関係のない試合なら課題が見える方が面白いって私は考えています。
つまりこんだけ打たれるとわかっていたら、見ていてとても面白かっただろうってこと。こんなことなら見に行っておけば良かったなぁと思うんですけど、後の祭り。

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